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第28話「公開討論会」

───


 ルンゲが——先に動いた。


 貴族議会の臨時会。ルンゲ伯爵が、議場の壇上に立った。


「諸君。近頃の市井の混乱は、諸君の耳にも届いているだろう。商人ギルドに端を発した一連の『改革』なるものが、市場の秩序を揺るがし、民の不安を煽っている」


 二十三人の貴族議員が、席についていた。クラウスも、その中にいる。


「帳簿を公開せよ。監査をせよ。選挙をせよ。——耳触りのよい言葉だ。だが、その結果はどうか。商人ギルドの放火事件。集会による市場の混乱。法典を市民にばら撒こうとする秩序破壊行為。——これが、『改革』の成果だ」


 ルンゲの声は、穏やかだった。——怒っていない。嘆いている。そういう声の作り方だった。


「そして今、改革派は——法そのものを変えようとしている。この国の礎である王国法典を、異界から来た一介の平民の発案で書き換えようとしている。——諸君。これは改革ではない。秩序の破壊だ」


 議場に、ざわめきが広がった。


 クラウスは——黙って、聞いていた。表情を変えない。


「私は、諸君に提案する。——この混乱の責任を明らかにし、改革なるものの是非を、公の場で議論すべきではないか。公開討論会を開く。改革派と、秩序の側が。市民の前で。——堂々と」


───


 クラウスの屋敷。


「……ルンゲが、公開討論会を提案してきた」


「こちらが提案する前に、先を取られたわけですね」


 誠は、落ち着いた声で言った。


「ルンゲの意図は明白だ。——自分の土俵で、自分のルールで、公開の場を利用する。雄弁な伯爵と異界の平民。どちらが有利かは、聞くまでもない」


「でも——断れないでしょう」


 マリーナが言った。


「断れば『逃げた』と言われる。公開討論を拒否した改革派——それだけで、中立派の信頼を失う」


「その通りだ。——断れない。ルンゲはそれをわかって提案している」


 エリーゼが、腕を組んだ。


「受けるしかないなら——どう戦うかだ」


 全員の目が、誠に向いた。


「……受けます。ただし、条件を出す」


「条件?」


「討論のルールです。——ルンゲは話術で勝とうとする。感情に訴え、空気を支配し、印象で決着をつける。それがルンゲの武器だ。——対抗するには、ルールで縛る」


「ルールで縛る? 相手がルールを受け入れるか」


「受け入れさせます。——ルンゲ自身が『公の場で堂々と』と言った。公の場で堂々と議論するなら、公正なルールがあるのが当然だ。——ルールを拒否すれば、『公正を恐れている』と見なされる。ルンゲの言葉を、ルンゲに返す」


───


 誠が提案した討論ルール。


 一、双方に同じ発言時間を保証する。計時役を置く。


 二、主張には根拠を示す。数字、帳簿、証拠文書。根拠なき主張は記録に残さない。


 三、討論は公開で行い、発言内容を全て文書化して市民に配布する。


 四、聴衆は貴族議員だけでなく、市民にも開放する。


 五、司会は双方から一名ずつ選出し、共同で運営する。


「……五番が一番重要です」


 誠が言った。


「ルンゲは議場の空気を支配するのが上手い。——でも、司会が公正なら、空気の支配は難しくなる。ルンゲ側からも司会を出すことで、こちらに有利なルールだという批判を封じる」


「相手側の司会は?」


「ルンゲが選ぶでしょう。——だが、司会は二人。片方がルンゲの意を汲んでも、もう片方が公正を求めれば、バランスが取れる。——完全な公正は無理でも、完全な不公正も無理にする」


 クラウスが——少し、笑った。


「……是永殿。君は——戦う前に、戦場を整地するのが好きだな」


「好きではありません。——必要なんです。不利な戦場で戦えば、どんな正論も負ける」


───


 ルンゲ側は——ルールを受け入れた。


 ただし、一つだけ変更を要求した。——聴衆の市民開放を、「貴族議員と騎士団関係者に限定」とする。


「市民を入れさせたくないんだな」


「当然だ。——市民の前で議論すれば、数字が効く。貴族の前だけなら、権威が効く。ルンゲは自分に有利な聴衆を選んでいる」


「……受けますか」


「受けない。——ここだけは譲れない。市民を入れなければ、この討論に意味がない」


「だが、ルンゲが折れなければ——」


「折れさせます。——市民通信で、討論会の開催を告知する。『ルンゲ伯は公開討論を提案したが、市民の聴取を拒否している。公開討論とは誰のための公開か』と」


 マリーナが——ため息をついた。


「……あんた。本当に情報戦が好きね」


「好きじゃありません。——でも、公開の場に引きずり出すのが、権力に対する唯一の対抗手段です」


 市民通信第四号が配布された翌日——ルンゲが折れた。市民の聴取を認める。


 ただし、「秩序維持のため、騎士団が会場の警備にあたる」という条件つきで。


───


 討論会の前夜。


 臨時オフィスに、マリーナが一通の手紙を持ってきた。


「……ルンゲの使者が来た」


「何と?」


「手紙を置いて、何も言わずに帰った」


 誠が、手紙を開いた。


 一行だけ。


「明日の討論会を辞退すれば、全ての布告を取り消す。商人ギルドの活動を元に戻す。マリーナの店の再建費用も出す。——もちろん、法改正の話は終わりにしてもらうが」


 沈黙。


「……条件がいいわね。——正直、揺れるくらいには」


「マリーナさん」


「揺れてないわよ。——言ってみただけ」


「…………」


「あんたは? 揺れない?」


「揺れません。——これは取引じゃない。脅迫です。『辞退しなければ、何が起こるかわからない』と言っている。条件がいいのは——それだけ、ルンゲが討論を恐れているということです」


「恐れてる? ——あのルンゲが?」


「数字が怖いんです。——ルンゲは話術で勝てる。でも、数字には勝てない。数字は感情で曲がらない。公開の場で数字を突きつけられることが——ルンゲにとって一番怖い」


 マリーナが、手紙を見つめた。


「……破るわよ。この手紙」


「いいですか」


「いいのよ。——破るものは破る。建て直すものは建て直す。あたしは商人だから」


───


 当日。


 会場は——貴族議会の大広間。


 普段は貴族しか入れない場所に、百人を超える市民が詰めかけた。壁際には騎士団の兵士が並んでいる。——警備という名の威圧。だが、市民はそれでも来た。


 正面の壇上に、二つの演台が向かい合って置かれていた。


 右側に——ルンゲ伯爵。五十代。灰色の髪を整え、深紅のマントを纏っている。佇まいだけで権威がある。


 左側に——是永誠。三十五歳。灰色のジャケット——この世界に来た時のスーツの上着。それしか正装と呼べるものがなかった。


「……場違い感がすごいな」


 エリーゼが、客席で呟いた。隣のルカが、唇を噛んでいた。


 司会が、討論の開始を告げた。


───


 ルンゲが——最初に話した。


「諸君。この討論は、単なる政策論争ではない。この国の在り方を問うものだ」


 声が、広間に響いた。——低く、落ち着いて、威厳がある。百人を超える聴衆が、自然と姿勢を正した。


「我が王国は、建国以来三百年、秩序を守り続けてきた。その秩序の中核にあるのが、貴族制度だ。貴族が統治し、騎士が守り、市民が営む。——それぞれの役割を果たすことで、この国は繁栄してきた」


「その秩序に——今、異界から来た一人の男が挑戦しようとしている。帳簿を変え、選挙を導入し、情報を公開し、今度は法そのものを変えようとしている。——一見、正しく聞こえる。だが、問いたい。その結果はどうだったか」


 ルンゲが——客席を見回した。


「商人ギルドの混乱。放火事件。集会禁止令が必要になるほどの秩序の乱れ。——改革の旗を掲げるたびに、この街は混乱してきた。改革は——本当に、市民のためになっているのか」


 拍手が——貴族議員の席から起きた。市民席は、静かだった。


───


 誠の番。


 誠は——演台の前に立った。


 手に、羊皮紙の束を持っていた。数字だ。


「……私は、是永誠です。この世界の人間ではありません。この国の貴族でもない。平民です。ルンゲ伯がおっしゃった通り——異界から来た、一人の男です」


 声が——少し、震えた。百人以上の前で話すのは久しぶりだった。前の世界でも、会議室の十人を前にするのが精一杯だった。


「だから、話術では勝てません。伯爵のように雄弁に語ることは、僕にはできない。——代わりに、数字を見ていただきたい」


 誠が、羊皮紙を壁に貼った。ルカが魔法の光で照らす。——決算報告会の時と同じ方法だった。


「冒険者ギルドの改革前後の比較です。改革前——冒険者の年間死亡率は百人あたり十二人。改革後——百人あたり四人。三分の一に減りました。原因は、契約制度の導入と安全基準の明文化です」


 会場が——静まった。


「商人ギルドの取引紛争件数。改革前——月平均二十三件。改革後——月平均六件。七割以上の減少です。原因は、帳簿の標準化と契約書の整備です」


「市場の取引量。改革前——月間取引額は金貨約四百枚相当。改革後——金貨約六百五十枚相当。六割以上の成長です」


 数字を——一つずつ、貼っていった。


「ルンゲ伯は『混乱』とおっしゃいました。——確かに、混乱はありました。店が焼かれ、帳簿が狙われ、集会が禁止されました。ですが——混乱の原因は改革ではない。改革を止めようとする力が、混乱を作り出した」


 会場に——ざわめきが走った。


「店を焼いたのは誰ですか。帳簿を改ざんしたのは誰ですか。集会を禁止したのは誰ですか。——改革が混乱を生んだのではない。改革を恐れた側が、混乱を生んだんです」


 ルンゲの表情が——一瞬、固まった。


───


 ルンゲが——反論に立った。


「数字。——確かに、是永殿は数字がお好きだ。だが、数字は一面しか語らない。市場が成長した? ——それは改革の成果か。単に景気の波ではないのか。冒険者の死亡率が下がった? ——それは安全基準のおかげか。たまたま大きな討伐依頼がなかっただけではないのか」


 クラウスが——客席で、表情を変えずに聞いていた。


「そして——是永殿。あなたは『改革を恐れた側が混乱を生んだ』と言った。それは、誰のことですか。名前を言ってください」


 会場が——息を呑んだ。


 罠だ。誠がルンゲの名を出せば、「証拠のない中傷」と切り返される。名を出さなければ、「具体性のない主張」と退けられる。


 誠は——一拍、間を置いた。


「名前は言いません。——なぜなら、今のこの国の法律では、市民が貴族を名指しで告発する権利がないからです」


 会場が——静まり返った。


「この国の法律、第八十九条。『貴族に対する告発は、同等以上の地位を有する者の承認を要する』。——私は平民です。法に従えば、私には告発する権利がない。だから名前は言いません。——法を守ります」


 沈黙。


「ですが——法を守ることと、法が正しいことは、同じではない。名前を言えないのは、証拠がないからではありません。法が、言うことを許していないからです。——この法律自体が、正しいのですか」


 誠が——聴衆を見た。


「今日、この場にいる市民の皆さん。——皆さんは、この法律を知っていましたか。知らなかったと思います。なぜなら、法典は市民に公開されていなかったから。そして——つい最近、法典に関する一切の言及を禁じる布告が出されました。知ることすら、許されなくなった」


 ざわめき。


「市民通信第三号で報じた通り——この国の法典に『市民』という言葉は四回しか出てきません。四百条以上の法典の中で。しかも全て、『してはならない』という禁止条項です。——この法典は、誰のために書かれたものですか」


───


 ルンゲが——壇上で、微笑んだ。


 だが、その目は笑っていなかった。


「是永殿。——あなたの話術は、ご謙遜のわりに見事だ。数字で武装し、感情に訴え、聴衆の同情を引く。——だが、一つ聞きたい」


「どうぞ」


「あなたは——何者だ」


「…………」


「この国の人間ではない。この国の法を学んだこともない。この国で生まれ、育ち、家族を養い、税を納め、隣人と暮らしたこともない。——そんな人間が、この国の法を変えようとしている。それは——傲慢ではないか」


 会場が——揺れた。


 貴族議員の中から、頷く者がいた。市民席でも——何人かが、顔を見合わせた。


「この国の問題は、この国の人間が解決すべきだ。——余所者が来て、自分の世界のやり方を押し付けるのは、改革ではない。侵略だ」


 ルンゲの声が——大きくなった。


「伝統を壊すのは簡単だ。だが、壊した後に何が残る。是永殿。あなたは壊した後の責任を取れるのか。この国に留まり、市民と共に生きる覚悟が——あなたにあるのか」


───


 誠は——答えに詰まった。


 詰まった。——本当に。


 傲慢ではないか。——その問いは、誠自身が何度も自分に問いかけてきたものだった。


 余所者が。この世界に偶然飛ばされてきた人間が。この世界の法を変えようとしている。——それは本当に正しいのか。


 沈黙が——五秒。十秒。


 誠の手が、演台の縁を握っていた。視線が落ちた。——客席のルカが見えた。ルカが、何か言おうとしていた。唇が動いていた。でも、声は出ていなかった。


 ——傲慢か。そうかもしれない。


 十五秒。


 会場が、ざわつき始めた。


 その時——聴衆の中から、声が上がった。


「私が答えます」


 エリーゼだった。


 客席から立ち上がった。——全員の視線が集まった。


「私は——エリーゼ・フォン・ヘルマン。騎士です。いえ——元騎士です。この国で生まれ、この国で育ち、この国の法の下で生きてきました」


 ルンゲが——エリーゼを見た。


「是永は余所者かもしれません。でも、是永が持ち込んだ仕組み——帳簿、監査、選挙、情報公開。それを使って変わったのは、この国の人間です。私も。マリーナも。ルカも。グリムも。フリッツも。——この国の人間が、自分の意志で、変わることを選んだ」


 エリーゼの声は——静かだった。だが、大広間の隅まで届いていた。


「伝統は大切です。——でも、伝統の中に隠された不正を見て見ぬふりをすることは、伝統を守ることではない。それは——伝統を汚すことです」


「ルンゲ伯。——あなたは『この国の問題はこの国の人間が解決すべきだ』とおっしゃった。その通りです。だからこそ——この国の人間である私が、言います。法を変える必要がある。この国の法は、一部の人間だけを守るように作られている。それは——この国の人間なら、見ればわかる」


 会場が——しん、と静まった。


「私は騎士として、法を守り、秩序を維持してきました。——でも、その法が。その秩序が。最初から一部の人間だけを守るために設計されていたのなら——守るべきは法ではない。法の下にいる人間です」


 ルンゲが——何かを言おうとした。


 だが、エリーゼが先に続けた。


「是永が何者かは、関係ない。——問題は、是永が言っていることが正しいかどうかです。正しいなら、余所者でも聞くべきだ。正しくないなら、この国の人間が言っても退けるべきだ。——出自で議論を封じるのは、論理ではなく権力です」


 沈黙。


 ——そして。


 市民席から——拍手が起きた。


 最初は一人。次に二人。——広がっていった。


 貴族席は、静かだった。——だが、何人かの表情が変わっていた。グラーフ男爵が、手を膝の上で小さく握っていた。ベルタ男爵夫人が、唇を引き結んで——何かをこらえるように。


───


 ルンゲが——最後の発言に立った。


「エリーゼ嬢。——見事な演説だ。だが、感情で法は変わらない。手続きで法は変わる。——貴族議会の議決で。法に定められた手続きで」


「その通りです」


 誠が言った。


「だから——法に定められた手続きで、法改正案を貴族議会に提出します。クラウス・フォン・アーレンベルク子爵を筆頭提案者として。告発の身分制限撤廃。情報公開の法制化。——正規の手続きで、正規の議決で」


 ルンゲが——一瞬、眉を動かした。


「……提出するのは自由だ。——議決で否決されるだけだが」


「否決されるかどうかは、二十三人の議員が決めることです。——ルンゲ伯が決めることではない」


 会場が——もう一度、静まった。


 誠とルンゲの視線が——交差した。


 ルンゲは——微笑んだ。余裕の笑みだった。——だが、その笑みを作るまでに、ほんの一瞬、間があった。議場に慣れた人間なら見逃す程度の——だが、目を凝らしていた者には見えた程度の。


 その余裕の笑みを——グラーフ男爵は、見ていた。ベルタ男爵夫人は、見ていた。保留中の中立派は——見ていた。


───


 討論会後。


 大広間の外。市民たちが、興奮した声で話していた。


「エリーゼ元騎士の言葉、すごかったな」


「数字も——あんなに差があるとは知らなかった」


「法律に市民が四回しか出てこないって、本当だったのか」


 その中を——ルカが、黙って歩いていた。


 市民通信の第三号を手にした男が、ルカに声をかけた。


「この記事。——ルカって、お前さんか」


「……そうだけど」


「十四歳が法典を全部読んだのか。——大したもんだ」


「……別に。数えただけだよ」


───


 臨時オフィスに戻った後。


「……引き分けですね」


 誠が言った。


「引き分け? ——勝ったでしょ」


 マリーナが言った。


「勝ってません。——ルンゲの『余所者』論は効いた。あの場の空気を半分持っていかれた。エリーゼさんが立ってくれなければ、負けていた」


「立ったのは——私の判断だ」


 エリーゼが、静かに言った。


「是永が詰まった時。——あの沈黙が長引けば、空気がルンゲに持っていかれるとわかった。だから、立った」


「……ありがとうございます」


「礼はいい。——あの言葉は、前から言いたかったことだ。機会をくれたのは、是永だ」


 クラウスが——入ってきた。


「ニュースがある。——討論会後、中立派のうち保留だった一人から連絡があった」


「……なんと」


「第一案と第二案について——賛成する、と」


「…………」


「さらに。ルンゲ派の中から、一人——水面下で接触してきた。リニエンシー条項について、詳しく知りたいと」


 誠は——椅子に座ったまま、天井を見上げた。


「……動き始めた」


「動き始めた。——だが」


 クラウスの声が、低くなった。


「先ほど——エリーゼ宛に、騎士団から通告が来た」


「通告?」


 エリーゼが——顔を上げた。


「『公の場で騎士団の名誉を傷つける発言を行ったため、査問に付する』と」


 沈黙。


「……査問」


「日時は三日後。出頭命令だ」


 エリーゼは——しばらく、黙っていた。


 それから、静かに笑った。


「……来たか。——覚悟はしていた」


「エリーゼさん——」


「是永。大丈夫だ。——査問は、受ける。逃げれば、あの討論会で言ったことが嘘になる」


「でも——」


「『出自で議論を封じるのは権力だ』と言った。——なら、権力が来ても逃げないことが、あの言葉の証明だ」


───


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