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お久しぶりです!!

やっと投稿できました!!

お待たせしました(あ、待ってなかったですよね)

 本を探し出して約一時間後、お目当ての歴史書の棚を発見した。絵本から古代語を使用した難解な本までいろいろあった。古代語とははるか昔に限られたもの階級の者たちの間でのみ使用されていて現在は廃れた言語だ。現在の言葉は古代語とは全く違う文法と文字でできている。


 (普通、古代語で書かれているものなんてこんなところに置かないと思うんだけど)


 古代語で書かれていることは、大抵重要なことばかりである。いくら使用できるものがいないとはいえ普通は一般のものも目にできるような所には置かないものだ。内容によっては弱点をさらしてしまうこともあるのだから。もちろんシェルフィーダにも古代語を使用した書物は一般のものとは違う場所にあるーーーーー現在は何故だかソフィアの部屋にあるのだが。


ーーーーー”だってソフィアちゃんの部屋が一番安全なんだもん!!” by父


 (幻聴がきこえた。ていうかいい年したオヤジが”もん”とか使用するのは気色が悪すぎるな。帰ったら絞めるか。でも本当に帝国は油断しすぎだな。どこにでも│例外≪・・≫は存在するのに)


 古代語はあることをすれば、自然と使用できるようになる。まぁ、その”あること”じたい現在ではできるものがあまりいないのだがーーーーーそしてもちろんソフィアは古代語が使用できた。そもそもシェルフィーダの王族には、古代語を理解できるものがほかにもいる。ソフィアの祖父や元宰相、やや放浪癖のある従兄や予想ではあるが、アレックスももう少し成長すれば理解できるようになるだろう。意外なのは父王も使用ができることだ(といっても話すことはできないが)古代語の使用可能の有無は、シェルフィーダの王になる資格の一つでもあるのだ。


 よって、ソフィアの王位継承権は2位なのだ。そして一の姫を差し置いて、二の姫のほうが継承権が高いのもこのことが理由である。二の姫もある時までは古代語を流暢に操っていた。今ではほとんど使用できないが。


 (まぁ、とりあえず古代語の本でも読んでみるか)


 そう思いソフィアはそこにあるすべての古代語で書かれた本と、数冊の現代語で書かれている本を両手に抱え、読書スペースへ移動した。

これからはちょこちょこ更新できると思います。やっと学業にひと段落つきました><

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