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魔法を使ってみる

本日2話目です。

お願いいたします。

「で、どうすれば魔法を使えるの?」

エミリーが怒気を抑えながらエドガーに詰め寄る。


「ひぃぃ、は、はい」

エドガーは、土下座から起き上がりベッドを降りてビシッと姿勢を正して立つ。


「エミリーは、魔力を感じる事は出来る?まず、これが出来ないと魔法は使えません」

エドガーがハキハキと質問をする。


「魔力?ああ、この力かしら?」

そう言うとエミリーが右手の平を上に向けて、掌にピンポン玉くらいの魔力の塊を浮かべる。


「素晴らしいです、エミリー」

エドガーが見え透いたおべっかを使う。


「気持ち悪いからやめてその口調」

気温が3度位下がったかのような冷たい視線を向けながら、エミリーが指摘する。


「ご、ごめんなさい。それが出来れば後は、呪文とイメージさえ出来れば魔法がつかえるよ。掌の上に電球をつけるイメージを固めた後、俺の後に続いて呪文を唱えてみて」

エドガーが呪文をゆっくり唱え、それにエミリーが続く。


「【ライト】」「【ライト】」

エミリーがエドガーの後に続き、【ライト】の呪文を発動させた。エミリーの掌の上には、エドガーより少し大きく明るい光の玉が浮かんでいた。


「やった!やっぱり私って天才? でも何で私の方が大きくて明るいのかしら?」


「天才って自分で言うかな?いっ、何でもないです。多分、イメージした明かり?が俺より大きくて明るいイメージだったんじゃないかな?」

エドガーはエミリーと自分の【ライト】を見比べながら呟く。


「で、この【ライト】はどうやって消すの?いい加減眩しいんだけど」

エミリーが目を細めながら、エドガーに質問する。


《まったく、勝手なんだから》

「簡単だよ、消えろって思えば消えるよ」

心の中でエドガーは悪態をついた後、【ライト】の消し方を教える。


「エドガー、心の声丸聞こえだからね。次は無いから、『消えろ』でいいのね。あ、消えた」

エミリーが消えた光の玉を掌を握ったり、開いたりしながら呟いた。


「でも、エドガー。どうやって魔法文字?を読めるようになったの?私には、この魔法書全然読めないんだけど? んっ?」

エミリーは魔法書を見ながら文句を言いつつ、再度魔法書を見直した。


「あれ、さっきまで読めなかったんだけど…今は読めるわ???」


「凄いね、一度の魔法でスキルを取得したんだ。俺なんか3日くらいかかったよ」

エドガーが肩をすくめながら、言う。


「どうやって読める様にだったね、この魔法書を見つけて見てたんだけど全然読めなくて。最終的にはアンが【ライト】を唱えているのをこっそり聞いて覚えたんだ。でも、発動まで凄く練習したんだけどね…はぁ」


「いつも一緒にいるのに、何処で練習してたのよ?」


「トイレの中とかな?」

エドガーがホホを掻きながら呟く。


「そんな所で練習するなら、もっと早く情報共有すればいいじゃない!」


「いやー、驚かせたかったんだよね。でも、エミリーの方が優秀って事が分かり逆にダメージ大きいけど…」

エドガーが下を向きながら返答する。


「まったく、双子なんだから基本スペックは同じはずよ。私が一度でうまく出来たのは前世での能力の為だと思うわ。だから、落ち込まなくてもいいわよ」


「それでも、スペック差があるってことじゃない?」


「そこは、双子なんだから補完し合えばいいじゃない。で、【ライト】の呪文だけじゃないんでしょ。エドの事だからこれ以外の事も試したんでしょ?」

エミリーは鋭い視線をエドガーに向けながら質問をする。


「もう、降参。この初級魔法書にはその人の使用できる系統を調べる事ができたんだ」

エドガーはエミリーより魔法書を受け取り、最初のページを開く。


「このページの魔法陣に右手をのせて魔力を流すと、取得している魔法の系統が光るみたい。俺は光、水、風魔法のスキルをすでに持っているみたい」

エドガーが魔法陣に右手をのせて魔力を流すと、光、水、風と書いてある魔法文字が光った。


本日後1話あります。

お願いいたします。

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