用語解説(随時更新)
ロンドン講和条約
・ 概要
1942年にロンドンで結ばれたイギリスと枢軸国間における講和条約。同年、シンガポール陥落・本土の対空戦力の大幅な喪失により戦争継続は困難であると判断したイギリス政府が単独で結んだ講和条約。
この講和によりヨーロッパ大陸においてドイツが覇権国家となることがほぼ確定し、オーストラリア・ニュージーランドが日本と講和するきっかけとなるなど第二次世界大戦の流れに大きな影響を与えた。
内容としてはイギリスが大英帝国であることを放棄する代わりに本土と自国民、王室を守った条約と言える。一方でアメリカを裏切ったとも取れる内容とタイミングから英米関係を冷却化させる原因ともなった
・ 内容(本編に関わる部分のみ)
1: イギリス本土(ブリテン島及び北アイルランド)への攻撃停止
2: 捕虜の国際法及び人道的原則に基づく待遇の保障及び帰還
3: 英国王室及び英国の君主制の存続
4: スエズ運河における英国船舶の安全な航行の保障
5: 国防軍の維持
6: ドイツのヨーロッパ大陸における新秩序を承認し英国は武力で覆すことをしない
7: 香港・香港島の主権・租借その他の権利を日本へ移譲する
8: 南アジア・東南アジアにおける植民地支配を終了し、各地域の独立を承認する
9: 満州国を承認し国交を樹立する
10: 北東アフリカにおける軍事的・政治的権益の放棄
11: スエズ運河地帯の非武装化及び権益の放棄
12: 反共産主義協力
13: 英米共同戦線からの離脱
14: 対米中立
15: 南アジア・東南アジア植民地における大規模な財産整理




