表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

164/720

浮気相手は✕✕

164話 浮気相手は✕✕


 顔の見える画像を何枚か見て、わかった。


「金田一さん、わかる?」


 顔を赤らめて彼女は。


「キレイな人ですね……あ、でも。表情が同じです。この人はイヤ、コレは人形?」


「そうだよ金田一ちゃん。コレ、中華国製のダッチワイフだ。見たまえ」


 社長は、パソコンのキィボードをかろやかに操作してある画像を見せた。


「コレは、あのターゲットが抱いていた人形よね」


「コレ、中華国製のダッチワイフのカタログ。このドールだよ。同じ物だね。彼の浮気相手はラブドールなんだよ」


「旦那さんは、中華製のダッチワイフを買い。県外の別荘に住まわせていたんですか……」


「だね金田一ちゃん。よーく見ればわかるだろ。でも、よーく見ないと静止画だと人間と区別がつかないほど、よく出来てる。ウチにも一体……」


「テレビのドキュメンタリー番組で見たことあります。妻がいるのに。アパートを借りてラブドールを買い、部屋に保存している男性の話」


「獄門島ちゃん。それ、僕も見たよ。あのドールの出来に惚れる気持ちもわからなくない……」


「社長も持ってるんですものね」


「え、僕、そんなコト言ったけ……」

「はい、ウチにも一体と」


「わたしも聞きました社長。でも、コレって高いんでしょ……」



「あー忘れ物しちゃた。あれ、みんなでナニ見てんの? ナニ、なんでこのメンツで、女の子の裸!」


「八ツ墓村さん、コレは仕事の……」


「仕事で、女子高生が制服を脱いでる画像見てたの、あんたたち……」


「よく見て下さい。コレ人形です」


「言われてみれば……。よく出来てるわね。ちょっと見、人間よね」


「旦那さんの浮気相手が、この人形だったんです」



 その後の話。


 ラブドールとの浮気は、ともかく。

 先生が教え子との交際がバレ。

 離婚成立。


 でも、先生は女生徒とのデートを楽しんでただけで体の関係とかは、なかったそうで。


 ラブドールとのコトは趣味なので問題なし。

 まあ奥さん無視して他県に家借りて、人形と戯れてたのは、いろんな意味で問題だが。


 離婚した先生は学校をやめて。

 今は、あの祭玉県の家でラブドールと暮らしてるそうだ。

 

 人形愛……。フィギュア好きの等々力和泉よ、あーならないことを祈る。


 でも大丈夫かな。

 あの子は好きな女を見つけるとすぐに告るタイプだから。


『金田一探偵』の巻 おわり


               つづく

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ