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あなたはもう愛していないのね
詩のような作品です。
あの頃はいつだって笑っていたわ
わたしたち
幸せだねって
何度も何度も語り合って
微笑んでいたわね
あなたといられるだけで毎日が輝いていて
とても
とても
幸せだったの
あなたの隣にいられる
ただそれだけでいい
迷いなどなく
子どものように純粋に
言える気がしていた
たくさんの場所に二人で行ったこと
楽しい思い出を作って
写真だって撮ったわ
きっと永遠の思い出になるからって
そう言って
共にある未来を信じては話していた
楽しい明日を
嬉しいことがある明日を
ただただ信じていたの
そこには迷いなんてなくて
あの頃のわたしは
けれどもあなたは
わたしを捨てたの
婚約破棄を告げられて……
あなたはもう愛していないのね
そう気づいた時の衝撃は
信じられないほどのものだった
嘘でしょう
そうと言って
叫びたいくらい……




