表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
32/45

火の鳥




前回の戦いが終わってすぐのことだった。

スウェーデンからジェット機に乗って、イタリアまでやって来たのは昨日の夜だった。

飛行場では、報道関係者に取囲まれて偉い目にあった。

誰かが俺の事を報道関係者に洩らしたに違いない。

どうにかギルド職員や飛行場の関係者の手によって、守られるように車に乗り込んだ。




イタリアのエオリア諸島に属するヴルカーノ島。


そこに俺は居た。

そして約21キロメートルの火山島を見上げていた。


あの噴火口ふんかこうに、火の鳥がみついているらしい。


なんでも噴火口の中に入り込んでいるらしい。



イタリア軍は下手に攻撃して、噴火しては困ると思った。

噴火すれば被害が出ていない島が壊滅かいめつしてしまう。

なので火の鳥が出て来るまで待機していた。


出て来た火の鳥は、強かった。全ての戦闘機を墜落させていた。


海からのミサイル攻撃も、振り切る速度で飛ぶ火の鳥であった。

軍隊はお手上げ状態だった。

そして反撃を食らって、艦隊も全滅させていた。




俺は、レッドドラゴンだったドラ丸を召喚。

赤銅色しゃくどういろのボデーが神々しく輝いていた。


『ご無沙汰ぶさたしているな主殿』


「ああ分かっているよ。召喚しなくて悪かった。今度はあの火山に棲みついた火の鳥をやっつけてくれ」


鳥如とりごときに、何の事はない』


「そうだろう、お前なら楽勝だからな」



そんな会話をしていると、火山から火の鳥が急に飛び出してきた。


ドラ丸の頭上を凄いスピードで旋回して、「キィーーィ」と鳴き去っていった。


『ふん、小癪こしゃくな奴だな。覚えていろ』



ドラ丸はうなずく、ふわりと舞い上がった。


あっという間に小さくなっている。

戦っている事は分かるのだが・・・

しかし、どっちがドラ丸なのか全然分からない。



追加のドラゴンを出そうかと考えていたら・・・


『余計なことはしないでくれ』と念話ねんわしてきた。

プライドの高い奴だ。

それにしてもあなに離れているのに、俺の考えが分かるのか・・・



ああ、空高い所で大爆発が起きていた。

ドラ丸は死んでいない。召喚獣とのつながりで生きていることは分かっていた。



『待たせたな。お土産だ』


そう言って魔石を投げてきた。

その魔石は、案外大きかった。


『まだ居るから、待っててくれ』


そう言って飛び立った。


え!まだ居るって・・・

そして噴火口に、黒魔法の攻撃を放っていた。


すぐに飛び出してきた。


5羽の火の鳥で、最初の火の鳥より半分の大きさだ。

1羽が黒球に命中して、木っ端微塵こっぱみじんになっていた。


又もや空中戦なっている。


ほとんど見分けがつかない。

そして大爆発だ起きた。これに2羽が退治された。

残りは3羽だ。



そして1羽がきりもみ状に落下して来た。

海面に大きな水飛沫みずしぶきがたっていた。


あ、死んだなっと思った。そして魔石がムダになった。


残りは2羽だ。



そしてドラ丸が戻って来た。


片手には2羽の火の鳥の首が掴まれていた。

1羽は死ぬ寸前で、もう1羽は元気に暴れていた。


きのいいのは1羽だがどうする』


「好きなようにすればいい」


その途端に2羽の頭をかぶり付いていた。

なんてことをするのだ。そんなことを目の前でするな・・・

あっという間に、2羽を食っていた。

多分、魔石も食っていたはずだ。仕方ないなーー。



ああ疲れた。

あまり睡眠が取れなかったので、イタリアで2日間のんびりと過ごした。

ウフィツィ美術館でメディチ家収蔵のイタリア・ルネサンス絵画を見てきた。

戦い続きだったせいか、なにやら癒された。





新たに追記しました。

もし面白ければ。

下の項目の☆☆☆☆☆でポイント応援して下さい。


良ければ5点、悪い1点でもお願いします。


気になる方は、ブックマークを付けて下さい。

書く為の応援をよろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ