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株式会社エデン、異世界対策課  作者: 虎川 悟
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M0K5 地球侵略行為10 魔界5

 ショゴスを砕いた大男はその巨躯に似合うだけの胸板に手足をしていた。そして武器は巨大なウォーハンマーだ。さっきのショゴスはそのハンマーで砕いたのだろうと見て取れる。その証拠にショゴスの残骸がそのハンマーにへばり付いています。


「おい人間!俺をさっきまでの小手先だけの無能どもと一緒にするなよ?俺はこの幹部の中で最強だからな!」


といって得来たが正直到底信じられないというか信じていない。だって図体がでかいだけにしか見えないのだから。例えるなら、風船で出来たお化けみたいな感じ。

 俺は無言でナイフを取り出してから、馬鹿笑いをしている大男の懐に潜り込み膝裏を切り刻み、足を切り取る。


「ぐぁ!!クッソてんめぇ!!ぶっ殺してやる!!」


大男はそういいうとウォーハンマーを振り上げて地面に打ち付けて来た。

 俺は振り上げた瞬間に遠くに避難して回避したため空ぶっていますが、ウォーハンマーの攻撃がめり込んだ部分は小さなクレーターができていた。当たるのは危ないなこれ。

 

「どうした人間!?尻尾巻いて逃げるのか?!あぁ?」


という声を無視してナイフを壊すことを覚悟で、全力で魔力を流し込み大男に向かって投擲した。

 ナイフは空中で分裂して持ち手から尾が引き強靭なひもが付いたナイフが絡みついて、突き刺さり、ハリネズミみたいになった。ああ、ハリネズミというより針ゴリラかな?

 俺は針ゴリラに歩み寄り、魔力を流そうとすると真横から矢が飛んできたのを察知したため距離を取る。そちらのほうを見ると長い耳が特徴的な女性がいた。


「これ以上我が同胞を殺されるわけにはいかぬ!!死ね!我が同胞の仇!」


といって次々に矢を放ってきた。俺は矢を躱して距離を取っていると、針ゴリラが糸を解いて血だらけになっていた。

 

「大丈夫か?レゴリ」


「うるせえ!このひょろメスが!おれ様を助けたつもりか?イラつくんだよその態度がよぉ!!」


と針ゴリラことレゴリが激昂して言う。どうやらこの女性のことが大嫌いらしいね。

 俺は仕方がなく魔導銃を取り出して、寅モードに切り替えてから弓を番えた女性に向かって発砲し、弓を破壊する。その弾丸は女性の首を撥ね飛ばし始末する。

 そのまま魔導銃を両方未モードに変えてから合わせるとマシンガンに変化した銃でレゴリに向かって発砲する。レゴリは最初は豆鉄砲がパチパチと当たっているだけだが、未モード二重だと相手の防御も削れますので、どんどん攻撃が効いて来て腕を破壊して腹に穴をあけて立ったまま死んでいました。やっぱり雑魚だったな。こいつら。多分本当に戦えば強いんだろうけど戦い方がまずかったな。


「バッ馬鹿な!あいつが倒れたぞ!!」


といった反応から察するに本当に強者だったのかな?

 さて残り三人かな?白衣を着たお婆さんに、鱗が付いた男性、腕が複数ある女性といったメンツか。そういえばいつの間にか結界もなくなっていた。

 やっとあと少しか、疲れるなあ全く。と考えていると腕が複数ある女性が杖をそれぞれの腕に持っていた。そして魔法を俺のほうに使ってきた。無言で。

 俺はやすやすと魔法を避けると女性がにやりと不敵に笑った。俺は不敵な笑みを疑問に思っていると、魔法が地面にバウンドして後ろから襲い掛かってきた。

俺が驚いたような顔をしていると、


「フフフ?あなたが絶望する表情が見たいの。だからまだまだ行くわよ」


といいながら杖を振るいさらに巨大な魔法弾を放ってきた。その大きさは、大玉転がしにでも使えそうなくらいの大きさだ。それが複数あり、逃げ場がなくなってきた。

 久しぶりのピンチかな?楽しいなぁこれ。俺は魔導銃を丑モードに変えて自分に使いリジェネの効果を付与し、次にDWTを辰モードに変えて自分に使い防御態勢を取る。

 

「ウフフフ、死んだわね。さぁてと死体を回収しましょうかね」


「あいつの死体は私にくれないか?眷属にしたいしのぉ」


という声が外から聞こえてきた。全く死体も確認しないで笑っていたので、俺は土煙の中から静かに魔導銃を取り出して最速の辰モードと戌モードに変えてから放つと、女性の頭を貫通させて殺した。

 土煙が晴れるとそこには何が起きたかわからずにあたふたしている男性とお婆さん。そして俺を見てから男性は俺に向かって叫びながら襲い掛かった。

 

「てめぇ!よくも俺の大事な人を!」


え?まさかのカップル二組目?カップル率多いな魔王軍幹部ということはあの婆さんもさっきのじいさんの?とこぶしを捌きながら、


「あ!今さっきの女性が動いた!」


とはったりをかます。男性が一瞬で女性のほうを向いた。俺はそのすきを逃さずに剣を後ろから突き刺す。男性は地面を這いながら女性の横に移動して、手を握りながら息を引き取った。


「さてと残りはあんただけだな。覚悟しろ」


「きっきひ?キイヒヒヒッヒッヒヒヒ!私だけぇ?馬鹿言っちゃあいかんぞぉ?小僧!ワシの軍勢はなぁ!」


というなり地面に紫の魔法陣が出来上がり、上空にも同じ魔法陣が浮かび上がり、今までの死体が急に動き出しました。


「さあさあこやつらは心臓を消そうが体を消し飛ばそうがレイスになって復活するもう貴様のまけだぁ!今降参すれば丁寧に処理をしてやるぞぉ?ポウェ!」


と説明が長くてうるさかったので、頭を打ちぬいてしまった。しかし、死体のゾンビ軍団はなぜか動いている。

 俺は攻撃が当たらないように空を飛んでから、地面を一瞥すると、さっきまで歌君の呪いで死んだ魔族がたくさんいた。

 俺はさっき言っていたお婆さんのセリフを聞いて確認をするために近くのゾンビの頭を引き飛ばすと、頭がない状態で襲ってきた。さらに攻撃を加えて体をミンチにすると、魂を魔力でコーティングしたような幽霊が出てきて魔法を使ってきた。威力はそれほどだけれど、本体には物理攻撃が効かず、迫ってきた。俺は聖属性の魔力を流して亥モードで放つとレイスはシュワシュワという音がして消えていきました。なるほどこいつは聖属性の魔力がよく効く。

 俺は空に昇りフュージョンディスクを子モードに変えて放り投げ、聖属性の魔力を流して亥モードと子モードを撃ちこんで放置すると、キュルキュル音がして、白い弾丸が放たれ分裂し、それぞれが聖属性を載せて衝撃波を放ち、ゾンビどもを浄化しました。 


「ふう。終わったあー疲れた。そういえばさっきの月姫ちゃんががっくりしていたのは何だったんだろうな」


と考えていると、脳内から声が響いてきた。この声はもしかして!


〈清水 彩〉


 魔王の鎖に絡まれて、気づいたら牢屋につながれていた。よく見る壁に鎖があるタイプだ。私は魔力を流そうとしたがなぜか全く魔力が感じられない。


「無駄だ、その鎖には貴様の魔力を遮断して練れなくする効果がある。無駄な努力はやめておけ」


と扉が開いて魔王が出て来た。


「この部屋は何処でしょうか?それに私の服は?」


「ここは吾の私室だ。そして貴様の服など奴隷にはもう必要ないからな。しかし見れば見るほどいい女

今すぐにでも吾のものにしたい。しかしあの女も極上な女だ」


は?!私の月姫ちゃんを自分のものにするって?はっイケナイイケナイ我慢しないと。


「それで魔王様?先程の女性は何処にいるのでしょうか?さっきのはダミーでしょう?」


「ほう。それに気づいて吾につかまったのか?あの女は吾のお気に入りだからなそうそう手放すわけがないであろう?」


「ではしばし牢屋の中を楽しむんだな吾は貴様と共に来たネズミどもを始末してからゆっくりと楽しんでやろうフッハハハハハハハ!!」


といいながら、魔王は牢屋から出ていった。私はどのくらいの時間がかかったのかわからないが、私はあえて捕まったということなので、牢屋の鎖を軽く引っ張ると、壁ごとゴトンという音が響いて私の腕が自由になった。

 実は私はエデンで屈指の怪力を持っていて、普段は私の魔法とあのスーツのおかげで、いつもの生活はんだいないですが、あのバカ魔王が私の魔法を解いて服を破いてくれたおかげ《せい》で、自由に動けません。

 私は拘束具の留め具を握って外して、もう一つも同様に外してから牢屋の柵のほうに歩いていき、柱を持ってフンっと!力を入れると私が出られるくらいの幅に広がったので、何とか出る。

 牢屋は複数あり、私はそれを歩いてみて回ると意外と清潔で、中には一人ずつあてがわれているみたいですね。

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