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株式会社エデン、異世界対策課  作者: 虎川 悟
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M2K3千日妖万両鬼

 聖勇者ブレイドがピュアランドに行って、7日目、藤原月姫かぐやは、自室で勉強をしていた。すると、後ろからクイ、クイと袖が引っ張られました。後ろを振り返るとかわいいきつねがいました。キツネは吠えながらしっぽを振り、扉を前足でテシテシと叩き散歩を促していました。私はそんな時間かと思いながら首輪とリードを付けて外に出る。時間は午後6時だった。そのまま近くの川まで行き飼い狐のカスミと一緒に走る。いつものコースだ。何故街中をきつねが走っていても大丈夫かというと首輪に認識阻害の効果があり周りからは、赤茶柴犬が散歩しているように見えます。そのまま、川を一周するとまだ走りたがっていたので、そのまま神社まで走り、カスミが満足顔を見せたので、家に戻り、お風呂に入り、ついでにカスミを洗う。風呂から上がり、カスミ用のごはんと、私は近所からもらった煮物とご飯を食べていると、電話が鳴った電話に出ると清水さんがいました。


「はい。清水さんこんばんわです。こんな時間にどうしましたか?ごはんでしょうか?」


「失礼ね、私は食べたわよ。じゃなくて、実は今日はあなたの家の近くの神社で反応が出たと報告があったわよ。今回は、妖怪みたいな気配がしたの。勇君は幽霊と妖怪が苦手なので、今回はお願いできる?」


「はい!前回は私の都合で聖さんにご迷惑を掛けましたから頑張ります。それで時間は何時ですか?」


「えっとね、明後日の19時ね。がんばってね。」


といい、通信を切りました。えっと明後日の19時って、確か祭りがあったような。と思い少しづつ準備を始め、カスミに、


「明後日お仕事だよ。頑張ろうねカスミ。」


と言い、寝ました。カスミはごそごそと月姫の布団の中に入ってきました。


 それから、私は本社に行き手続きをして、借りてあるロッカーの中にある等身大のマネキンを持っていきました。私はまだ学生の身分なのでこのコピー人形を借ります。家に戻り、お札を確かめ、足りなくなっていたので、工房班の方々に作ってもらったコピー機で複製する。いろいろと準備を終え、遂に当日です。私は18時まで時間をつぶし祭りに行くために、浴衣に着替えてカスミと一緒に散歩に行くように神社に向かい、途中カスミには悪いけど、ストラップに変身してもらう。カスミは妖怪なので、変身できます。そのまま懐に入れ神社に向かい時間が来るまでまつ。時間が来たのがわかったのは、鳥居が二重に見えて、少しひんやりした時です。小学生くらいの集団が鳥居の中に入りその瞬間何事もなかったように消えました。私は慌てて鳥居に飛び込みました。

 鳥居をくぐるとさびれた神社があり、振り返ると雑木林がありました。召喚者がいないのでこれは自然現象での召還かな?と考えながら、私の服を見る。

 私の服は、濃い目の赤色にところどころに竹の模様がある。上は短い丈の着物で、袖には銀の枝に、金縁の青い珠や、赤、金などまるで蓬莱の玉の枝を思わせる柄が、背中にはおぼろ月と貝を口にくわえた燕、帯は花々が咲き、襟には龍を象った柄があり、全体の色は紺色です。

 ひとしきり確認を終えたので、ストラップになっているカスミにさっき入っていった子供がどこに行ったか探ってもらうと、カスミが吠えた、その方角を向き目を凝らすと、なんか強い気配が感じられました。カスミの変身を解き、真の姿を開放する。体がどんどん大きくなり、しっぽが九本に分かれて、ふわふわさが増し、私は今にも抱き着きたい衝動を抑え、大きくなった九尾にまたがり先ほどの強い気配のある方に走ってもらいました。走っている間に、本社から私の脳内に通信がありました。

〈M2K3 呼称名 千日妖万両鬼〉

 と出ました。ついてからその通信が来るまで10分くらいあるため、少しだけ時間が遅いようです。すると、さっきから走っていた九尾のカスミが「ウォン!」と一つ鳴いたので、走っている方向を見ると、浴衣を着た少年が何かの影に襲われていました。目を凝らしてその影を見ると、大きさが三メートルほど、人型、ゴリゴリの筋肉があり額には角が生えている鬼がいました。その鬼が少年を今にも襲おうとしていたので私はカスミに鬼の相手をお願いし、少年たちに近寄る。


「待たせたね。大丈夫?ケガしてない?もう大丈夫助けに来たよ。」


私は不安にさせないようにやさしく声をかけて安心させると、カスミのほうを向くと、

 カスミは月姫が下りた後ノンストップで鬼に突進し吹き飛ばしました。九尾は九つの妖術を使え、その一つの影を操る術を使い鬼を縛り付け、カスミのほうを見る。

 私はカスミに対し、頷くとカスミは子供に見えないように配慮しながらとどめを刺したのを確認し、少

年たちに向き直り、

「探したよ、さあ、帰ろうね。これで全員かな?」


「そ、そうだ俺たちだけだ、か、帰せ、今すぐに帰せ!」


と今時珍しいガキ大将風の男の子が言い出していたが、正直そんな風に言われイラっとしたが、頑張って


耐え、ほかの子を見ると。

「そ、そそそそうです。俺たちだけです。」


とほかの子も便乗するように言っていたが、


「でも、、、あの子はいいのかな?」


と一人がこっそり言ったのを私は聞き逃さなかった。


「どういうこと!?あと一人いるの!どうして黙っていたの?」


と私は詰め寄ると少年たちは泣き出してしまいました。


「だって、だって怖かったんだもん帰りたかったんだよ。」


と泣きべそをかいていました。もう一人の子を探すのに、こんな足手まといを連れて歩くのも時間の無駄なので、彼らだけでも先に帰すことにしました。

 私は懐から虫眼鏡を取り出し、妖気の貯まっている場所を探し、簡易鳥居を設置して、妖力を集めると、簡易鳥居が紫に光りだして、鳥居に膜が張れて、いたので、膜の中に顔をのぞかせると元の神社で、遠くに祭りばやしが聞こえてきました。よし、つながったことを感じて少年たちに残りの少年の容姿や特徴、名前を聞き出し、くぐって帰るように促す。全員帰ってから、探索に乗り出す。

藤井月姫は、陰陽師兼サモナーという感じです。


妖気というのは、魔力のようなものですが、魔力の密度が薄い靄みたいな感じです。イメージとしては水が魔力で、妖気は靄や霧みたいな感じです。

 魔物は魔力の塊、魔石が体に残りますが、妖怪はある程度力のある妖怪以外は死ぬと姿ごと消えます

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