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エルフの幼女(30)。異世界のんびり転生記  作者: 那田野狐


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何をやろうかな?

 1日が終わった。プレオープンだし、宣伝した訳でもないので店は閑古鳥。

 まぁ、その分、魔法のレベルは爆上がり。生活魔法だからだろうか?

 火を付ける。水を生む。風を起こす。土を固めたり砕いたりするだけだけどね・・・土だけ二つというのは面白いね。


 で、この魔法。混ぜることが出来る。

 水と火でお湯が風と水で氷が生まれる。まぁ、化学で説明出来ることが一通り出来る。

 そして、火と土と風で火矢、風と水と土で氷矢という攻撃魔法が生まれたのには驚いた。

 土と風でアローって攻撃魔法が生まれたときは土魔法って凄いってなった。

 まあ、理屈を想像出来たっていうのが大きいと思う。

 魔力があって想像が出来て現象になるって感じ。

 まぁ、この世界の魔法体系がどうなってるとか解らないからどうなってるかは不明。


 翌朝。スラ吉がやらかした。堆肥にすべく溜めていた汚物の壺にいつの間にか入っていて、すべてを水に変えていたのだ。

 本人も水も全く臭くもないというのは凄いと思う。と同時に畑の肥料をどうするのか悩んだ。スライムからすると堆肥の混ざった土は格好の餌である。

 だが、スラ吉は賢かった。堆肥の混ざった土を食べないよう説得したら聞き分けたのだ。

 まぁ、森の中でも堆肥のようなものは食べないかもしれない。他に食べるものがあれば・・・


 森に行って腐葉土を集める。身体強化があるので楽勝。ついでに植えるものを探す。鑑定便利。

 サツマイモを発見。

 紅芋という名前だった。

 土の中になるからか、食用と認識されてない。もったいない。

 ジャガイモも発見。

 拳骨芋と言うらしい。

 日を置いて芽がでると毒を含むので危険物扱い。

 他に食べるものがあるなら無理して食べないか・・・

 動物にも遭遇する。

 角のない兎。雉。それぞれ三匹。魔法の練習も兼ねて魔法矢で仕留める。 血抜きは収納スキルが時間を止めてくれるのでここではやらない。肉食獣を呼び寄せてもつまらないからね。


 家に帰る。早速サツマイモとジャガイモを植える。次に兎と雉を捌く。

 首を切ってバケツにダバー。

 スラ吉がバケツにダイブ!吸収してほんのり赤くなった。

 そして鑑定に沿って兎の臓物をダバダバと。臓物はスラ吉のご飯。肉は冷蔵庫で冷やす。

 備え付けの炊飯器でご飯を炊いて、出来上がるまで魔法の練習。砂糖入りゼリーはヤバげな匂いがするので自家消費。

 雉肉が手には入ったので唐揚げを・・・その前にジャガイモを細かくすりおろしてガーゼに包んで水で漉し出来た液体を沈澱させ、底に溜まった個体を乾かす。片栗粉の完成だ。

 これを醤油、塩、胡椒に漬け込んだ雉肉にまぶし油で揚げる。唐揚げの出来上がり。店で売れるハズだから大量に作る。

 今日はここまで。


 次の日。

 街の散策。

 焼き肉の屋台が多い。

 ボアや鳥。兎。味は大抵が塩のみ。塩、胡椒がたまにある程度。

 また、パンというかナンを売ってる屋台もある。

 あと、少しの肉と野菜の入ったスープ。

 店舗で食事を提供しているところはない。基本立ち食いだ。


「食べ物屋か・・・」


 ラーメンやらうどんとか流行る気がする。

 家が対応できればの話だが・・・うん。出来るような気がする。


 食事を提供する店は昼でも酒を提供する店だった。冒険者風の若者がたむろってる。

 夜間に狩りに出かけるという獣人のパーティーも少なくない数がいたのも印象的だ。

 夜鳴きソバ・・・いけるか?一応候補に入れておこう。


「服は中古屋か・・・」


 異世界あるある。基本、服は着回しで母親がリメイクし最後は薪の焚き付けというのが一般的だ。

 一部、服屋が都会とかで古着を回収して弟子の育成の為にリメイクして売りだすという販路もある。

 都会で古着を買ってこちらに持って帰るときに収納スキル持ちが駆り出されることがあるかもしれないね。


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