魔法を覚えた
小売りをするなら砂糖。常設ではなく週の頭に・・・しまった。週の始めとかの概念が果たしてこの世界にはあるのだろうか?皆さん一斉に休むなんて習慣はないのでは?
まぁ、7日おきに店を開けるとかでもいいか。
取りあえずどこにどんな店があるのかを見て周り、自宅に戻る。
次に自宅周りに庭を設定。畑となる範囲を鍬で耕す。
鍬は家の倉庫にあったよ。やったね。
身体強化で作業も楽々。そして、作業中も魔法で土を動かすことを意識して使っていると・・・
【土魔法を覚えた】
【クリエイトアースLv.1】
土を小石に小石を土にする事が出来る。
どうやら魔力を対象物に使って働きかけると魔法を覚えるようで、これは畑の中にある石を土に土を石にする魔法のようだ。
岩が土に変わるなら畑作りは楽になる。それと家の周りに柵が作れる。
早速、家の周りに5センチほどの段差を作って行く。将来的には柵にするのだ。
翌日。
今日は近くの森に体力を回復する薬草。別名ヒール草を探しにきた。
冒険者ギルドでも採集クエストになってるアレだ。
「鑑定。食べられるモノ」
目に見える範囲を鑑定する。食べられるモノが光って見える。
食べられない植物は毒草。ま、毒草は毒草で価値があるから採集。
青く光るのがヒール草で黄色く光るのが食べられるモノ。
大抵の植物は食べられるモノなので黄色く光る。
「鑑定。ヒール草」
取りあえず条件を絞ります。
「大量大量」
手引き書を元にヒール草を取って行く。
このヒール草。栽培することは成功してないらしい。どうやら魔力量が足りてない様子。40束ほど集める。
「鑑定:魔力回復草」
手引き書にあるMP回復の効果がある薬草を鑑定する。買取価格が一束で銀貨5枚と高価格だけど数が少ない。
まぁ、鑑定すれば場所は判るので10束ほど採集。
あとは人参が5本とレタスのような葉物野菜が3個手に入る。
「さて戻るか・・・」
街に戻り冒険者ギルドに立ち寄る。
「買取。回復草20束お願いします」
窓口にヒール草を提出。職員さんが数を数えて品質を調べ報奨金を出す。
「回復草じゃなくポーションならいくらで買って貰えるの?」
「銀貨5枚ね。なに?ポーション作れるの?」
「いまは試作の段階。そうか・・・売れるんだね」
本当は作るかどうかを迷ってる段階。
薬草10束+ポーション瓶で5倍は美味しい。
取りあえず作ってみよう。
「ありがとう。あ、ポーション瓶はどんなモノ?」
「陶器の小瓶だよ」
なるほど・・・
取りあえず回復のポーション瓶を買って家に戻る。
「鑑定」
回復のポーション瓶を鑑定する。
【回復のポーション低級】
ヒール草10束を純水で煮こんで漉したモノ。体力を15から20回復する。
意外に簡単。いや、純水を用意するのが大変か・・・この辺は魔法でなんとかならないかな?
取りあえず空気中の水分を魔法で固めることから始めよう。
【風魔法を覚えた】
【エアーコンディションLv.1】
空気を動かして風を起こす。
水魔法より先に風魔法を覚えた。まぁ当然といえば当然か・・・
【火魔法を覚えた】
【着火Lv.1】
空気を動かす摩擦で火が付いて火魔法を覚えた。
【水魔法を覚えた】
【湧水Lv.1】
空気を温め鍋の水を蒸発させる。空気中の水分が飽和すると窓に水滴が結露。魔法で水を作ったと判定されて水魔法を覚えた。
なんか簡単な気がするが、自分が元いた世界の化学の知識を応用したのだ思えばまあ納得出来る。
砂が圧力が掛かって石になる。石が削れて砂になる。それを魔力で為せば土魔法を覚える。簡単な話だ。
湧水の魔法をじゃんじゃん使う。まずは庭に水を撒く。次に風呂桶に貯める。水魔法に火魔法を掛け合わせるとお湯になる。排水口・・・今はまだ直接外に排水されるが、いずれ濾過装置を付けて再利用する必要がある。
生活ゴミや汚物もリサイクルした方がいい。多分スライム的なモノがいてその辺は解決出来るんじゃないかな?




