↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
エルフの幼女(30)。異世界のんびり転生記  作者: 那田野狐


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
30/33

平穏は嵐の前の静けさ?

閲覧・感想・ポイント評価・ブックマーク・誤字報告・いいねありがとうございます。

 家に帰った。まぁ、結界機能で外部から侵入されることはないと思うが、近所が放火されると普通にヤバい。

 マッカランさまに許可を得なきゃだめだと思い手紙を出す。(この時の紙で一騒動起きる)

 手紙は近所の子供に飴玉一つで商業ギルドに送って貰う。

 さて、北の壁を芯にストーンウォールで高さ3メートルの土壁を作っていく。

 あって良かった湿地帯。材料の泥は目の前に山とある。


「見張り台も要るよね?」


 南壁にもバリスタが設置されるほどの見張り台がある。こちらも必要だろう。ま、それらしい土台は作っておくか・・・


「おい。なんだこれは?」


 サルサさん以下、数人の門兵がやってくる。


「ん~壁?」


 私は答える。


「いや、見れば判るが・・・」


 サルサさんが困惑した顔を見せる。


「あぁ、湿地帯の泥を土魔法で固めたんだよ」


「ヘ?」


「土壁の材料は豊富にあるからね・・・まぁ、今日はこれが限界かな?」


 そこには、家を中心に約10メートルの見張り台の土台を備えた土壁が出来上がっている。


「出鱈目過ぎる」


「まぁ、自分の家の安全は自分で守らないとね?」


 それを聞いたサルサさんは大きくため息をついた。



 翌日。門の前を通ると、まだ、髭面の男が声高らかに辻説法をしていた。

 黒い照る照る坊主が地に伏せ何事か呟いているのがなんとも不気味である。


「あれは?」


 門兵に聞く。


「神への礼拝だそうだ。日に5回ある方向に向いて拝むんだと」


 へぇ~どこかで聞いたことのある宗教だなぁ・・・(すっとぼけ)

 取りあえず商業ギルドにヒールポーションを卸にいく。


「ヒローネ嬢。ちょっといいですか?」


 受付に呼び止められる。


「なんでしょう?」


「いえ、先日領主様宛てに手紙を書きましたよね?」


 あぁ、北側の壁の一部を土壁にした件か・・・


「なにか問題でも?土壁にしたのがまずかったですかね?」


「あぁ、それは後日領主様から正式な依頼があると思いますよ?費用と工期が圧倒的に圧縮出来るって」


 うわぁヤバいことになってる・・・


「それはそれとして、領主様の手紙ですが、あれなんです?羊皮紙なんかと比べて圧倒的に薄い」


 あれ?紙だよね?


「あれって紙のことですか?」


「紙?南方で流通しているあれですか?でも随分薄くないですか?」


 うん。薄いね・・・あれは家の備品で無限に補充されるものだから考えなしに使っていたけど、こちらじゃ貴重品か?


「うちの故郷で流通している一品だよ」


 ということにする。


「領主様が大変気にいられまして・・・ついては入手出来ないかと」


 まぁ、言いたいことは判るよ?羊皮紙に比べると圧倒的に薄いもんね。


「あと、うちのギルドでも需要がありそうで・・・」


 あぁ皆まで言うな・・・


「作り方は知っています。再現出来るかやってみましょう・・・」


 マッカランさまに納める紙は無限湧きの紙としても商業ギルドに納めるのは作ることにする。

 ゴブリンかコボルトをテイムするか?明らかに人手不足である。

 でも本当に紙が作れるか?を試さないと・・・


「あ、マッカランにテイムモンスターを扱っている店ありますか?」


 少なくとも街の探索で見つけてはいない。


「あぁ、街の北西にありますよ。紹介状書きますね」


 それはありがたい。


「お願いします。でも街の北西にあったんですね?」


「はい。まぁ、個人経営の小さいお店ですので・・・」


 まぁ、マッカランでは大きな商売が成り立たないか・・・


「行ってみますね」


 紹介状を受け取って商業ギルドを出る。

 その足でテイム屋に直行!


「ごめんください」


「あいよ」


 店に顔を出すと小太りなおっちゃんが出迎えてくれる。


「ここはテイム屋と聞いたんですが・・・」


「あぁ、間違いないよ。まぁ、スライムとゴブリンとコボルトとオークしかいないけど」


 まぁ、そんなものか・・・


「テイムスキルはあります。スライムとウルフと鳥をテイムしてます。で、手先の器用な二つ足の子はいますか?強い必要はありません」


 取りあえず要望を言う。


「手先の器用な奴ね。簡単な作業でもさせるのかい?」


「はい。モノを作らせたいので。あ、出来れば綺麗好きなのをお願いします。食べ物も扱うので・・・」


「あいよ」


 おじさんは店の奥に引っ込んだ。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。