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SOUL BREAKER (ソウルブレイカー) 〜転移した漫画家の最強異世界冒険譚〜  作者: 百屋敷レイ


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第31話 ウリシュクの秘密(2)

「それでそのメルトキルティングは、術式は分かる?ぜひ教えて欲しいんだけど?」

「ああ いえ我は見ていただけでして、呪文や詠唱は良く分かりません。ゴーレムの専門外ですから…すいません…」

「そ そうなのね…残念だわ…」

「お役に立てず申し訳ありません…」

「ううん…奴らを滅ぼせる魔法があるって、分かっただけでも大きな収穫よ、ありがとうミリス」

「は…はい」


そうは言ってもウリシュクは残念そうだ。

羽音もなぜかガッカリしてる氣がする。


「対魔神用の対魔神魔法ならアークデーモンにも効くんじゃない?」


シルファが俺に念話して来た。


「ああ そういやシルファの魔法には、そんなのがあったなホーリーフレアとかメガイグジットとかか」

「うん私の世界では魔神が、この世界のアークデーモンに近いかも魔神も物理攻撃が効きづらいし、あいつらにも専用の対魔神魔法が有効だった」

「はん!あんなゴミ一発で倒せるだろ!面倒くせえ魔法なんざ、いらねーだろ!」


デュランダルが会話に入っって来た。


「うるさいトカゲと、ウリシュクを一緒にするな、あの子は脆弱で繊細。トカゲの戦い方は野蛮。私ならウリシュクに魔法を教えられるし、ウリシュクには私の魔法を使える才能がある」

「はん!くそ弱えだけだろ!知った事か!」

「デュランダルうるせえ!ちょっと黙っててくれよ!」

「けっ!!」


メチャクチャ不満そうだがデュランダルは黙った。

なんか自分勝手な奴だが、俺の言う事は、素直に聞くなこいつは。


「でもさシルファこの世界の、住人がシルファの世界の魔法を使えるのか?言っちゃなんだが魔法を使うシステム自体、根本から違うんじゃねぇの?」

「ううんシグレを通して、この世界を一緒に見てたけど結構魔法に関しては、この世界と私の世界は近い感じ。精霊魔法と召喚魔法には誤差がありそうだけど、ウリシュクの使ってた物理魔法は私達に近い。教えれば多分、対魔神魔法も使えると思う。この子才能がある」

「え?こんな2~3日で、この世界の事が分かるのか?」

「うん魔力で世界を見れば大体分かるよホマレも私になってくれれば体感出来る」

「はぁ…魔力で見るね…良く分からんが、その内、体感させて貰うよ」

「いつでも良い」


シルファが、嬉しそうだ。

やっぱり分身で無く本体として出て来たいんだな。


「何?また念話?急に黙っちゃって」


ウリシュクが俺の顔の、すぐ前で目を覗き込んで来る。

まぶたを持って覗き込むのやめて…

近いっての…


「シルファがさ対魔神魔法なら、教えられるて言ってるんだけど?」

「え!?シルファさんが!?な 何それ!?対魔神魔法ってそんなのがあるの!?も もしかして古代魔法!?」

「ああ まあそんな感じだな、この世界…この国の魔術形態とは、かなり違うけどウリシュクなら才能あるから使えるってさ。なんなら教えるって言ってるけどどうする?」

「も もちろん教えて貰うわ!!…い、いえ教えて下さい!!お礼は私に出来る事なら何でもしますから!!」

「じゃあ俺にチューをしたら、教えても良いってさ♡」


するとウリシュクは、小さな針の様な剣を取り出し俺の目ん玉に刺す寸前で止める。


「…それ本当にシルファさんが言ってるの?」

「言って無い!!」


シルファが念話で俺に抗議する。


「すんません軽いジョークです、嘘です,

ごめんなさい」


ウリシュクの目がマジだったので、俺は素直に謝った。


「フーン 目玉をくり抜いて、お団子には、されたくないみたいね♡」


怖い事言ってるこの子、ほんのジョークなのに悪魔?この子こそ悪魔!?


「ホマレが悪い。女子に、それはセクハラ。訴えられる。反省して」


何かシルファ怒らせたみたいだ…なんだよ二人して軽いお茶目じゃん…怖っ!!


「ハッハー!ホマレは、そう言うデリカシーのない所あるよな!!ガッハッハ!!反省しろ反省!!」


デュランダルが嬉しそうに念話してくる。


「うるさいっての!!」


「シグレさん我がチューしましょうか?」


ミリスがそんな事を言って来る。


「あのなぁミリス冗談だから!軽いジョークだから!女の子が軽々しく、そんな事しちゃダメだって!そう言うのは好きになった男子にしろ!!」

「え?それじゃミリスはシグレさんにしたいです!だって大好きですから!!」

「うわ…最低よシグレ…」

「違っ!そうじゃねぇっての!お前の好きは主従関係の好きだろ!!そうじゃ無くて恋愛感情を持ったらチューして良いって言ってんだよ!俺とお前じゃ命令になっちまうだろ!そんなのダメだっての!!」

「恋愛感情ですか…確かに我には理解出来ない感情ですね…」


でもシグレさんは、好きだから別にこれが恋愛感情でも…などとミリスが言っているが


「ま お前も大人になれば分かるって!じゃアマランに帰るぞ!」


俺はセクハラ騒動を誤魔化しつつ、

エアバイクを始動しアマランへ向かった。

ミリスはまだブツブツ言っているが、

きちんと補助シートに座ってしっかり俺の

すぐ後ろにある補助ハンドルに捕まってる。

ウリシュクは、俺のコートの内ポケットに入っている。


「大人になればってシグレもまだ子供じゃない…」

「違うわ!俺は大人だっての!!」

「はいはい 大人ぶりたいのね。そんな時期があるもんね」


クソ人を中坊扱いしやがって…本当は29才のピチピチの中年だっての!!

まぁ…でも今はシグレの体だし何言ってもムダか…納得いかない、やり取りがあったが、少ししてアマランの街の近郊に着いた。

エアバイクをレオンに言って船に戻しウリシュクも人化して俺達はアマランまでの少しの距離を歩いて移動していた。


「ん?街の門の辺りに武装した連中が集まってるな…ああ、ありゃ冒険者か」

「はい その様ですね野党とは違いますね」

「凄いわね二人共、まだあんなに離れてるのに良く見えるわね…」


ウリシュクが呆れつつ感心している。

確かにシグレアキラは常人とは違って視力で言ったら5.0は、ある設定だ。

目はとても良い。

シグレアキラは漫画の中では、動物保護官だ。

森林で小さな動物の動きもみのがさない。

その為、視力はかなり凄いと言う設定がここでも生きているな。

ミリスも視力が良いのにはちょっと驚いたが魔法生命体なら、視力が凄いのもうなずけるかな?

俺達が門に近づくと気が付いたルフレ達が駆け寄って来た

次回は6月23日(火曜日)に更新です!

よろしくお願いします!(^^)

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