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SOUL BREAKER (ソウルブレイカー) 〜転移した漫画家の最強異世界冒険譚〜  作者: 百屋敷レイ


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第29話 新しい仲間ミリス

「あ あのシルファさんとデュランダルって方がアークデーモンを倒してくれたんですよね?そ その、ありがとうございます!!」

「え?ああ…問題無い倒したのはデュランダルで私は何もしてない」

「そんなご謙遜を!きっとシルファさんの魔法で援護されたんでしょう?でないとアークデーモンを倒せっこないですから!」

「ホマレそう言う事で良い?本当はバカトカゲが一発で倒しちゃったんだけどウリシュクに合わせとくよ?」


念話でシルファが俺に聞いてきた。


「そうだなうまく合わせておいてくれ」

「分かった」

「誰がバカトカゲだ!誰がっ!!」


デュランダルの声が聞こえた気がするが、

スルーしとく。


「うんまぁそんな感じ。気にしなくて良い」

「本当にありがとうございます!!あなた達は命の恩人です!!奴を、でも滅ぼせて無いのは分かってます。必ず追い詰めて滅ぼして見せます!!手を借して下さい!お礼は、何だってします!!あいつを滅ぼして一族の仇を取るのが私の生涯の目標何です!お願いします!シグレや、あなた達の力があれば、次はきっと滅ぼせます!!ぜひ!!」

「デュランダルが逃さなきゃ良かったんじゃない?」


念話でシルファが会話して来た。


「フン あんなザコいつでも殺せるだろ!

生きて様が死んで様が、どうでも良いわ!!」


デュランダルがキレ気味に答える。


「いや あの時は、デュランダルの対応で良かったと思うよ。あのアークデーモンはウリシュクの仇じゃ無いと思うんだよな。だってあいつの魂は、悪寄りではあるけど、弱者を好き好んで殺す卑怯な感じには、見えなかったんだよ。デュランダルもそこに気づいて魂まで滅ぼさずに手加減したんだ」

「ケッ!!ザコ過ぎて俺様が滅ぼすまでもねぇって思っただけだ!!」

「はいはい、まぁツンデレドラゴンは、置いといて、まだこの事はウリシュクに話さない方が良いと思う。仇と思ってるアークデーモンを滅ぼせたのに、あえて逃がしたんだ。きっと納得しないからな」

「…分かった。そこは伏せとく」

「ツンデレドラゴン…お前俺を誰だと思って…」


と、言う感じで念話を終えた。

途中デュランダルがブツブツと何か言っていた気がするが、どうでも良いね!


「この転移門を使えば、1時間は助けに来てくれるんですよね?」

「うん必ず助けに来る安心して」

「あ ありがとうございます!!心強い限りですよ!!これからよろしくお願いします!!」


シルファの両手を力強くウリシュクは

握りしめた。


「そんじゃゴーレムのケガも治ったしアマランへ帰るか」

「シグレ、じゃあ私は戻るね。召喚魔法で戻して」

「あ お、おお じゃあ召…」

「ま 待って!このままシルファさんにアマランで登録の手続きをしてもらえば今は出来なくてもシグレと同じに護衛の依頼終わったら、そのまま冒険者登録が出来るわよ!」

「えっと…そうだなシルファどうする?」

「うん じゃあ一旦私は戻る。後40分位しか召喚魔法使えないから、デュランダルも呼ぶとなると、更に時間が短くなる。寸前で呼んで来れれば良い」


なる程、分身魔法イルージョンボデイは、便利だが時間制限がある。

分身4体で10分。

2体なら3~40分。

今の状態の1体なら1時間ってとこか。

すでに20分位、使っちまってるから残り40分ってとこか。

このまま2人召喚しちゃえば20分位しかイルージョンボデイは、使えないしな。

多分魔力の多いシルファでも1日1回が限界だ。

シルファのMMOの設定なので、それが仕様になっている。

魔力が多かろうが、少なかろうが、それがシルファの世界の設定なので、しょうがない。


「は はい、分かりました。それじゃ街に入る、ちょっと前に転移してもらいましょう。デュランダルって人も呼べますか?」

「うん 2人呼ぶと30分位しか居られないけど、大丈夫?」

「あ はい、リットに、お2人の名前は紹介してますから、後は名前を記入して貰えれば今回は大丈夫です。30分もかかりませんよ」

「分かった。それじゃまた」


シルファは、そう言うとカッと光った後、

その場から消え去った。

イルージョンボデイの魔法を解いただけだがゲームが元に、なってるだけあって、そこもなんか派手だ…


「ありがとうございます!!またです!!」

「ありがとうございます!!治療感謝です!!」


ウリシュクと、ゴーレムはシルファが消えた空間に何度もお辞儀をして感謝していた。


「良し、そんじゃ帰るか。ゴーレムとウリシュク後ろに乗ってくれ」


俺はエアバイクを、始動させようとハンドルを握り運転の準備をする。

しかしウリシュクが


「ちょっと待って、この子ゴーレムじゃあんまりだし名前無いの?」


と、言った。

そういや確かに変か。


「そうだな、お前名前は?」

「要塞攻略型戦闘用ゴーレムG108型NO363魔導兵装兵器が正式名称です!」

「いや それ型番だろ。お前マスターに何て呼ばれてたんだ?」

「はい!ゴーレムです!!」


いやマスターもゴーレム呼びかいっ!!


「嘘だろ?人型の時もゴーレムって呼ばれてたのか?」

「はい!マスターは、魔導兵器を、たくさんお持ちでしたから我はゴーレム!他も名称で呼ばれてました!!」

「人型に、ゴーレムは無いよな…お前のマスターってかなりズボラな奴だったんだな…」

「いえ!それが普通かと!魔道具に名前を付ける方が、変かと思いますよ?」

「うーん それが、この世界の常識なのか?…でもやっぱりお前は人型なんだし名前あった方が良いよな」

「そうよ!この子こんなに可愛いんだし、せっかくだから、きちんと名前付けてあげなきゃね!」


そう言ってウリシュクはゴーレムを抱き寄せた。


「え?でも魔導具に名前付けるのって変なんじゃないのか?」

「それは物によりけりでしょ?人型の,ましてや、こんな女の子に名前付けてあげるのは変じゃないでしょ?」

「うーん まぁそうだよな。良しそれじゃ…そうだなゴーレムだから…レム?…いやそれは有名な作品のキャラのイメージがあるから…そうだな えーと…ミスリル製…だったらミスリ…いやアナグラムで…ミリスなんてどうだ?」

「あら可愛い♡良い名前じゃない」


ウリシュクも納得してるみたいだ。


「ミリス…我の名称は…ミリス…」

「どうだ?気に入らなきゃ違うの考えるけど?」


さすがに安直な付け方だったかな?


「い いえ!そんな事は!!ただ下僕である只のゴーレムに、お名前を付けていただくのは恐れ多いと思いまして…本当に、よろしいんですか?」

「ん?もしかして名付けすると、俺の魔力をゴッソリ持っていかれるとか、魂を削られるとか…そんなデメリットもしかして、あったりするのか?」

「え?い いいえ、その様な事は、ありませんが従者である我ごときに、その様な高待遇良いのかなと思いまして…」

「うーん あのさ俺は、そう言うの嫌いだから従者とか下僕なんて思わなくて良いぞ?お前も、もう仲間なんだからさ友人と思ってくれて良いぜ?俺の事は、シグレでもアキラでも呼び捨てで、構わねーからさ、よろしくなミリス!」

「そ その様な!我は只の兵器です!マスターを呼び捨てになど出来ませんよ!!そんな魔導兵器聞いた事ありませんから!!」

「じゃあ、お前がマスターを呼び捨てにする初めての魔導兵器に、なれば良いだろ?」

「それは…ご命令ですか?」

「いや そうじゃねーんだけど…うーん強制は、したくねぇんだよなぁ…お前の意思で、そう呼んで欲しいけど、今は命令になっちまうか…」

「そうねギルドに紹介する時もシグレ様とか言ってたら、どう言う関係か疑われ兼ねないしね。呼び捨てが無理ならシグレさんとかで良いんじゃない?」


ウリシュクが、見かねて提案して来た。


「ああ 俺は呼び捨てにしてくれた方が、仲間らしくって良いんだけどさ、無理ならせめて、さん付けくらいで今は良いよ。どうだミリス?」

「そ…それでも不敬な気がしますが…呼び捨てよりはまだ抵抗は少ないですが…」

「良し!そんじゃそれで決定な!よろしくミリス!!」

「は はい!シグレさま…いえシグレさん!!」

「フフ 変な奴でしょ?シグレって。でもあなたも、その内、慣れるわよ♡私もよろしくね、ミリス♡」

「は はい…変わっておられますよね…よろしくお願いします、ウリシュクさん!!」

「我の名称は、ミリス…我の名はミリス!!」


何だか、ミリスはうれしそうだ。

気に入ってくれたなら良いんだけどね。

挿絵(By みてみん)


今回からミリスが仲間になります。

なのでキャラクターイラストも描いてみました(^^)

当分この3人で冒険とかする予定です(シルファ、デュランダルは別です)

次回は6月16日の更新になってます。

よろしくお願いします!(^^)

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