↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ダンジョンの奥に取り残されたうえ、魔法少女になってしまった俺の話 魔法の力でモンスターを撃滅だ!  作者: ああボルテック峠


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
7/50

7.魔法少女は正体を明かしてはならない

Q、なんで正体がバレるとまずいんですか?

3日後の朝。

「早くからすみません、クレオムさん。呼び出しがかかってしまって」

俺は呼び出された。十中八九「女神」のことだろう。

ギルドの職員が直接宿に来たときは心臓が飛び出るかと思ったが、さすがにバレることはあるまい。

「では、こちらの部屋に……」

通された部屋は、このギルドの建物内で一番大きな応接室。

嫌な予感がする。

「はじめまして。すみません、朝早くに」

嫌な予感は的中した。 

そこにいたのは、若い女性だった。

シミ一つない純白の法衣に、大きな宝石が象嵌された杖。

白がかった金色の長い髪に映える、透き通るような青い瞳。

机には、何やら分厚い本が一冊。聖典か何かだろうか。

これは……多分教会絡み、しかもおそらくけっこう偉い人が来てしまった。

「はじめまして。クレオム・スパークラーと申します」

「はじめまして。リスティマと申します。長々とした話は、あまり好まれないことを知っていますから、単刀直入に。 昨日ダンジョンに現れた「女神」についてお話を伺いたくまいりました。」

「ええ、まあ、なんなりと」

「私としては、女神が急に、ダンジョンの奥地に現れるなど眉唾ものでございますが……それに老龍が撃破されていることも事実。現在、調査も進んでおりますが、既存の魔法のどれとも異なる魔力の痕跡があり……我々人類に対する脅威になりうる可能性も視野に入れなくてはならないかもしれません。それゆえに、より多くの情報が必要なのです」

「具体的に、どのような?」

「うーん……とりあえず上の方からは情報を集めてこいと言われてますが……逆に何が必要だと思います?」

「さぁ……」

切れ者かと思ったが、そうでもないのかもしれない。

人を見た目で判断しちゃダメだな。

「場所はダンジョンの通路。なんてことのない場所です。魔力の痕跡は既存のものと異なるということ以外何も分からず。手がかりはあなた方の目撃証言のみ。

情報が足りないということが、現在得られている情報の全てです。正直この情報量で教会が動くこと自体、なんか不自然なんですよね。私たちには伝えてない情報が何かあるとか……?」

「お話できることなければ、もう帰っても?」

「お待ちください。もう少し。何かひねり出しますから。仕事しないと上司に怒られちゃうんです。」

「じゃあ……魔法少女と合った時の状況とか、背格好とかお話すればいいですか?」

「あっ!そうか!それでお願いします!」

大丈夫か、この人。

その後、正体が自分であること以外はつつみ隠さず話した。

明日には教会絡みの人間全員が帰ってくれればいいのだが。


だが、少しまずいことになった。

教会に魔法少女が目をつけられてしまった。

だとすると、迂闊にこの力を使うことはできない。

堅実に稼いでいくしかないということか。




A、変身してない時を狙われるから

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。