表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
21/46

これは夢? 前

最近書いている時の視点が一人称視点ではなく、三人称一元視点と気づきめっちゃしょんぼりしてます。見返すと初期からそうでしたしょんぼり。

結局クセで三人称になっちゃったけど、このお話はなるべく視点ブレずに書こうと思います。


そして最近ブクマや評価が増えててめっちゃ小躍りしてますソーランソーラン!

読んでくださる皆様のおかげです。ありがとうございます。

 煌びやかなシャンデリア、ドレスやタキシードを纏った人々。彼らが楽しそうに談笑する水面下で、様々な思惑が交差し、どこかヒリついた空気を感じる……。それでも会話は流れる音楽と混じり合い、この華やかながらもどこか異様な空間に馴染んでいた。


 これは夢だ、私は何度目かの自覚をする。見覚えのある光景にどの(未来)なのか察してしまい、またかと心の中で呟いた。地面に目を向ければ、視界の端に柔らかな生地のドレスが目に入る。海の底を思わせる群青色に染めたシルクを使って作られたドレスは、シャンデリアから発せられる光を帯びて美しい光沢を見せている。右手の人差し指には、ノーチェ・エクラを使った指輪が嵌っていた。


 そういえば宝石商の彼の名前聞いてなかったな。指輪をじっと見つめあの時の青年のことを思い出していると扉が開く音がした。そこには白を基調とした衣装を纏ったエドモンド様が立ち、辺りを見渡している。だが私はここで違和感を覚えた。


 ──()()()()()()ならエドモンド様の隣に彼女がいるのに今日はいない?


 首を傾げていると彼と目が合う。そしてこちらに歩き始めると2メートルほどの距離を空けて立ち止まった。じっとこちらを見つめているけど、その紫の瞳は何を考えているのか分からない。どうしたらいいか分からず黙っていると、彼は変わらず見つめ黙り込んでいる。その間も音楽は進み時間は流れていきなんとも言えない空間が広がった。


 き、気まずい……。どうしたらいいのこれ。


 周りも私たちの様子が気になるのか、ひそひそしながらちらちらと様子を伺っている。ああもう無理、この場から逃げ出すことを決め一歩後退る。足が、体が動いた事である事に気づく。


 今まで見てきた夢の中では自分の意思で体を動かしたことがないというのに、()()()()()()()()()()()()()()()()


 確か以前見た夢も体は動いていたけど、あれは私の意思ではなかった。まるで操り人形のように動きが決まっていたの。だから夢なんだって冷静になって、夢の内容を覚えることに集中していたのよね。例えるなら特等席で劇を見ている感じ、と言うべきかしら。


 どういうこと?夢が現実になることは書庫の件で分かったけど、どうして私が()()()()()()()()


「アリシア」


 名前を呼ばれる。顔を向ければいつの間にかエドモンド様が隣にいて、にこにこと微笑んでいた。さっきまでのあの気まずい空気はなんだったのと思いつつ、私は口を開く。


「ごきげんよう、エドモンド様」

「ああ、ごきげんよう。……ドレス、とても似合っているね。きれいだよ」

「ありがとうございます」


 とにかくまずはこの場を何とかやり過ごそう。カーテシーをして微笑む。彼はまたじっと見つめた後、手を差し出した。


「良かったら一曲踊らないか?」


 ピンチなんですけど、悲鳴をあげそうになったが何とか堪えた。

面白い!続きが気になる!と思いましたらブックマーク&下の評価を5つ星にしてくださると嬉しいです!


してくださったら嬉しさで作者がその場で小躍りします“ᕕ( ᐛ )ᕗ,,


ぜひお願いします!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ