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No. 32 ギルドに行こう

「明日、ギルドに行こう」



オレがこの世界にやって来て一ヶ月達そうなある日の夜。

オレは堂々と宣言した。



「急にどうした?」



リオンが不思議そうに首を傾げる。

他のみんなも同じような反応だ。



「私は君がそんなことを言い出すことは無いだろうと思っていたのだが」



まあ、確かにオレらしくは無いな。

もちろん、理由はある。



「まずはこれを見てくれ」



ステータスカードを差し出す。






[ シュウヤ・ホシミズ ]


LV. 25


Class:召喚士


HP:187/187

MP:2600/2600

ATK:60

DEF:45

MAT:80

MDE:65

STR:47

VIT:40

SPD:69


保有スキル

・強化召喚 LV. 3

・武装召喚 LV. 2

・制限解除 LV. 1

・魔力回復+ LV. 2

・経験値+ LV. 3

・魔力消費軽減 LV. 2

・幸運補正 LV. 1

・器用度補正 LV. 2

・執事の心得 LV. 2

・獣使い LV. 1






「相変わらず魔力だけ抜き出ているな。他のステータスは低いのに」



リオンのコメント。

そう、理由の一つはこれだ。



「オレは思ったんだ。ステータスが上がらないのは、レベルアップをリオンに任せきりなことじゃないかって」



今のオレのレベルは、全部リオンが稼いできた経験値により上がっている。

てか、今のオレの状態は完全なヒモである。



「ヒモ、か。君の面倒なら一生見るつもりだから私は構わないが」



「••••••何で貴女が面倒を見ることになっているの」



「自然の摂理だ」



「••••••笑止」



またか。

この二人は毎日これやってて疲れないのか?



「前見た時よりスキルが増えてるね」



スピカは慣れたのか二人に構わずオレと話を続ける。



「執事の心得はわかるけど、獣使いって?」



「ああ••••••それな」



獣使いのスキルは、執事の心得と共に何時の間にかに追加されていた。

理由はわかっている。

強化召喚でたくさんの獣を呼んだこと(ただし、ネズミ系のみ)。

そして、奴らに遊びで芸を仕込んだことだろうな。

そうとしか考えられない。

それをスピカに説明すると、スピカは苦笑いをした。



「なんでそんなことしてたの?」



「さあ、オレにもわからん」



あえて言うなら、ノリ?



「まあ、それはともかく、オレは自分でレベルを上げてみたいわけだ」



「まぁ、シュウヤは明日お休みだし、わたしも特に用事とか無いから付き合うよ」



「もちろん私もだ」



「••••••当然、ボクも」



スピカがOKしてくれたところで、言い争っていた二人も一旦やめて言った。

でもね。



「リオンは明日仕事だろ?」



「••••••すぐに終わらせよう」



ここでサボろうとか言わないからいいよな。

リオンは意外と仕事は真面目にやる。



「ティアはいいのか?」



王女様なのに、という意味の質問だが、ティアはすぐに答えた。



「••••••問題無い。ギルドは中立だから。そもそも、それを言ったらスピカは公爵」



そういや、そうだったな。

すっかり忘れてた。

スピカ、もう少しお嬢様らしくしてくれ。











・おまけ

ヒモ+召喚士(by. テト)



テト「よう、シューヤ!今日は少年に新しいアダ名を授けに来たぞ!」



秋矢「いえ、結構なんで」



テト「そう言うなよぉ〜自分でも中々の傑作だと言えるものなんだよぉ〜」



アタシがそう言うと、少年は渋々といった様子で許可をくれた。



テト「シューヤの新しいアダ名••••••それは、ヒモナーだ!ヒモ+召喚士(サモナー)でヒモナー••••••中々のネーミングセンスだとは思わんかね!」



秋矢「思わねぇよ!」



シューヤ改めヒモナー様が叫んだ。



そして(by. 秋矢)



テトさんめ!

オレ達の話を聞いてやがったな!



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