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198/199

No. 198 外へ

や、やっと投稿出来た……。



「えーと、ここは……」



「エルフの住処だよ。おはよう真冬」



寝ぼけているのか目をこすりながら、キョロキョロと辺りを見渡している真冬に声を掛ける。



「あ、お兄ちゃん!えっとね、えっと、なんだっけ……そう!リオンが夏夢ちゃんで夏夢ちゃんがリオンだったの!」



「落ち着け。その二つは同じ意味だ」



だが、何が言いたいのかはわかった。

どうやら、真冬も夏夢のことを思い出したのだろう。



「ティアは……えっと、だ、大丈夫か?」



俯いているティアに声を掛ける。



「……問題ない。でも、しばらくそっとしておいて欲しい」



「わかった」



何処か暗い顔をしているティアには、それくらいしか言えなかった。



「さて、全員起きたし、帰るか」



「え、もう帰るつもりなのかい?」



立ち上がり当然のことを言ったオレに、フウラが驚いた顔をした。



「いや、そりゃ帰るだろ。用は済んだわけだし……」



「薄情だね。もう少しゆっくりしててもいいんだよ」



「遠慮しとく」



いつまでもここにいるわけにはいかないからな。

長居は無用だ。



「そうか……まあ、仕方ないか。うん、仕方ない」



確認するかのように二回言って頷くフウラ。

もしかしてこいつ、寂しいのか?



「入口までは送ってあげるよ。迷路を逆走するのは辛いだろう?」



「頼む。あの迷路はもう二度と通りたくない」



というか、オスカ製のダンジョンに入りたくない。

何があるかわかったもんじゃない。



「ははは……気持ちはわかる。オスカは最低だからね。何があればここまで性格が歪むんだってくらいに、ね」



意味ありげな視線をオレに送ってくるフウラ。

何だ、なにかあるのか?



「いずれわかるさ。それより……」



フウラが言葉を切って指パッチンをする。

すると、フウラの前の空間が歪み、外の風景が映し出された。



「ここから外に出られる」



「ああ、ありがとう」



オレ達はフウラにお礼を言って外に出た。














新作を投稿しました。異世界モノではありませんが、一部こちらの補足が入ってますので、よろしければどうぞ。




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