表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
BATTLE SLUG -最強決戦兵器メモリア  作者: 昼間 ネル
第一章 地球の鼓動 編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

14/26

第8話 月下の戦い

静寂を切り裂く轟音。

突如として荒野に姿を現した宇宙怪獣の群れが、カイとリングを包囲する。

絶体絶命の危機に、重装機バルジーナと未知の機体メモリアが、初めての共闘に挑む。

しかし、天頂に輝く「満月」が、戦場にさらなる絶望を呼び寄せた。

三体の怪獣が一つに溶け合うとき、伝説の上級怪獣「アルヴィト」がその姿を現す。

激化する攻防の中で、カイの耳に届いたのは、記憶の底に眠る「あの少女」の悲鳴だった――。

「カイ……助けて……!」

今、最強決戦兵器の真価が、月光の下で解き放たれる。

満月の荒野が荒野の地平線から「デス」が湧き上がるのが視える。


リング「何だ、宇宙怪獣3匹だけなら、何とかなる!」


怪獣からエネルギー弾の雨が降る。


「バルス」と「ヴォイト」の波状攻撃


回避に専念するカイたちの前に、地中から巨大な腕「バルス」が突き出し、バルジーナが挟まれそうになる。


バッキン!!重い鉄の轟音が鳴り響く。

重装甲のバルジーナが腕を強引に抑え込む。


隙かさずメモリアが、脚部から、ビームソードを取り出すとバルジーナに絡む、「バルス」を切り裂いき、解けると下からデスが上空からは1つ目の「ヴォイト」が火球で狙撃してくる。


隙かさず、バルジーナの厚い装甲でメモリアを守る。

ドドドーン!!!


バルジーナをメモリアが飛び込み、ヴォイトを蹴り飛ばす。


カイ「喰らええぇ!!」ドッッチーン!!!


吹き飛ばされるヴォイトにデス諸共ふっ飛ぶ。

リング「ナイス!良いわよ!トドメは私に!」

バルジーナが斬艦刀を肩部から引き出し、豪快に構えた。


カイ「あいつら、なんか、変だ?


倒せると思った3体が、おぞましい音を立てて一つドロドロに混ざりあったのだった。


「……嘘でしょ、合体したっていうの?これじゃ、上級の怪獣レベルじゃない!?」リングの驚きと共に、巨大怪獣「アルヴィト」がその姿を現す――。

荒野を揺るがす地響きとともに、三体の宇宙怪獣がどろりと溶け合い、巨大な山並みの怪獣**「アルヴィト」**へと姿を変える。


「カイ、手を出さなくていいよ!こいつは私が殺る!」


飛び出すバルジーナが、特攻した。

それに反応する怪獣の口から破壊光線が放たれる。

バルジーナを吹き飛ばした。

ドドドーンン!!!


カイの脳内に、ノイズ混じりの透き通った声が直接響いた。(……カイ……助けて……!)


「えっ……? 今の声、ユナって子の……?」


その瞬間、カイの背中のシートに、鼓動を感じる。

「これは…ユナの鼓動…」


機体のシンクロメーターの数値は限界値を突破し、モニターには赤い警告文字が踊る。


カイ: 「……分からない、でも、行かなきゃいけないんだ。ユナが……俺を呼んでるんだ!!」


メモリアの身体が、青白光に包まれ装甲の隙間から青い光が漏れ出す。


一瞬でバルジーナの前に割り込んだメモリアは、迫りくるアルヴィトの破壊光線を、光膜の片手で弾き飛ばした。

夜空を、切り裂くその光は、近海に飛んで行き、大爆発していた。


リング: 「(呆然として)……嘘でしょ。宇宙怪獣のバーストを、片手で……?」


カイの瞳には、かつて失ったはずの「戦う意志」が宿っていた。


リングは必死に機体を立て直そうとするが、出力が追いつかない。

「くっ……! 私としたことが、こんなところで……!」


その時、カイの乗るメモリアが、落ちてる斬艦刀を手にした。


リング: 「ちょっと、カイ!? それはバルジーナの専用武装よ! 重すぎて、そんな細身の機体じゃ振り回せな……」


だが、リングの言葉は驚愕に変わる。

メモリアの全身から溢れ出す青い光の粒子が、斬艦刀へと流れ込み、包み輝き出した。


カイ: 「これ、貸してくれ!」


メモリアは、怪獣と1000m程の距離があり、そこを全力疾走する、怪獣の強烈な火球が飛んで来る。

飛び上がり、回転しながら斬り込んだ。

「喰らえぇぇ!」


アルヴィトの身体が、真っ二つになり、返り血を浴びるメモリア。


ようやく怪獣を倒したかと思っていた矢先。


再生する怪獣の肉体。背中を見せるメモリアに迫る影が。


静寂―――


「危ない!」バルジーナが、メモリアの所まで疾走し、ヴォイト攻撃を受け、激しく吹き飛んだ。


横たわるバルジーナ


その時、「……赦さない…」カイに少女の声が聞こえた。するとメモリアは突如、激しい赤光に包まれた。

第8話、お読みいただきありがとうございました! 今回は、本来の持ち主であるリングの斬艦刀を借りて、巨大な敵を切り裂くシーンは、書いていても(頭の中で想像していても)手に汗握るものがありました。 前作とは違う、視点で書きますので、楽しんで見てください。よろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ