ex. 第六章までの登場人物まとめ
【五章の登場人物】
■リンファ
18歳/女性/161cm/49kg/B83・W60・H85
外見:ストレートロングの黒髪、半透明の羽織とミニのキュロットスカート
スイレイ郷の巫女。
祖母から龍神の巫女を引き継いだ、大人びた雰囲気の女の子。気が強く、ついキツい口調になってしまいがちだが、そうしないと一人で村を支えなければならない重圧に耐えられず、折れてしまうからという脆さを抱えている。
両親はリンファのことを愛していたが、それでも「スイレイ郷に居ても未来がない」と見切りをつけて都会に引っ越してしまった。両親が見限ってしまった気持ち自体は理解できる点もあるため、そのことを責めるつもりはない。ただ、寂しい。
スイレイ郷での問題が解決してからは、以前より年相応の女の子らしく笑ったりする機会も増えた。冒険者ギルドによるルート開拓が進んだら、いつかルミナ・シティに遊びに行ってみたいなとワクワクしながらその日を待っている。
『補足:巫女の力について』
巫女の魔法は歌や舞を介して魔力に働きかける、かつて主神アイディールが祝福したアイドルの始まりに近い原始的な仕組み。
一般的には詠唱と魔力を組み合わせて意図した魔法を発動させるが、巫女は歌や舞自体が魔法の起動キーになっているという違い。通常の魔法と比較し広範囲に作用しやすい特性を持つため、儀式などにはうってつけ。
■ハクロウ
?歳(見た目は50代)/男性/194cm/124kg/B127・W100・H119
外見:蒼と白髪が混ざったグラデーションの髪と龍の角、顎髭、着崩した装束
スイレイ郷の龍神。
何百年もの時を過ごす中で、孤独になった神。敬われることが重荷となり、いつしか「なんのために儂は生きている?」と存在意義を見失っていく。最初は自分から民に働きかけて距離を埋めようとしたが、それも叶わず諦めてしまった。
心が空っぽになったことでじわじわと力が失われ、龍神としてスイレイ郷を満たすこともできなくなっていった。今は村人たちと再び心を交わすようになったことで十分な力を取り戻し、土地にマナを注いで豊かな地へと導いている。
ハクロウの人柄が認知された結果、村人からは世事に疎い天然おじさんという扱いで親しまれている。魔導端末の使い方がさっぱりわからず、人差し指で一生懸命ボタンを確認しながら入力するほど。まずは頑張って自力で覚えようとしている。
『補足:神の違いについて』
ルミナスなど神界にいる神と、ハクロウといった土地由来の神は区分が異なる。神界は世界の統治・管理を担当し、土地由来は自然やマナの管理者。双方、直接の絡みはさほどなく各々の役割に基づき活動している。そのため、互いの動きはほぼ認識していない。
なお、ハクロウはスイレイ郷に紐づく神だが、土地にマナが満たされている状態であれば郷を離れても特に影響はない。最長で一ヶ月程度は留守にできるので、その気になればルミナ・シティへ長期滞在することも可能。
【六章の登場人物】
■ルナ
15歳/女性/154cm/44kg/B79・W55・H78
外見:淡いブルーアッシュのミディアムヘア、サファイアブルーの瞳
氷のような美しさをした合理主義の少女。
ステラに次ぐ実力を持つ、神殿公認アイドル。国に最速で認められた天才少女として関係者の間で話題になっているが、本人は向いてると言われたからやってるだけというスタンスのため、アイドルに対する情熱が皆無。
スタッフに対して礼儀正しいのは、その方が効率的だから。下手にトラブルを起こすより、スムーズに仕事をする人間が重宝されると理解している。ただ、愛想を振りまくのは面倒なのでミステリアスなアイドルという売り方で媚びを売らずに済むようにしている。
ややこしいが感情自体はあり、嬉しい・嫌いといった気持ちは本人の中で生まれている。その起伏が見えづらい、かつ理屈を優先するゆえに感情のない人物に思われがちなだけ。最近はRE:Genesisをどう叩き潰すか考えてウキウキしている。
『補足:神殿公認について』
国は定期的な健康診断を行っており、その際に魔力適性なども合わせてチェックしている。適正ありと判断された人間には、後日神殿からオーディションの連絡が届く仕組み。厳正な審査に合格したら、晴れて神殿公認アイドルとなる。
公認となった後は、国と強いパイプがある事務所『ルクス・レガリア』に所属となり活動を行う。なお、ルナは「向いてるならこれでいいや」と適当に決めた。
■イザベラ
25歳/女性/162cm/51kg/B84・W61・H82
外見:ビジネスカジュアルなスーツ姿、落ち着いた濃い色味の茶髪
ルナのマネージャーを務めている女性。
元々は別の業界で働いていたアイドル好きで、いつかアイドルに関わる仕事をしてみたいと思っていた。神殿と縁のある事務所なら生活も安定しそうと考え、一念発起して応募してみたのが『ルクス・レガリア』だった。
彼女自身の能力は決して低いわけではなく、マネージャーとして十分仕事をこなせる腕がある。だが、ルナの能力が高すぎるため仕事をする意味も価値もなくなってしまい、無力さを味わいながら働いていた。
嵐のステージを乗り越えてからはルナとの距離も縮まり、彼女を遊びに誘って出かけるようにもなった。合理的じゃないことをたくさん教えることでルナに色んなチャレンジをしてもらい、新しい完璧の形を見つけ出してほしいと考えている。
『補足:ルミナ・シティでの業務形態について』
組織に属する契約形態は正規職員・契約職員・臨時職員の三種類。
例えばイザベラは『ルクス・レガリア』、セレイナは冒険者ギルド『獅子の牙』の正規職員で、基本的に無期雇用。契約職員は長期間、臨時職員は短期間の有期雇用という区分けがされている。
ルミナ・シティでは通年・欠員補充型の採用システムが主流であり、必要に応じて組織の張り紙や魔導端末から閲覧できる人材情報サイトで募集がかかる。
■チェリーズ
セリーゼ、アマレナ、キルシェの三人娘。
フルーツみたいな瑞々しいフレッシュさをお届け! というコンセプトで結成したアイドル。活動を始めて二年目で、固定ファンもそれなりにいる。着実にステップアップしており、『ルミナ・ドリーム・ステージ』に呼ばれた時は大喜びした。
安定しているものの突出した強みと魅力を持っていない「無難なアイドル」とも言える存在であり、ルナが指摘した内容はある意味正しい評価。ルナと比較されることを恐れ萎縮していたが、本戦のRE:Genesisを見て覚悟を持つことができた。
特別な存在になれなかったとしても、やりたいことは変わらない。自分たちのため、ファンのために歌う。そう決意したチェリーズは、今日もとびきりの笑顔をお客さんたちに届けている。




