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注射  作者: 八味とうがらし
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注射 悪魔

「私も以前彼女と一緒に仕事をしていたのですごく心配をしています。院長よろしくお願いします」

「仕事のお仲間ですかぁそれは寂しいですね・・・わかりました」

病院を出た赤土耕太は新聞社にいた。紺野未知子の状況を話し、タブレットを無事にコピーできたことを話した。

「これからが本番です。白根さん」

「本当だよお前が全ての鍵を握っているといってもいいよ」

「そんな基準をあげないでくださいよ」

「あぁ、ところでさ昨日も聞いたと思うんだけどさ・・一色のタブレットのセキュリティコードってなんだったけ」

「白根さん割り箸の袋に書いてましたけどね」

「・・・・全く覚えてない」

「最初は一色に関する数字なのかと思い色々試したんですけど全くダメだったんです。あの時気付いたのが黄島美波の名前がったんです。でもそれもダメだったので黄島美波の本名を打ち込んだらタブレットが開いたんですよ」

「紺野未知子かぁ。なるほど!」

「いいですかここにKonomichikoって打つとほらね。紺野のnn を一つににまとめることがささやかなセキュリティなんですけどね」

「耕太お前やっぱ凄いんだな」

「え今ごろですか!」

たわいもない話をしながらも赤土耕太はタブレットのプログラムをひとつにまとめるアプリを起動させていた。

「・・・・白根さんなんか簡単ですよね?」

「なにが・・・十分複雑だと思うけど」

「あの一色が・・・。白根さんもう一個タブレットが欲しいです」

白根は会社の備品のタブレットを赤土耕太に渡した。赤土耕太は早速病院で行った事を新聞社でも取り掛かった。

「新聞社のタブレットでやってみますね」

そう言うとアプリにデータをまとめる作業をさせた。数分の時間が過ぎたところでアプリが異常停止をしてしまい画面が真っ黒になってしまった。

「やっぱり!あの一色にしては簡単すぎると思ったんですよ」

「・・・・耕太23万円な」

「えっそんなぁこれ・・あの・・タブレット壊れてませんよ。白根さんひどすぎですよ」

「二日酔いの恨みは重いんだよ耕太」

「ひど!」

「で耕太どうする」

「今お金ないですよ」

「違うよデータのまとめだよ」

「あー大丈夫ですよ。これくらいならなんとかなりそうです」

最初のタブレットを起動させアプリの裏コマンドをチェックした。

「やっぱりこんなところに隠しコマンドが・・・、他にもないか確認してと」

「耕太お前そんなこともできるのか」

「元々オレはこっちが専門だったんですよ。・・他にはなさそうだな。ヨシっと」

そう言うと赤土耕太は改めてアプリのデータを入れていった。今度はスムーズにまとめ作業が行われていった。

「はい出来上がりです。ただこれを亜空間ロケットで磁場めがけて打ち込めば今度は2度と赤ちゃんは生まれてこないと思います」

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