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注射  作者: 八味とうがらし
16/52

注射 赤土耕太

 赤土耕太は一人〇〇◯会社にいた。協力を具体的にどの様に進めるべきなのかを打ち合わせする為だった。

「教授この度は我々を推薦いただきありがとうございました。お陰で今後の我が社の未来は大変明るいものとなりました」

「そんな大袈裟におっしゃられなくても・・・」

「いえいえさぁ教授さっそくですが打ち合わせの方よろしくお願いします」

 赤土耕太は会社側の研究員と今後について話し合いをした。

お互いに満足いく内容となり今後の展開についても早急に話を詰めていくこととなった。

 帰り支度をしていた赤土耕太を急に呼び止めるものがいた。

「赤土教授これからのご予定は?」

「このまま帰って明日の講義の準備をするんですが」

そういう赤土耕太を会社のスタッフは半ば強引に赤土耕太を夕食に誘った。

「教授今日はありがとうございます。今後も引き続きよろしくお願いします」

「こちらこそ今日はありがとうございました大学も御社の体制を非常に感心していましたよ。それが御社を決める事になったんですよ」

「いやいや私どもはただ当たり前の事をしたまでです。それよりも教授の強力な後押しがあったからこそだと承知しております」

そう言うとスタッフはカバンから封筒を取り出し赤土耕太のむなもとに入れポンポンと胸を叩いた。

「今後ともよろしくお願いします」 

 緑川夫妻は遅めの夕食を取ろうとホテルのレストランエリアに向かった。

「美月あれって・・・」

緑川流司が指差す方を見た。

数名の男女が一人の男性を接待しているようだった。

「美月早く全員の顔がわかるように写真を撮ってくれ」

 何かを察した美月はスマホで全員を撮影した。

「ねぇどう言うことなの」

緑川夫妻はレストランで食事をしながら先程のグループについて話し始めていた。

「うまく撮れてる。これだよ」

スマホの写真を一枚ずつ確認しながら一枚だけを美月に説明した。

「こいつ赤土耕太だな」

「誰だっけ」

「昨日白根に見せてもらった生物増加システムの研究者でその世界の第一人者だな」

「第一人者にしてはなんか様子が・・・まるでヤンキーの集団にカツアゲされてるような・・・」

「美月それはちょっと言い過ぎじゃないか」

美月の言葉を聞いて改めて写真を見て笑っていた。

「まぁとにかく明日白根に見せよう」

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