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リア充天才パンダとレオンの異世界日本化計画※毎日20時更新。そんなに全削除して欲しいですか?  作者: ヘタレパンダ


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第80話 美し過ぎる踊り子とリリー。

ドコデモゲートから続々と訓練生達が精神と時の空間へ到着していた。


「まずは宿舎を案内するにゃ!」


パンダが元気よく声を張り上げる。


「中は十人部屋にゃ! 日本式の畳に布団! ここが今日から君達の城にゃ!」


訓練生達は辺りを見回しながら、ぞろぞろと後に続く。


「着いたら各自のロッカースペースに荷物を置くにゃよー!」


「お風呂は共同浴場にゃ! 天然温泉だから、ゆっくり疲れを癒やすにゃ!」


「温泉まであるのか!」


「異世界なのに日本みたいだ……!」


あちこちから感嘆の声が上がる。


パンダは遠くにいる三人へ大きく手を振った。


「あっ、深雪! レオン! 高橋! 新しく入った地球からの訓練生にゃ! これから男性用と女性用の宿舎を案内するにゃ!」


レオンが笑顔で手を振り返す。


深雪も軽く手を上げる。


その横では高橋が、早速カメラを回していた。


「ようこそ!」


レオンが歓迎すると、一人の男性が目を見開いた。


「あーっ……レオン!」


「お前達どうしたんだ!」


レオンも驚く。


そこには、シリコンバレー時代に共に働いていた仲間達が立っていた。


「俺も魔法使いになりたくてな。」


「まさか異世界で再会するとは思わなかったよ。」


懐かしそうに笑い合う一同。


その時、一人の男性が深雪へ視線を向けた。


「それにしても……レオンの友達の彼、綺麗ですね。」


「俺、レオンの友達の三角深雪。よろしく。」


深雪は照れくさそうに頭をかく。


「じゃ、風呂行こうぜ、レオン。みんなーまたな!」


そう言って、にこりと微笑んだ。


踊り子の聖具に身を包んだ深雪の笑顔は、思わず息を呑むほど妖艶で美しかった。


「…………。」


バタッ。


バタバタバタッ!


男性陣も女性陣も、次々と深雪に魅了され、その場へ倒れ込む。


「えぇぇぇ!?」


高橋だけは驚きながらも、しっかりカメラを回し続けていた。


パンダは額に手を当て、大きくため息をつく。


「やっぱりにゃ……。」


「深雪はウェアラブル端末で自動モザイクを入れないと駄目にゃね。」


深雪は首を傾げる。


「はー? 俺、見たらヤバいの?」


レオンは苦笑した。


「お前は綺麗だからな。」


「パンダも可愛いぞ。もちろん。」


「へへっ。」


パンダは照れくさそうに笑った。


その時――。


バァンッ!


勢いよくドコデモゲートが開く。


「真央はどこだっ!?」


飛び出して来たのは、褐色の肌を持つ美しい銀色の短髪の魔族の少年だった。


「誰にゃ!?」


パンダが驚いて目を丸くする。


少年はパンダの肩をガシッと掴んだ。


「僕はリリー! 真央の幼馴染だ!」


「真央はどこ!?」


周囲が一瞬静まり返る。


リリーは腕を組み、不機嫌そうに鼻を鳴らした。


「ポルガン? あんな男、僕の真央には似合わないよ!」


その言葉に、合格者の中で数少ない、魅了されずに立っていた女性が肩をすくめる。


「女の嫉妬は見苦しいわね。」


痩せて見違えるほど美しくなったマチコDXだった。


リリーは否定しなかった。

何かを考え込んでいるようだった。


「アタシは男性寮で良いのかしら?」


深雪は二度見する。


「マチコちゃんじゃーん! 最近テレビ出ないなと思ったら、こんなに綺麗になったんだな! 言われなきゃ分からないぜ!」


マチコDXは得意げに胸を張る。


「アンタも化けるわねぇ。」


「鬼の三角って言われた敏腕ディレクターだったのに。」


「アタシね、パンダちゃんに誘われてスライムダイエットやってみたのよ。」


「あれ、気持ちいいわぁ。」


「だよな、だよな!」


深雪は何度も頷く。


「なんか癖になるよな!」


マチコDXがニヤリと笑った。


「スライムダイエットと、レオン先生のキス。」


「どっちが好き?」


「えー……えへへ!」


深雪は頬を赤く染める。


「どっちもかなぁ。」


「アンタ、其処は否定なさい!それにしても、清純派かと思ったら、エロいわねぇ!」


「マチコちゃん程じゃないよー」


「深雪……。」


レオンは思わず頬を緩め、幸せそうに見つめていた。


「いいから!」


リリーが二人の間へ割って入る。


「僕を真央の所へ連れて行きなさい!」


その勢いに、パンダは苦笑いしながらドコデモゲートの方を指差した。


「分かったにゃ。案内するにゃ。」




マチコDXよ!

ポルガン君の前の写真見せられて決意したの!

アタシも痩せて綺麗になってやるってね!

アタシ、こう見えて男、オジサンよぉ!

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