表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
リア充天才パンダとレオンの異世界日本化計画※毎日20時更新。ギャグと哲学とファンタジーをぶち込みました。スマホ勢にも優しい小説です  作者: ヘタレパンダ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

52/124

済 第49話 初めてのボス戦(ダークキングスライム)



法王庁地下ダンジョン――第七層入口。


十分な休息を終えて体力を回復した討伐隊は、再び歩き始めた。


「よし。」


レオンは新しく装備した復活の指輪を見つめ、拳を握る。


「今度こそ行きます。」


ミカエラは微笑んだ。


「今度は焦らないこと。」


「結界。」


「浄化。」


「魔力配分を忘れない。」


「はい!」


巨大な石門がゆっくり開く。


ゴゴゴゴゴ……。


広い空間の中央。


漆黒の巨体が静かに待ち構えていた。


ダークキングスライム。


全身から禍々しい瘴気が噴き出し、床さえ黒く染めている。


「大きい……。」


深雪が思わず息を呑む。


「これが本物か。」


騎士団長が剣を抜いた。


「全員、戦闘態勢!」


その瞬間。


ダークキングスライムの周囲から、中型のダークスライムが次々と現れる。


「まずは手下ね!」


ミカエラが叫んだ。


「レオン!」


「黒魔法は効かない!」


「闇属性だから浄化だけを使いなさい!」


「了解!」


騎士団が一斉に前へ出る。


「結界展開!」


白魔法使いたちが光の壁を張る。


黒魔法部隊は、周囲へ広がる瘴気を押し返すため、援護魔法を放った。


「レオン!」


「今よ!」


レオンは剣を高く掲げた。


「浄化魔法!」


白い光が一直線に走る。


ズドォォォン!!


中型のダークスライムの群れが、一撃で消滅した。


「一撃!?」


深雪が叫ぶ。


「すげぇ!」


騎士団から歓声が上がる。


「今だ!」


「続けろ!」


レオンは呼吸を整える。


レオン達のターン。


「浄化魔法!」


二発目が命中する。


敵のターン。


ダークキングスライムの攻撃は、光の結界に弾かれた。


再びレオン達のターン。


「浄化魔法!」


三発目。


敵の攻撃。今度も結界が受け止める。


「浄化魔法!」


四発目。


次の攻撃は結界をわずかに突破し、レオンの体力を十削った。


再びレオン達のターン。


「浄化魔法!」


四発目が命中し、巨大なダークキングスライムの身体が大きく崩れた。


レオンは最後に大きく息を吸った。「これで終わりだ!」


「浄化魔法!」


五発目の白い光が、洞窟全体を包み込む。


ダークキングスライムは苦しそうに震え、そのまま白い光となって消滅した。


静寂。


数秒後。


「やったぁぁぁ!」


深雪が飛び跳ねた。


「レオン!」


「格好いいじゃねぇか!視聴率も凄いことになってるぜ!」


ミカエラも満足そうに笑う。


「中々やるわね、レオン。」


レオンは照れくさそうに頭をかいた。


「ありがとうございます。」


その瞬間だった。


ゴゴゴゴゴゴゴ……!!


大地が激しく揺れる。


「地震!?」


誰かが叫ぶ。


消えたはずのダークキングスライムがいた場所から、黒い瘴気が噴き上がった。


そして――。


三体。


巨大なダークキングスライムが姿を現した。


「まだいたのか!」


騎士団長が青ざめる。


ミカエラも目を見開いた。


「そんな……。」


「三体!?」


レオンは剣を握り直した。


「来い!」


三体同時に突進してくる。


騎士団が結界を張る。


「守れ!」


白魔法使いたちがレオンへ補助魔法を重ねる。


「身体強化!」


「魔力強化!」


「防御強化!」


黒魔法部隊は瘴気を押し返し、騎士団はテレビクルーを囲んだ。


「深雪さん達は絶対に守れ!」


レオンだけが前へ出る。


「浄化魔法!」


一体目。


「浄化魔法!」


二体目。


巨大な衝撃波がレオンを吹き飛ばす。


レオンは壁へ激突する。


「レオン!」


ミカエラが駆け寄る。


血が流れていた。


「万能薬!」


レオンの口へ薬を流し込む。


傷が一瞬で塞がった。


「一回だけだからね!」


「ありがとう。」


レオンは立ち上がる。


「最後だ!」


全身の魔力を剣へ集中する。


「浄化魔法ぁぁぁ!」


轟音。


三体目のダークキングスライムが悲鳴を上げ、光となって消えていく。


長い静寂が訪れた。


騎士団から歓声が爆発する。


「勝った!」


「凄い!」


「レオン様!」


「勇者だ!」


深雪は涙目でレオンへ駆け寄った。


「すげぇ!」


「格好良かった!」


「取れ高最高だ!」


テレビクルーも拍手する。


「最高です!」


「視聴率間違いなし!」


その時だった。


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……!!


今までで一番大きな揺れが襲う。


床が大きく裂けた。


「危ない!」


「うわぁぁぁ!」 


深雪たちテレビクルーの足元が崩れ、全員が大穴へ落下していった。


ドォォォン!!


「深雪!」


レオンが駆け寄る。


巨大な亀裂を覗き込む。


底は見えない。


深雪の声だけが響いた。


「みんな大丈夫か!」


「照明!」


「向こう照らせ!」


ライトが洞窟の奥を照らす。


そこには、想像もつかないほど広大な地下空間が広がっていた。


深雪は震える声で呟く。


「何だここ……。」


「広すぎる……。」


レオンは叫ぶ。


「深雪!」


「大丈夫か!」


その瞬間。


「来ちゃ駄目だ!」


深雪が必死に叫んだ。


「逃げろレオン!」


騎士団長が青ざめる。


巨大な亀裂の底を見つめたまま、小さく呟いた。


「強い魔物の気配がします……。」


全員が固まる。


団長は震える声で続けた。


「それも……恐ろしいほどたくさんの。」


「おそらく、この世界が作られて三千年の間に積み重なった、憎悪の化身です。」


誰も言葉を発せない。


団長は剣を地面へ突き立てた。


「この亀裂を封印します。」


「レオン様。」


「そこから離れてください!」


レオンは首を振る。


「嫌だ。」


「僕は深雪達を助けに行く。」


「僕が飛び込んだら、この亀裂を塞いでくれ。」


「僕はパンダの所へ飛べる!」


「だから必ず帰る!」


「レオン!」


ミカエラが悲鳴のような声を上げる。


レオンは一歩踏み出した。


団長は涙を浮かべながら叫ぶ。


「……封印します!」


レオンは深雪達の待つ、闇の底へ飛び込んだ。










レオンです。

僕はかっこいい。


ヘタレです。

修正した文章をコピペする作業をしてるんですが、本当に地味な作業の繰り返しな為、つい居眠りしながら作業してしまい、失敗を直すのに思ったより時間が掛かってます。

新作待ってる人達、ごめんね!



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ