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リア充天才パンダとレオンの異世界日本化計画※毎日20時更新。ギャグと哲学とファンタジーをぶち込みました。スマホ勢にも優しい小説です  作者: ヘタレパンダ


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済 第50話 初めてのボス戦(脱出)



レオンの身体が、暗闇へ吸い込まれるように落ちていく。


騎士団長は剣を掲げた。


「全員、封印魔法を展開!」


白魔法使い達が一斉に杖を掲げた。


巨大な魔法陣が亀裂を中心に広がっていく。


「封印!」


眩い光が地面を包み込む。


ゴゴゴゴゴゴ……。


亀裂の奥まで白い光が走った。


亀裂の下では、その光を嫌うようにダークスライム達が一斉に後退していく。


「ギャアアア!」


瘴気を撒き散らしながら、群れは暗闇の奥へ消えていった。


「封印成功!」


騎士団長は額の汗を拭った。


「完全ではありません!」


「魔物を一時的に退かせただけです!」


「レオン様……急いでください。」


その頃――。


レオンは洞窟へ着地した。


周囲には、封印の光に焼かれ、溶けかけた無数のダークスライムの死骸が転がっていた。


その先には、三つの白い棺が並んでいた。


落下した三人のテレビクルーが、既に棺へ変わっていたのだ。


「……。」


レオンは唇を噛む。


「深雪!」


必死に名前を呼びながら走る。


奥の岩陰。


血だらけの深雪が壁にもたれ掛かっていた。


「レオン……。」


弱々しく笑う。


「来たか。」


レオンは駆け寄り、深雪を抱き起こした。


「喋るな!」


「今助ける!」


深雪は苦笑する。


「いてぇーよ……レオン。」


「生き返るって分かってても……。」


「死ぬのは嫌だわな。」


レオンの目から涙がこぼれた。


「大丈夫だ。」


「絶対助ける。」


レオンは深雪へ口づけをする。


寿命を分け与える白魔法。


柔らかな光が二人を包み込んだ。


「頼む……!」


「間に合ってくれ!」


しかし。


深雪の身体から力が抜けた。


返事はない。


「深雪?」


レオンは何度も名前を呼ぶ。


「深雪!」


静まり返った洞窟に、レオンの声だけが響く。


その時だった。


深雪の身体が淡い白い光に包まれる。


「……?」


レオンは驚いて手を伸ばした。


身体は粒子となって消えていく。


「深雪!」


光が消えた後。


そこには一つの白い棺だけが静かに置かれていた。


四つ目の棺だった。


レオンはしばらく動けなかった。


三人のスタッフ。

そして深雪。


レオンは四つの棺へ触れ、ペンダントを強く握った。


「みんな……必ず助ける。」


「飛ぶよ! パンダ!」


ペンダントが眩い光を放つ。


次の瞬間、レオンと四つの棺は白い光に包まれ、その場から姿を消した。


洞窟には再び静寂だけが残る。


封印の力が弱まり始めると、闇の奥へ退いていたダークスライムたちが、ゆっくりと姿を現し始めた。








な、なんて事に。

グロークが闇回は読者が離れると言ってます。

次回は楽しいイラストにするから。

見捨てないでー

ヘタレより

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