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リア充天才パンダとレオンの異世界日本化計画  作者: ヘタレパンダ


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第5話 異世界初のコンビニオープン!

 

「まもなく開店しまーす!」


エルフ店員の美しい声が森中に響く。


パンダが大きく頷いた。


「よし!」


「オープンにゃ!」


ガランッ。


自動ドアが静かに開く。


村人達は一斉に歓声を上げた。


「開いた!」


「扉が勝手に!」


「魔法だ!」


「押さなくていいのか!」


エルフ店員は笑顔で頭を下げる。


「いらっしゃいませ!各店舗、30人ずつお入りください」


村人達は店舗を選び、恐る恐る店内へ入る。


「うわぁ……。」


「パンがいっぱい。」


「肉がある!」


「お菓子だ!」


「こんなに種類が……。」


リアが笑顔で叫ぶ。


「おにぎり人気だよー!」


ナルも負けじと叫ぶ。


「フルーツサンドおいしいよー!」


ものの数分で棚は空になった。


「店長!」


「おにぎり完売です!」


「サンドイッチもありません!」


「お弁当も売り切れました!」


レオンは驚いた。


「早すぎる……。」


パンダは四次元収納ポシェットから『ドコデモゲート』を取り出した。


扉を開くと、その先は地球の日本――千葉県にあるレオン邸の庭だった。


次の瞬間。


四トントラックが次々と庭へ入り、商品を積み込んでいく。


「補充にゃ!」


「納品が間に合わんにゃ!」


「食品は1人四点まで!」


「雑貨は二点までにゃ!」


エルフ達が全力で棚へ並べる。


しかし、


「店長!」


「また売り切れです!」


「ええぇ!」


ロートンでも。


「完売しました!」


ファミリーショップでも。


「こちらもです!」


パンダは頭を抱えた。


「人手が全然足りないにゃ!」


レオンも苦笑した。


「三店舗同時営業は想像以上だったね。」


その頃。


店の外では魔王軍が真剣な表情で様子を見ていた。


将軍が報告する。


「魔王様。」


「敵は混乱しています。」


魔王は腕を組む。


「今なら潜入できるな。」


参謀が頷く。


「内部調査には絶好の機会です。」


その時、パンダが魔王達を見つけた。


「あっ!」


「魔王!」


魔王軍全員が身構える。


「来るぞ!」


パンダは走ってきた。


「手伝ってにゃ!」


「……え?」


「人が足りないにゃ!」


「魔王軍、アルバイト募集!」


将軍が魔王を見る。


「魔王様。」


「これは敵情視察の好機です。」


参謀も頷く。


「店員として潜入すれば、内部構造まで調査できます。」


魔王は静かに立ち上がった。


「よし。」


「潜入捜査を開始する。」


パンダは満面の笑みになる。


「決まりにゃ!」


「ダークエルフのみんなもお願いするにゃ!」


森の奥から、漆黒の髪と紫色の瞳を持つダークエルフ達が姿を現した。


その美しさに、村人達は再び息をのむ。


魔王軍の兵士達も思わず見惚れてしまう。


パンダは制服を差し出した。


「セブンヌレブン三人!」


「ロートン三人!」


「ファミリーショップ三人!」


「レジ、品出し、接客!」


ダークエルフ達は一斉に頭を下げた。


「承知しました。」


将軍が思わず呟く。


「……潜入捜査なのに、本当に働くことになった。」


魔王は真剣な表情で頷く。


「これも任務だ。」


こうして魔王軍とダークエルフによる、異世界初のコンビニ潜入捜査が始まった。

任務じゃ任務じゃー

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