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第41話 謎の少女からの置き手紙

話はハルキが意識を取り戻してすぐのタイミングまで遡る。


「あれ?

ポーチの中身がかさばってるな」


蓮姫はポーチの中身に違和感を感じた。


「何だこれは?

手紙か?」



「何だ……と!?」


「ちょっと急に立ち上がってどしたし、

カムっち?」


「今、大事な手紙読んでみるからちょっと静かにしてくれ」

蓮姫はそう言ってハルキの言葉を遮ると、手紙の中身を読み始めた。



自称女さんへ

『私が蓮姫(あなた)のところに来た理由、

まだ説明していなかったわね。

だから今、こうして蓮姫(あなた)に手紙を書いたの。


一度しか説明しないから心して聞いてちょうだい。

蓮姫(あなた)が使ったサイコロの影響で、

時代間に時空の断絶が観測されたの。

そして、その時空の断絶は宇宙規模で未来に重大な影響を及ぼすものよ。

だから、その事態の深刻さをあなたに説明して、解決方法を教える為に私は蓮姫(あなた)に会いにいったのよ。』



「にゃ、にゃ、にゃ、(にゃん)だってー???」

蓮姫とハルキははたからオーバーリアクションって言われそうな程、猫目で大げさに驚いた。

・・・

手紙を読む(にゃす)姫の姿はまるで考える人の彫刻。

・・・・・・

「あれあれ~?

(にゃす)っちの猫目泳いできたぞ~!

大丈夫(にゃいじょうぶ)か~?」

・・・・・・・・・・・・

「にゃ、にゃるほどー!!!」

(にゃす)姫は何かを閃いたように手をポンと鳴らすと

スクっと立ち上がった。


「お~!(にゃす)っち~♪」


「わからん(汗)」by(にゃす)っち


「あにゃにゃ⤵︎、(にゃす)姫っちー!!」《《と、》》激怒プンプン丸♪

《《な、ハルシアさん》》w

※猫のしっこカエルの屁(架空)


「にゃあ、ハルキ?」


「にゃあに、カムッち?」


「奴がこの文章で(にゃん)のこと言ってるのかハルキはわかっにゃか?」


「ん~、さ~?

サイコロ?ジクウのダンゼツ?

(にゃに)が言いたいにゃかにゃ~?」


「ジクウのダンゼツって

それ、ウマいにゃか?」


「う~ん、

あたしにも(にゃん)なのかわかんにゃいけどね~、

頭にサイコロって付いてるから

ステーキみたいな物にゃんじゃないかにゃ~?」


「サイコロステーキって事か!!

私やハルキが(にゃん)で未来の料理の名前(にゃまえ)を知っているか?

(にゃん)で途中から猫体化(にゃんたいか)して話にゃしているか?の疑問は置いといて、

確かに美味しそうだにゃ~♪」


「ホントにゃしね~♪」


「ハルキ?もっと先も読むぞ」


「うんうん、カムっち続けて」




緊張感というものが無く、

性欲と食うことしか頭にない頭空っぽさんへ

「ムカっ!」


「カムっち、まあまあ~w」


性欲と食うことしか頭にない頭空っぽさんへ


『以下は前半は箇条書きにするわ。

◆一劫年のサイコロの力◆

◇着いた時代の擬人化

◇ 過去改変

元の世界と次の世界の間の時間の流れを切り取り、一瞬で無かったことにする。

そうして、次に向かう時代へ一瞬で再構成する。

◆一劫年のサイコロのルール◆

一度でもサイコロを使ってしまった者には

全ての時代を自然に還しゴールするまで

2つの呪いにかかる。

◇老化の進行が止まる。

◇自殺や他殺により死ぬと

強制的に記憶がリセットされ

一周目のスゴロクスタートの瞬間に戻される。

◆不老不死の薬の力◆

◇飲んだ薬の量に応じて自分だけが過去に戻される。

◇緩歩動物クマムシの様に

各時代のあらゆる特殊環境下にも対応できるようになる。


蓮姫(あなた)が生まれた元通りの時代に帰る方法は2通りあるらしいわ。

一つは私も知らない方法。

そしてもう一つは、途方もなく蓮姫(あなた)自身に過酷な方法らしいの。



蓮姫(あなた)が消滅させてしまったアキア達古細菌達の……』


「ちょ、ちょっと待て!!」

蓮姫は手紙を読むのをまた中断した。


「ここ、確かに《《消滅》》させた……って書いてあるけどさ、

きっと何かの間違いだよ、ね?カムっち?」


「わ、私が消滅させただと……?」


【掲載に関するお知らせ】

いつもお読みいただきありがとうございます。

今後の運用方針に伴い、当サイトで公開中のエピソードは、予告なく非公開とする場合がございます。

公開されている今のうちに、ぜひお楽しみいただけますと幸いです。

尚、当内容については、憮然野郎のnote 掲示板にて詳しく告知しています。

https://note.com/buzenguy/n/n9517e6b198fc

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