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第4話 選択

一人、王の頼みを断る俺のほうに、なぜ空気を読まないのかとみんなの視線が刺さる。なぜ空気を読まないのかってそのほうが面白そうだからに決まっているのだけどな。


「光季行かないの?」


「当然だろ!せっかくの異世界だ、俺は魔王討伐よりも美女を探すぜ!」


「アハハ変わらないね。まぁでも、光季にはそれがあってるかも」


「そうですわよ。こんな奴いるだけ邪魔ですわ」


元の世界での女好き設定が功を奏したようでみんなからの反対はなかった。思い通りの言動をしてくれる迅には本当に頭が上がらない。


「うむ、光季君といったかな。先も言った通りしっかりサポートするから安心して生活するといい」


「ありがとう、おっさん」


「光季!王様に対してその言葉遣いはさすがにダメだと思うよ」


「別にいいんじゃね。堅苦しい言葉はいらないって言ってたし、なっ!おっさん」


「そのとおりだ。私たち以外の者がいなければ光季君のような喋り方で構わんよ。迅君も力を抜くといい」


「わかり・・わかった。よろしくローレンツ王」


多少無礼な言葉でも笑って許すその態度に俺は、警戒感をもった。王にあってからまだ少ししか会話をしていないがローレンツにはかなり高い評価を付けていた。だが、裏で動いて遊びたい俺にとっては有能な王は邪魔でしかなかった。


「今日は、これぐらいにしておこう。迅君たちも疲れているだろう、一人ひとり部屋を用意させているからゆっくり休むといい。詳しい話はまた明日にでもしよう」


ローレンツの一言で謁見は終わった。その後は、ドアの前で待っていたメイドにそれぞれ部屋へと案内された。与えられた部屋は、一人で使うには十分であり、風呂とトイレがついているという予想よりも豪華な部屋だったがそれだけ勇者への期待値が高いのだろう。まぁ、俺には関係のない話だが。


自分の部屋につき周りから人の気配が6消えたのを確認したところで、ステータスを確認した。


ミツキ・カミモト レベル1

称号 武道を極めし者 人を動かす者

スキル 剣術10 槍術10 体術10 弓術10  隠ぺい10 隠密10 索敵10 空間魔法5 

武道の才能 魔法の才能 鑑定1



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