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第3話 王

王女の後をついていくと大きなドアの前についた。ドアの前に二人の騎士が立っていることから、恐らくこのドアの向こうに王がいるのだろう。王女を見る限りは人を道具としか思ってないような王族ではないようだが、まぁ見定めさせてもらうとしよう。


「王女様、そちらの方々が勇者ですか?」


「ええそうです。お父様に合わせますので開けてください」


「「はっ!」」


王女の命令を受けて騎士がドアを開ける。この大きいドアをどうやって開けるのかと思いきや、騎士が近くにあった球体に手を光らせて触れると、ドアが自動で開き始めた。迅のステータスに乗っていたのであることはわかっていたがこれが魔法か。元の世界にはなかった力を見れたことで少し興奮した。


ドアの先に入ってみると、部屋の奥に座っている男と、そこまでにきれいに整列している騎士た大臣ぽい人たちがいた。頭を下げる必要などはないと王女に言われていたため、堂々と部屋に入った。


「セレナ、その方たちが勇者たちか?」


「はいお父様たった今、召喚の儀が成功し勇者様に来ていただくことができました」


「そうか、皆の者さがってよいぞ。我はこの者たちと話をするのでな」


王の命令で並んでいた人たちが部屋の外へを出ていく。初対面の奴相手に対して警戒を解くような行いにおおものかそれとも大馬鹿か見定めを始めた。周りの人たちがすべていなくなると王が口を開いた。


「私はベマール王国国王のローレンツ・ベアールという。ここには、セレナ以外誰もいないから堅苦しい言葉ではないくていい。そして、いきなり召喚してしまいすまなかった。返す方法はわからないが、そなたたちの生活の安全は保障するので安心してほしい」


王様が名前をのったと思えば、いきなり頭を下げてきた。上の者に必要なのはプライドではないことをよく知っているためこの王が有能であることが会話せずとも光季にはわかった。ここでも、みんなの前に立つのはこの男ってね。


「顔を上げてくださいローレンツ王、謝罪はセレナ王女からいただきましたから。初めまして、私の名前は八乙女 迅こちらの言い方ではジン・ヤオトメといいます。」


「ありがとう。それで、ジン君セレナから話は聞いたと思うがどうだろう協力してはいただけないだろうか。無論断ったところで待遇も変えないから心配しないでほしい」


「はい。私は協力したいと思います。みんなはどうする?」


「迅が協力するなら協力するよ」


「まあ、迅がどうしてもっていうならいいわ」


「はい、お兄様が言うならそれで」


「それしかないだろう」


愛美や梨子そして今までほとんどしゃべらなかった迅の妹の八乙女やおとめ 沙江さえと生徒会長の木名瀬きなせ レナが迅の意見に賛同し協力することを決めたようだ。


「ありがとう勇者たち」


「いい雰囲気のとこ悪いが、俺は参加しない方向で」


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