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第2356話 Vドルとオフコラボ!

いよいよオフコラボ開始。

 ☆紗希視点☆


 さてさて! もうすぐ私と風花ちゃん、つづみちゃんによるオフコラボ配信が始まるわよん。

 今回は「ミルフィーユ」が配信や動画撮影なんかに使っているスタジオを借りての配信よ。

 チャンネルは風花ちゃんのチャンネルで配信するわ。

 奈央や麻美に頼んで用意してもらった配信機器を準備してっと。


「どうですかー?」

「うんうん。 ちゃんと3Dモデルも連動して動いてるわよー」

「凄いっすねー。 このトラッキング機材、最新鋭じゃないですか?」


 つづみちゃんが覗いている機材について私は詳細を知らないけど、奈央に頼んだ機材だから多分最新鋭で高性能な物でしょうね。


「私達の動きが完璧に再現されてるし、ラグとか変な挙動も一切無い……」

「スタガのスタジオにある機材より高性能……」

「きゃはは。 動作は問題無いみたいだし、配信準備始めましょ」

「はい!」


 というわけで、配信ソフトを起動して風花ちゃんのチャンネルで配信設定を行い、スタンバイ状態に。


「時間になったので、SNSに書き込みして配信スタートします」

「りょ!」

「OK!」


 私とつづみちゃんも準備万端って事で、配信を開始よん!


 まずは風花ちゃんのチャンネルのOP画面と、風花ちゃんのソロ曲が流れる。

 この間にもコメント欄は物凄いスピードで流れていく。

 大人気Vドルのコメント欄凄いわよねー。


「じゃあ、OP明けますよ」

「うむ」

「はい!」


 風花ちゃんが操作すると、OP画面から配信画面に移行する。

 今回は私達3人のオフコラボというのが先に告知されていたので、私とつづみちゃんも最初から画面内に映っているわよ。


「こん風花ー! 花の妖精! 花風風花とー!」

「こんばんはっすー! 火の妖精! 祭火つづみ! とー!」

「きゃはは! こんばんは! 風花ちゃんのママ! 神崎紗希です!」

「イェーイ!」


 まずは元気良くリスナー達に挨拶。

 リスナーも盛り上がっているみたいだわ。


「というわけで本日は告知していた通り! つづみちゃん、そして紗希ママとのー! オフコラボです!」

「パチパチーっす!」

「きゃはは!」


 リスナー達は私達3人、初めて会った感想とかが気になるみたい。

 まずは雑談タイムね。

 これは予定通りの流れよん。


「紗希ママに初めて会った感想かー……それはー」

「もちろんあれっすよね?」

「だねー」


 と、2人は「せーの!」と、タイミングを合わせる。


「「胸がデカい!!」」

「きゃはー!」


 コメント欄はそれを聞いて「草」の嵐。

 だけど、それを見た風花ちゃんは「いやいや! 『草』とか生やしてられるレベルじゃないって」と、大袈裟に言う。


「バレーボールの大会をテレビで見てた時も大きいなぁとは思ってたけどさ」

「実物は本当とんでもないっす!」

「まあ、3桁だしね。 メートルよメートル」

「何食べたらそうなるの……」

「知らなーい」


 別に特別何か変わった物を食べていたわけじゃないし。


「あとあと! 紗希ママのリアルお子さん、双子の真希ちゃん美希ちゃんにも会いました!」

「これがめちゃくちゃ可愛いんっすよ! 昨日は双子ちゃんと一緒に5人で寝たんっす!」


 コメント欄は「おおー!」や「良いなあ!」のコメントが流れていく。

 そんな中、「という事は紗希ママの家から配信?」というコメントを拾う風花ちゃん。


「それが違うんだよ。 皆の中にギター四重奏『ミルフィーユ』って知ってる人いるかな?」


 と、風花ちゃんが質問すると、結構な人数のリスナーが「知ってる!」と応えた。

 亜美ちゃん達も結構有名なのねー。


「その『ミルフィーユ』さんの配信スタジオをお借りしてます」

「『ミルフィーユ』さんのメンバーは、紗希ママと同じバレーボール女子日本代表メンバーの方々っすからね。 皆さんご近所さんらしくて、この屋敷にはよく集まるらしいっす」


 コメント欄は「なるほど」とか「という事はあの無茶苦茶にでかい屋敷にいるのかー」と、わかった人もいるみたいね。

 麻美が配信で「皆の家」やスタジオを紹介してたことあるし、見ていたリスナーならわかるのね。


「あ、今日は『ミルフィーユ』の皆さんはいません!」

「でも、皆さん凄く良い人達っす」

「昨日はバレーボール女子日本代表の月島弥生選手の誕生日だったらしくて、私達もパーティーに参加しちゃいました」

「『ミルフィーユ』を知ってるリスナーはわかるかもしれないっすけど、このお屋敷無茶苦茶でかくて、無茶苦茶人が入れるんっす」

「きゃはは。 多い時は30人近くいるわよん」

「だからパーティーも凄く賑やかで、料理も美味しかったし」

「赤ちゃんの皆も可愛いかったっす」

「しかも! ビデオ通話でだけど、あの姫百合凛さんともお話出来たんですよ!」

「たまにこの屋敷にも来てるみたいっすね」

「4月にはこの屋敷に引っ越して来るらしいわよん」

「え? それ新情報……」

「きゃはは」


 と、笑っているとコメント欄にマニーチャットが。

 どうやら姫百合さんからみたいで、10000円の投げ銭と「見てまーす! あと、引っ越しの話は秘密ー!」と、書いてあった。


「秘密だったかー。 そりゃアイドルだし当然か。 失礼!」


 とりあえず謝っておいて、リスナーにも忘れろビームを撃っておく。


「さて! まだまだ話したいことはあるけど、ここで一旦切って、この3人でちょっとしたゲームをやります」

「そのゲームとはー! これっす!」


 と、つづみちゃんが取り出したのは「ツイスターゲーム」よ。

 パーティーゲームの定番の一つね。


「実はやった事無いっす」

「私も無いわね。 風花ちゃんは?」

「友達と前にやりました。 じゃあまずはルール説明をば。 このルーレットで止まった色に対応する手か足を置いていく。 どんどん進めて体勢が崩れた方が負け」

「知ってるわよーん」

「ルールはわかったっすよー」

「じゃあ最初はつづみちゃんと紗希ママにチャレンジしてもらうわね! 先攻はつづみちゃんから」

「よし来いっす!」


 風花ちゃんがルーレットを回す役よ。


「右手を緑に」

「い、いきなり手っすか……」


 とりあえず屈んで右手を緑の円の上に置くつづみちゃん。

 続いて私の番ね。


「紗希ママは、左足を赤」

「楽勝ね」


 足を置くだけだからこれは簡単よね。

 軽く左足を前に出して赤い円の上に乗せる。


「次はつづみちゃん、左足を黄色」

「ぎ、ぎぇーっ! もうきついっすー!」


 左足を黄色の円の上に乗せるつづみちゃん。 すでに前屈のような格好になって大変そうなつづみちゃんに対して私はというと。


「紗希ママ右足を青!」

「はいはいー」


 右足を青の上に置いて直立する。

 凄い楽なんだけど。


「ず、ずるい! ずるいっす紗希ママー!」

「つづみちゃん、次は左手を青ー!」

「ひ、左手青ー!?」


 既に無理そうな感じのつづみちゃん。

 何とかしゃがみ込んで左手を青い円の上に置くが、もう身体がピクピクしている。


「は、早くしてっすー!」

「紗希ママは次、左手を緑!」

「おりょ! 私もちょっとやばそうかも!」


 私はゆっくりとしゃがみ込みながら、後ろに手を伸ばして左手を緑の上に置く。


「紗希ママ、ちょっとポーズが際どい!」

「きゃはは!」

「は、早くしてくれっすー!」

「あ、つづみちゃんは左足を赤に移動!」

「ううっ! こ、この格好から赤に移動はき、きついーっす!」


 バタンッ!


 足を移動中に倒れてしまったつづみちゃんの負けという事で、1回目は私の勝利。


「ぜぇぜぇ。 ダ、ダンスよりきついっすよ……」


 大の字で横たわるつづみちゃん。

 3Dモデルのスカートの中が丸見えになっているわ。


「わわわ! 隠さなきゃ!」


 慌てて風花ちゃんがつづみちゃんの前に立って壁になるわ。

 アイドルだもんねー。

 さすがにスカートの中丸見えは良くないわ。


「休憩終わったら次は私と紗希ママね!」

「りょ! 負けないわよーん!」


 コメント欄は「もっとやれー!」「スカートの中見せろー」と、盛り上がっているわ。

 まだまだオフコラボは続くわよ。

ツイスターゲームを遊ぶ3人であった。


「希望です。 ツイスターやった事無いよぅ」

「確かに無いねぇ」

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