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【完結】オオカミはフードを被る  作者: Nadi
オオカミはフードを脱ぎ捨てた

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オオカミは共に生きる

登場人物のその後です。

登場人物のその後


ウンブラ

 騎士団からは身を引き、娘のルナに託す。

その後はフェリクスと共に時には相談役となり、国の復興に努めた。

五人もの孫に恵まれて、孫たちと遊ぶ姿は実に幸せそうであったという。


インテル

 ある日突然姿を消した。

魔獣と共に生きることになったこの国が嫌で隣国に渡ったとも、まだ各地に残っている魔獣を殺す旅に出たのではとも、噂された。

 ある日キエリに一冊の本が届けられ、そこには、魔獣との歩み寄り方が独特の視点で書かれていた。

キエリは、その著者の名を見た時泣きながら微笑んだという。


ラディウス・マギ

 騎士団からは身を引いたが、生涯フェリクスを支えていた。

強面なはずのマギの顔が幼い王子や姫を見るときは、まるで普通のおじいちゃんのようだったとささやかれた。


ルナ・ウンブラ

 戦いが終わった後はソールと契りを結ぶ。

戦いが終わった後も、騎士団に所属し続け、団長に就任し、勤めを果たす。勤勉で誠実な彼女は騎士たちの羨望の的となった。その傍には、夫のソールが常に彼女を支え続ける姿があった。

 子宝に恵まれ、ソールとの間には五人の子供をもうけた。子供は不思議なことにドラゴンのような鱗を持つ子もいれば、人間の姿の子もいたという。


ソール・ウンブラ

 戦いのあと、ウンブラ家の婿養子となる。本人曰く「家は兄貴がいるし大丈夫、大丈夫」と笑っていた。

 騎士団に所属し、騎士団の団長となったルナを支えつつ、後世の騎士の育成に励んだ。

魔獣となっていても明るい笑顔が以前と変わることはなかった。

 騎士に稽古をつける時には、幼い自分の子供を背中に背負っている姿がよく見られ、時折、親友と同じ魔獣の血を継ぐ子供を持つ親として、子育てについて話し合っていたという。


プエッラ・ウィス

 騎士団への勧誘を受けたが、丁重に断りをいれ、戦いから身を引いた。

その後は、自身の夢であった可愛い小物を売るお店を経営し始めた。

小規模ではあったものの、そこにはかつて共に戦った友人たちが足しげく通い、プエッラの人柄もあり、人気店となる。

そこに、可愛い店には似合わなそうな屈強な男性が現われたが、プエッラは泣きながら笑顔で迎え入れたらしい。


アクイラ

 紆余曲折あったが、キエリと和解。

その後、騎士団に所属し、幼い王子に剣術の教育係に任命される。魔獣の耳が生えた幼い王子に剣術を教える時は、優しい顔であったという。

 心に誰か決めた人がいたのか、それとも忠義に生涯を費やすこと決めていたのか、生涯独身であった。


アンナ

 戦いの後、魔獣と人間の間に生まれた子供たちや戦いで親を失った人間の子供たちの面倒を見るために、孤児院を設立。子供たちの心に寄り添い、尊敬される院長となった。

 ある男性から告白されたらしいが、それには応えず、生涯独身であった。

しかし、子供たちに囲まれている彼女は幸せであったという。


フェリクス・エピメディウム・レックス

 キエリを無事に人生の伴侶として迎えた。

キエリとの間に男の子と女の子の子供が生まれる。魔獣の耳やしっぽを持つ我が子たちのためにも魔獣と人間が共に尊重し合える国づくりに励んだ。

長い年月をかけ、周りの仲間たちの助けをかりながら国の復興に努め、さらには、国を豊かなものにつくり変えた。

その隣には常に愛する人がおり、フェリクスも彼女を大切に愛した。後に国きっての愛妻家と名をのこす。


キエリ・エピメディウム・レックス

正式に王妃となり、愛する人の隣に居続けることができた。

 魔獣であるにもかかわらず、人間にも魔獣にも真摯に親身に寄り添う姿は、多くの国民の心を救い、愛された。

 後にフェリクスとの間にふたりの子供をもうけた。子供たちには魔法書を読ませたり、薬草の使い方を教えたりと、独特な子育てをしていたらしい。

時折、この戦争で失った者たちのために作られた墓石に花を供えている姿が見られた。

 復興で忙しいながらも愛する家族と共に幸せな時を過ごした。

ここまで、読んでくださった方々に感謝してもしきれません。誠にありがとうございます。

少しでも楽しい時間が過ごせていただけていたら、私としては感慨無量でございます。

また、あとがきは活動報告の方で載せようかなと考えております。


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