第22話「友達10人できるかな? 100人は無謀です!」
「さぁ、おいコラどうしたエンド! 私を殺せぇ! さぁはよ来いやぁぁぁ」
何かのネジがぶっ飛んだのか、もうキャラ崩壊なんてレベルでなく涙を流しながら、全てを覚悟した顔で行ってくる。
「だからどうしたの!? 何なのさっきから! お前さっきのヘラとかいうやつと似てきたぞ····」
セリカが、ため息をこぼし小さな腕を組み得意げに
「際ほど言った通り、あなた様がこっち側なら人類に勝ち目はもう無いんです····」
「え? なんで」
俺が不思議そうに聞き返すと
セリカは、何言ってんだこいつでも言いたげに
「え? エンドマスターだから····この世界伝わる伝説の最強災厄だから」
「·········え? 」
いやいやいや、まて何それ怖い!
エンドマスターって俺が昔勝手に作った妄想だぞ! 何なのそんなやばいもんなの?
「さぁ! 早く殺しなさいよ! マスター! マスター! 」
あいつもうヤベェよ! 脳みそのあのシワシワがなくなったぐらい狂ってるよ····
「それは、本当なのかカケルよ!」
今まで置物とかいていた、ハデスが立ち直り迷惑すぎるタイミングでもどって来た。
「ハデス、お前····老けたなぁ」
ストレスのせいか、明らかに初めてあった時と覇気が違う。
「そんなことはどうでもいい! まさかお前がエンドマスターだったとは····」
「おぉ····エンドマスターな。 エンドマスター····」
だからなんだよ! 内心意味が分かんねぇよ!
今更、誰かに教えて貰うわけにも行かずこのまま知ったかぶって答えるしかない。
「なぁ····なぁ、セラ」
「1年生になったら! 1年生になったら! 友達10人作りたい! 100人は無謀です! 10人作れば上出来よ! ───」
手を地面につけ、座り込んでデスボイスで歌っている。
「あいつもうダメだ! とうとう来世のこと考えてやがるぅ!」
だめだ、俺だけまったく話についていけてねぇ!
初めて、都会の子と話した時ぐらいついていけてない。
「あのぉ、ハデス····」
「なんだエンドマスター? さぁ今すぐ人類に終焉を····」
「············」




