表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
2/5

第2話.覚悟を決めろ

「…魔法…つか……い?俺が?何かの間違いでは…」俺は慌てて否定した。昨日おもちゃの杖を握って、それで…これは夢か?「杖を持ってください。国へ移動します。」

「い、いやいや!俺杖持ってないです!!」「いや、そんなはずは無いでしょう。魔法使いになったものは杖を貰うでしょう。」「いや…貰って…ま…せ…」ん?もしかして…

あのおもちゃ…本物なのか!?

俺は急いで屋根裏まで走り出し、

杖を持ってきてみた。男の人は、

杖をジッと見つめて、言った。

「はい、本物です」「えええええええええ!?」俺と母親は驚いた。これは、昔父親に買ってもらった“おもちゃ”のはずだったから。なぜ父親は持っていたんだ…ちなみに父親さ現在出張中である。重要な時ほど居ない…なんだアイツ!!

「では、移動しますので、荷物をまとめてください。なるべく少なく大切なものだけ」…でも、夢の魔法使い?になれるのか…魔法使えないけど…俺は引き返して部屋に荷物を取りに行こうとした。その瞬間。母親に肩に手を置かれた。振り返ると、心配そうに俺を見つめる母親がいた。「あの…この子は無事に帰ってこれるのでしょうか?」…そうだ。魔法使いは世界を救う為に居る。もし悪者の戦って、死んでしまう…そんなことがあるのだろうか。「無事かどうかは本人次第です」母親は俺の肩に置く手の力を強めた。言葉にしなくても分かる。

行って欲しくないんだ。…でも、

俺はどうしても行きたかったんだ。

命を掛けてでも…というまでは、自信がないけど、未来の俺がくれたメッセージを読み取りたい。

「…母さん。ごめんね。行かせて欲しい」「…嫌よ…」「…うん。大丈夫。絶対無事に戻ってくるから」「…絶対?」「俺は母親の手を握り、そっと口を開けた。「…絶対」

俺は部屋に荷物を取りに行った。家族写真と杖だけを。

「…母さん、また逢う日まで!」

「…頑張るのよ」下手くそな笑顔をする母親を見て、俺は改めて

実感した。


…俺は、魔法使いなんだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ