6章 パークの戦い
みんなアーチャーって知ってますか?
私の名前はパークです。
アーチャーとは弓使いのことです。
知ってますか、世界最強の武器が弓矢だってこと。剣とか槍とか矛じゃないんですよ。なんせ遠くから燃料なしで攻撃出来る、みんなで一斉に矢を放ったら外れることなし、下手でもオッケー、最高でしょう。
なのに、遠くから打つイメージがありすぎていつもセンターじゃなくて後ろ、近い方が当てやすいのに……
総選挙に当たって、まずは矢にまつわる素晴らしいお話を聞かせてまわった、「1本の矢は簡単に折れるけど3本の矢を束ねると折れないよ」って知ってる?家族の絆を表したいい話なんだけど、古すぎるのか、現代人は家族を大事にしないのかわからないけど、あんまり刺さらなかったから作戦変更、いい話なんだけどね。
まず一晩中探しまわってキューピッドを見つけ出してなんとか捕まえた。10本ぐらい矢を持ってたので、恋する女の子に弓矢の指導してからプレゼント、これで恋が成就するはず、よかったね!
間違えて、違う男の子を撃っちゃダメだよ。
もし他の女の子が矢を欲しいと言ってきたら、またキューピッドを捕まえに行こう。
最近はヨガとかやる女の子が多いので弓矢は集中力を増すし精神修行にピッタリなので弓矢教室は女の子でいっぱい。袴を履きたいという女の子も多いね、カッコいいもんね。
山ガールを連れて、山でキャンプ。みんなで桃やリンゴを弓で取って持って帰ればダイエットにも最適。昔の王様は山でキジとか鹿とか弓矢で狩りをして楽しんでたんだよ。今は動物愛護だからダメだけどね。
評判が良かったのは、男性アイドルグループに上手に狙いをつけられる指導をした。私が指導したアイドルグループはファンサの狙いがバッチリ。ライブで自分の推しに正確にファンサが行くようになってファンから感謝の言葉が溢れた。二人同じペンライトが並んでいても、もう揉めたりしないね。アイドルって大変だなって思う。
女の子やアイドルオタクが私に付けば選挙はバッチリなはず。
アーチャーは狙った獲物は必ず仕留めます。
センターは私のもの、必ず仕留めてみせます。
頑張ろう!




