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28話 リアディナ帝国の追跡

ー夜ー

アラーム

ピーピーピー

(結界が反応した。リリアのことを探しに来たのか)

 「リリア起きろ、敵だ」

 「ふぇ、て、き?」

 「そうだ。多分リアディナ帝国の部隊だ。気配がほとんどしない。誘拐か暗殺が目的だろう」

 「戦う?」

 「戦わない方がいい。ここでこいつらを倒すと国と全面的に敵対することになるそうなれば他国でも指名手配される可能性が高い。ここは逃げよう」

 「逃げるってどこに?」

 「魔族領だ。あそこなら追ってこないはずだ。今のリリアは魔物よりも圧倒的に強い。人間相手よりは魔物相手の方が楽だ」

 「わかった。逃げる」


洞窟から出て魔族領に向かって走る

「いたぞあの女だ」

「絶対に捕まえろ。逃がすな」

(お前らの足じゃリリアには追い付けねーよw)

「クソ、なんだあの女速すぎる」

「隊長、魔族領に逃げられます」

「なんだと、魔族領だと。あそこは人間が立ち入ることができないエリアだ。魔物が強すぎて人間では勝てないから誰も入らない。そんなところに逃げるなんて、、あいつ死んだな」

「では、どう報告すれば、、」

「死んだ。魔物に殺された。と言っておこうあそこからは帰ってこれない」

「わかりました」

(やっぱり魔族領には追ってこないか。だが体勢を立て直すために1度撤退しただけで後で追いかけてくるかもしれない警戒は続けよう)

 「リリア、敵の気配が消えた。魔族領には入ってきてない」

 「逃げきれた。ってこと?」

 「まだわからない。数が増えて追いかけてくるかもしれない。だから警戒はやめない」

 「わかった」

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