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29話 天使の天敵
月が赤い
魔力が濃い
強敵の気配がする
(ここが魔族領か。リリアほどではないがそこそこ強い気配がする。これが魔物か)
「お兄ちゃん。魔物って動物と何が違うの」
「動物は魔力を持っていない。魔物は魔力を持っていて魔力で強化された動物。簡単に言うと違いは魔力の有無だね」
「そうなんだ。だから魔物は強いんだね」
天使は急にひどい頭痛がした
「クソ。なんだこれ頭が痛い頭が割れそうだ」(頭無いけど)
「どうしたのお兄ちゃん。大丈夫?」
リリアが天使を心配する
レイスが現れた
(そうか、レイスは幽霊。魂に直接攻撃する、だから攻撃をくらったのか)
「リリアそいつだ。そいつはレイス、魂に直接攻撃してくる。」
「わかった。あれを倒せばお兄ちゃんの頭痛治るよね?」
「多分な」
リリアが飛び込む
ミスラルコンソードでレイスを斬りつける
スッ
「えっ?」
リリアの剣がレイスをすり抜けた
「それなら。蒼き水よ、天翔ける風よ、我が声に応え氷となり敵を貫け《アイシクルランス》」
リリアの手から氷が放たれる
氷はレイスをすり抜ける
「なんで⁉」
リリアは不思議そうにする
「リリアそいつは実体がない。物理攻撃が効かない。俺がやる」
光魔法が展開される
「ルミナスジャッジメント」
リリアの目の前が光輝く
レイスに光の剣が刺さる
レイスが消滅する
パリンッ
光の剣は消えた




