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異世界なのだから最強の剣を求めるのは普通だろ  作者: 雪兎
1章 始まりと学園と青年紀
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第15話 手と昼飯と小さな事と

本当に遅くなりました。田植えや収穫と草刈と展覧会とスランプと色々と言い訳させてください。

本当に暑くなりましたね。そろそろ夏本番になりますが、この季節は草刈や野菜の収穫と本業二本と多忙に成りがちなかなか話が進まなかったです。本当にすいません。できる限り次回は早めに投稿したいと考えていますが、2~3週は掛かりそうです。因みにチャートどうり行くと次回くらいから戦闘多めになります。鍛冶関連もちょくちょく入ります。本当にほのぼのと生きたいこの頃

  『学園の廊下』


 一人の男を取り囲むように群れる一団が賑やかに歩いている。もう見慣れた光景だが2人の男を除いて取り巻きは全員女性で黄色い声が響く。


 その一団を纏める男が俺を見つけて声を掛けてくる。


「おはようヒルト君。今日も早朝からトレーニングをしてきたのかい? えっと……今日は一段とボロボロだけど大丈夫かい?」


 俺の姿を見て少しだけ戸惑ってから俺の服装の事を気にする。


「ノエル…… まぁ師匠の武器の試験でちょっとな」


 俺は、この男の事を余り好きではない。

 別に何かがあった訳では無いがどこか胡散臭い笑顔がどうも嫌なんだ。


「ちょっと、騎士課の主席でのエイズル・フェール様の弟子だからって、ノエル君が挨拶に心配までしてくださっているのにその態度はなんなんですの?」


 取り巻きの女が俺とノエルのやり取りを見て声を荒げる。他の女も「そうよそうよ」と声を上げる。


 正直ウザイ事この上ない。それにこの女、医療魔道課次席の……そうだ【ヘレネー・ニーヴ・バートリー】だ。事ある毎にエイルと揉め事を起しているらしい。


 そんな事を思いながら不快に感じていると。


「君達、毎朝欠かさずトレーニングをする努力家なんだから、疲れている事だってあるよ。それに、言葉使いくらいで、そこまで騒ぐモノではないと思うけどな」


 また俺の嫌いな胡散臭い笑顔を浮かべながら、女性陣を(なだ)め始める。


 その事で取り巻きの女は納得いかないという表情だったが


「ノエル様がそれで良いのなら……」


 とだけ言ってノエルの後ろで俺の事を小汚い者を見る様な目で睨んでいた。


 俺は、そんな状況も重なった事で、早々に話を終わらせる為に、


「悪いなノエル庇ってもらって。悪いついでなんだがちょっと急ぎの用事があるから、また今度な」


 そう嘘をついた。 

 

「ゴメンね急いでいるのに僕が止めてしまって。明日は対抗試合だし君とは直ぐに会えるね。その時に又話そうか」


 と右手を上げて手を振るノエル。


 俺は手を上げてから一団の横をすり抜ける。

 通り過ぎる時に何か嫌味の様な言葉が女の声で聞こえたが俺は意図的に無視する事にしておく。


 それにしても、ハルトとエリックって言ったか? あいつ等疲れた様な顔をしていたけど大丈夫なのか? あと、綺麗な手の平だったな……やっぱり綺麗な手の方がモテるのか?


 俺は自分のボロボロでゴツゴツとした手の平を見て、ノエルの手と比べてしまう。


 別にモテてるアイツが羨ましいとかじゃないし……ただ最近、他の生徒と違い修練、修行、鍛冶に明け暮れている事で元の世界でも周囲に馴染めずにボッチだった学生時代と同じだとどこかで感じてしまう事があるんだ。

 って俺は又誰に言い訳をしているんだろう。



 ツマラナイ座学の授業。


「ええっと、だからして。スライム種に関しては物理攻撃を避けて、魔法攻撃で対処しなくては分裂していく事になる。皆が入学前にも同様の事例が報告されている――」


 ほんとに座学は苦手だ。

 歴史の授業に関してはまぁ……英雄譚を聞いているような感じがあって好きなんだが、魔物学や戦術学なんかは、スランやエイズル師匠から先に詳しく教えてもらっている事もあって退屈だ。

 退屈すぎて又、元の世界でボッチだった時の事を思い出してしまう。

 そして俺はまた自分手を見てボロボロでゴツゴツとした不恰好だとか、他人と違うと思ってしまう。

 やっぱり馴染めないのは自分が悪いのかも知れないな……


 そうこうしていると、学園の鐘が鳴り響き、


「時間の様だな。次回はスケルトン種を含むアンデット種へ対する授業を行なうので予習しておくように」


 そう言って先生が教室を退出していく。


 暫くして


「おい、飯に行こうぜ……っておい、聞こえてるか」


 俺は背中を叩かれたことで、既に授業が終わっており、昼の時間になっていた事に気がついたが、


「ってぇな叩くなよグラン。てか、もう少し力加減をだな」


 俺はグランに対して強く叩かれた事に文句を言うが、


「お前が自分の手を見つめて、ボーっとしてるからだろ。それより、さっさと飯に行こうぜ。多分、もうフランシス達は待ってるかもしれないし。それにまた、エイルのヤツに長い小言を言われるのはコリゴリだからな」


 ちょっとだけ嫌な顔をしながらも、言葉を言い終わると同時に手で行くぞと合図しながら小走りで教室を出て行く。

 俺はそれに続いて教室を出て何時もの場所にグランと向かう。



 丁度中庭の外れで基本静かで人気(ひとけ)は無いが、中庭を見渡せる特等席。

 その最高の所が俺達の目的の場所なんだが、その目的の場所に着くとそこには既に2人の女性が到着しており、褐色の女性が仁王立ちで待ち構えていた。


「遅い! 毎回女を待たせるなんて良いご身分ね」


 俺達を見つけるなりエイルが嫌味を言う。


 それに対してグランが


「お前が早いんだよ。あと、小言ばっかり言ってると眉間にシワが出きるぞ」


 自分の眉間を指で寄せて、(おど)けるようにエイルをからかい始めるグラン。


 その後毎度のやり取りの様に口論が始まるが。保々日課の様なやり取りなので特段気にもならない


 ハズなんだが今日は、そんな光景が何故か嬉しく思えていた。


 すると


「ヒルト君笑ってどうしたの? また悪い事考えてたでしょ」


 座っていたフランが俺の表情に気付いて声を発した。その声に口論していた2人が反応して俺を顔を見るなり


「「えぇぇ~」」


 二人揃って少し引いたような様子と、棒読みの様な感じで感嘆句を言う。


 そんな反応に俺は


「なんだよその反応。俺が笑ったらそんなに可笑しいかよ?」


 俺はそんなに可笑しいのかと思い自分の顔を触りながら不機嫌にブー垂れると。


「いや、アンタがそんな顔で笑ったの初めて見たからさ。正直引いちゃって」


「俺もお前とは長い付き合いだけど。初めてだし、正直余りにも似合わなくてさ」


 2人はそう言うが、


「ヒルト君だって笑うよ。(僕はあの顔も好きだけどな)」


 フランが少し大きめの声で言ってから、後半口ごもった様な小声で聞き取れない言葉を溢す。


 その様子を見て、俺もエイルもグランも少し驚いてしまい、微妙な間が開いてしまうが、


「あっそうだ、飯だ飯。こんな事をしてたら昼休みが終わっちまうぞ」


 グランが慌てた様に言ってから。それに乗る様にエイルも続いて同意して。フランも恥ずかしそうにしながら同意する。

 内心俺が悪いのかと思いながらその流れに従う。


 少し気まずい雰囲気のなかエイルとフランが用意してくれた弁当を広げてくれる。

 その途中、ノエル達の声が聞こえ俺はそちらを見る。するとノエル達が近くにある葡萄のパーゴラ※で造られた木陰で朝のメンバーで楽しそうに食事をしている姿が見えた。

 俺はその姿と又自分を比べてしまい、自分の手を見る。


 それを弁当を広げ終わった、フランとエイルが気付き。


「手どうかしたの? 痛いの?」


「アンタ、大事な商売道具なんだから気を付けなさいよ。私が診てあげようか?」


 2人が心配そうに言うが、一瞬その2人の間で何か火花が飛んだような気のせいに襲われていると、

 

「いや、コイツ今朝からこんな調子なんだよ。遅れたのもこれが原因だしな。お前本当にどうしたんだ? 熱でもあるんじゃねぇのか?」


 そう言ってグランが俺のデコに手を当てくる。


 俺はグランの手を払い退けて


「熱もねえし、手にも異常は無いよ……ただ」


 俺は自分の思いを言うかを躊躇(ちゅうちょ)して、途中で言葉を止め、又、賑やかに楽しそうにしているノエルの方を見てしまう。


 俺には、グラン、フラン、エイルという親友とも言える友達も、エイル師匠という師にも、国随一の剣士で祖父であるスランという師もいるのに、なぜそんな気持ちになるのだろう? なぜ他人と比べてしまうのか? なぜノエルの事が嫌いなんだろうか? 全ては上手く行っているはずなのに。

 元の世界で憧れ続けた学園生活なのに。そうだ今朝、ヘレネーに言われた嫌味からだこんな気持ちになったのは、


 「本当に小汚い手。それに協調性の無い凡人が背伸びなんてして優等生面とかほんと気持ち悪い」

 

そんな言葉は無視した筈なのに。元の世界で言われ慣れた言葉のはずなのに、こんなにもイラつく。

 元の世界の過去が甦るんだよ。クソクソ……


 表情に出さずに俺はそんな事を思いながらイライラしていると。


「アンタ、ヘレネーと何かあったの? あいつ等の方を見てるけど?」


 俺がノエルやヘレネーのグループを見ていた事に一番最初に気が付いたエイルが質問してきた。

 その声は怒りと呆れを混ぜた様な声色だった。


 俺は図星をつかれ少し顔が引き攣るが


「何にもねえよ。あったとしても何も思わねえよ」


 そうエイルに反したはずなのに、横から


「あっ! ヒルト君嘘ついてるね。僕にはわかるよ。ね? グラン君」


 フランがグランに同意を求める


「観念しとけ。お前は嘘が下手なんだから」


 話をフラれたグランは同意と共に俺の腹を小突きながら悪い顔を浮かべる。

 俺は頑なに否定するが。ネタは上がってるだとか、嘘はバレてるや、友達だろ等々言われ観念して話す事にした。

 まぁ決め手は、目の前で弁当をチラつかせられ、食べたければ正直に話せと脅された事だろう。胃を掴んで、尚且つ俺の好物であるアルミラージの一口焼きを取り上げようとするとかいう卑劣な拷問だ、

 仕方ないって何でまた言い訳を誰に以下略



 俺が今朝にあった事を話し終わると、


「はぁ? お前がそんな事で悩んでたのか? 長い付き合いだけど意外だな? てっきり武器作りに悩んでるんもんだと思ってたぜ」


「嘘だよね? ヒルト君てそんなに繊細だったっけ? 僕も長い付き合いだと思うけど知らなかったです……」


 幼馴染である2人は、本当に以外ない一面を見たと言うよりは、今までの俺なら笑い飛ばしているような事なのにと戸惑っているような感じをしていた。


 しかし


「はぁ~。アンタね自分の手がそんなに見窄(みすぼ)らしく見えるの?」


 エイルは、怒りと呆れと心配を足したような複雑そうな顔で俺に問いかける。


 その顔を見て俺は冷静になったというか、どうして悩んでいるんだろうと疑問に思った。

 自分でもこんなに小さな一言で心が揺れて乱されるなんて実年齢が30代の男だとありえない。それに元の世界では何とも思わなかった事のはずなのに。一つ思い当るとすれば、これまでも精神より肉体年齢相応の感情が優先されて抑制が効かなかった事があった。肉体は15歳と思春期真っ盛りと考えれば有り得る話だ。


 そう真剣に考えていると


「アンタね……まぁ良いわ。女としてアンタに助言してあげる。女はねアンタみたいな努力している手に惚れるのよ。ボロボロだけど強く、優しい、そんな守ってくれるような手に引かれるのよ……あっあとエイズル様なんてこの国で凄くモテモテなのよ。そんなアナタの師匠の手は綺麗で生白いのかしら?」


 俺の手を握り語ってくれるが一瞬の沈黙の後、俺の手をはたき捨ててから後ろを向き師匠がモテると教えてくれた。

 俺の視界の端に何やらムクれたような表情のフランが見えて俺がそちらを見ると慌てた様子を見せた後、


「ぼっ僕もヒルト君の手が好きだよ。エイルちゃんが言ったみたいに優しいその手が好きだよ」


 と何やら後半、(うつむ)きかげんで言うフラン。


「おうおう、モテモテで良いご身分だな」


 そう言いながら俺の首に腕を掛けてモタレながら左手でまた腹パンしてきてから。


「なぁなぁ、俺の手はどうだよ。ヒルトに負けないくらい良い手をしてるともうんだけどな? どうよ?」


 すこし(オド)けたように自分の手はどうだと2人に質問する。


 すると2人は顔を見合わせてから。


「「汚い、ちゃんと手を洗ってきて」」


 と笑いながら冗談の様に揃って言う。


 それにヒデーと2人に抗議し始める。


 そんな友人達の光景をみて

 俺は笑いが堪えられず笑ってしまう。それにグランが笑うなと怒って来たが、自然と嬉しくて笑が止まらなくて居ると。三人に呆れた様に首を振って呆れられた。



 その後食事も終わり午後の授業も終了して最後のホームルームの時


「明日は学課対抗模擬戦闘試合が行なわれます。まぁ抜き打ちの試験のような物なので楽しんでください」


 ジン先生が言う。


 どこか楽しげな表情を浮かべているが


「ジン先生、言い忘れてますよ」


 リセィアム先生が何か伝え忘れていると言うが、ハテ? と惚けるジン先生。


 きっと分かっていてやっているんだろうな。


「オッホン。ジン先生の補足は言う。この模擬戦闘試合は代表選抜制で、うちの学科からは上位5名に出場してもらおうと考えている。他の者は応援と出場者がどの様に戦うかしっかり見るように」


 咳払いの後リセィアム先生が説明すると


「ああっそういえば、そんな決まりでしたね~。すっかり忘れていましたよ。ええっと、成績上位五名という事は、ヒルト君とグラン君にニール君、ロタさん、そうそうあとは、カリス君ですかね?」


 ジン先生はワザとらしく最後にカリスの名前を呼ぶ。

 俺を含めてグランも他の2人は平民出身者で最後に呼ばれたカリスは貴族の出で、本名を【カリス・ヘーゲ・アグライアー】とこの国でも有名な騎士の家系なのである。

 ジンの呼び方に一部の貴族出の生徒達は憮然としない態度を取る。当たり前だがカリスも憮然としない態度をとり更にはジンを睨みつける。 


 まぁあの初日一件以降もこいつ等は未だに平民だと喚いてるからな……自業自得っちゃアレだけどな。それにしてもニールもロタも確かジンが最近作った修練組みだったよな……確かにあのグループは発足移行メキメキと実力を付けて俺やグランと少しはマトモに剣を交えられる位になってたっけな。本当に短期間で何をしたのか……異常だよな……。


 そんな風に俺は思い返しながら、ジンという人物に対して元々良い感情を持っていなかったので疑っていた。


 その後は明日の予定と試合形式がトーナメント方式である事や、特殊な魔法を用いたフィールドを使用する事などを説明された。

 帰り際に、カリスのグループ、俺の中での通称は【Gスキンズ】が睨みつけながら教室を出て行く時に、一悶着があり、


「平民と貴族の差を教えてやるから覚悟してろよ」


 とカリスが不敵な笑みを残して消えたので。


 俺はどうせ強がりだろうと思い鼻で笑い流しておいた。

 全く懲りないというか……なんなんだ、要らないプライドだけが強い。本当に貴族ってヤツは……まぁ一部だけだろうけどな。フランもエイルも貴族だが、まともだし……撤回……あいつらもどこかズレてるな。

 俺は心の中だけで思う。



 俺は学園からの帰り際にグランの武器を預かる事にした。理由は簡単だ、最近の訓練で刀身がナマリ始めているんだ。俺の第56号も例に漏れず刃が潰れてきている。


 正直相手が悪い、硬度も強度も魔力伝導も一級品が相手でこちらは、素材は良いがソーンスコルの魔石を混ぜただけの魔鋼と初期のウーツ鋼、正直そろそろ限界が近い……

 第56号は気に入ってるから新規に制作したくないしな……しゃあないか、グランの剣の事もあるし……アイツのを打つ前にするしかないよな……でも、やだな……


 そんな事を思いながら俺は工房で砥石といしで中研ぎをしていると


「こぉらぁぁ! 考え事をしながら研ぎをするとは何事じゃ。心身を集中させ全霊を込めんかバカもん。殴られんと判らんか?」


 師匠の怒号と鉄拳が俺の耳と頭に突き刺さった。


「すいません師匠。つっうう」


 今回は俺も悪いが……本当になんでこう、言葉と身体が同時に動くんだよ……てかもう殴ってんじゃン。


 俺は頭を押さえながら腹の中で叫んだ。


 その後は、師匠の見張りの中気も休まらぬ状況で研ぎが進む。

 仕上砥も終わり、最後のカエリ取りなのだが……この工程だけは未だに苦手だ……案の定


「はぁ……まだまだじゃのう。何度も説明しておるが刃が立ち過ぎじゃそれでは欠けの原因になるぞ。もう少し角度を付けよ」


 まだ師匠からの合格が出ない。

 てかむしろ……微妙すぎて伝わらないかもしれないが、和紙一枚以下むしろ金箔以下の高さ調整とか言われても、その日の湿度や温度で変るレベルなのに……


 と愚痴りたいが


「精進します……はぁ……」


 返事するが。


 師匠のレクチャーや4時間に及ぶ指導もといい後半は単なる精神論が続く事を避ける事はできずに再度、ギリギリ及第点が出るまで研ぎ直しをする事になる。

 まぁ師匠も付ききりで腹も減ってるだろうが、俺ができるまで見守ってくれた。これだけは本当に優しいというか、素直に嬉しかった。



 翌日


「起きろ、起きろってヒルト」


 早朝からグランの声が聞こえる。


 俺は寝ぼけ半分に


「男の声でモーニングコールとか……後5分寝かせろ……」


 布団を手繰り寄せて、二度寝の体勢にはいるが、


「起きろってんだろう!」


 怒りの篭った声と共に、俺のわき腹へと鈍痛が走り、


「ぐっはっっっぅ」


 蛙が潰されたような声をだしていた。



 その後痛みを堪えつつグランに文句を言うがそれはまた次回のお話


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