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短篇集  作者: 人翁
2/4

名を流人と決定して都民となる

 次に目覚めた時は驚く程世界が変わっており

星の殆どを人属が支配する珍しい世界が出来上がっていた


 「氷河期で主だった強者は全て死滅してしまったとは言え

 元は私と同じですが・・・流石は下等生物の繁殖力(焦) 

 ここまで増殖するとはww」


 相変わらず魔力を感じない世界

魔物も魔獣も存在しない中で人属が最上位として君臨している珍しい世界

主人公は少々関心を示す♪


 自分の経験上これ以上に反映した街は皆無だった主人公

回りを見回しながらある発見をする!


 「なにやら言葉が流れている?

 それに看板! 文字らしき絵も描かれておる」


 人属が繫栄したのは共通語と共通認識文字を身に着けたから

個の存在ではなく集団で暮らす為に

必要最低限の文明を得とくし繁栄したのだろう


 主人公は魔法で世界共通語学を唱える・・・

 「なんだ? 知らぬ文字と言葉ではないかw」


 面倒だが脳裏に流れて来た文字を解析する・・・と

 「大国の共通語で英語と言うのか? ではこの国は大国では無いのかw」


 街をウロウロしていると偶然国立図書館を発見!

既に時間外の為閉鎖されていたが主人公には好都合だった♪


 「誰も居ないのなら調べ放題でしょう♪♪」


 スキル「隠蔽」「カモフラージュ」「認識阻害」の

忍び三セットを唱え館内へ♪


 「国立と言うのですから国家の書庫・・・ですよねw

 本が殆ど無いじゃないですか(焦)」


 カラフルだが文字の少ない薄っぺらい週刊誌や月刊誌等はあるが

歴史や文化などを記していそうな重厚な書物は見当たらない


 「何でしょうかねこの箱は?」


 名がテーブルに椅子が並ぶ

そして席の分だけ謎の箱がテーブルの上に置いてある!


 「コード? 家電と言う奴でしょうか?

 なるほど♪ 電脳箱ですかな♪♪」


 光属が得意とする光の流れに情報を記す技術に似ていたので

主人公はその電脳箱を解析した・・・


 「ほぉ♪ この世界にも何故か電脳世界が存在するのですね♪

 実に面白い(笑)♪♪」


 霊力をほとんど感じないが光属の魔法が使用されていると思った主人公

電脳箱から色々な情報を探し知識を得た


 「まさかこの世界でサルベージ=回収を使用するとは」


 この世界の・・・この星の地図、そして国分けされた世界地図

国別の言語と文字、国人の特徴や大国の場所と歴史等々・・・


 「この国は敗戦国でしたかw 

 なるほどだから共通言語から外されているのか?」


 世界で唯一の被爆国でありながら国家として驚異的な回復を成し遂げ

経済大国と称された時代もあったが

それが他国からは脅威となり破綻w


 国民レベルでは世界中から親しまれているが

国家間では微妙な立場なのは政治が劣るのか?


 「良民が多いのならこの国でもいいですね♪」


 魔力が溜まるまで

この国で生活を行う決意をした主人公♪


 「生活するには必要なモノが色々ありますから♪

 それらを用意しないとね♪♪」


 時を20~30年程前の時代に戻り♪

そして必要な手続きを行う♪・・・がw

 「おっとw お金が無かったんでしたww」


 素材は集めていたがこの世界ではお金は紙切れが使われ

特殊な紙に印刷された物を通貨として活用しているのだw


 「さてどうしたものか? 何処で稼ぎましょうかね♪♪」


 流人は世界共通通貨=国際通貨を求めて米国へ!

 「ドルと言う紙幣が世界中で通用するのですか」


 主人公は紙幣を入手して複製を行うつもりだったが

 「これは・・・ww」


 ある暗黒街のマフィアのボス邸に忍び込んだ主人公

資金調達は原則盗賊や犯罪者達から奪うのが簡単だと認識していた為

この国の三分の一を仕切っていた暗黒街の帝王のアジトへ忍び込み

強奪するつもりだったのだが(汗)

目の前にある札束の量が・・・

 「鑑定!」

「総額1億ドル!です」

 「インフレ何でしょうかねw 回収♪」


 お金の価値を理解していなかった主人公

1億ドル分の紙幣を亜空間へ収納して引き上げた♪


 貨幣価値が分からないと色々不便なので米国の街を見聞

軽食は数ドル♪ ディナーは数千ドル(汗)っと意外と安価な事が分かったw


 「これは・・・日本語?」

米国にも日本語の表示があり確認すると日本の銀行だった!

 「金融取引所ですか♪ なら♪」


 主人公は店内に入り口座を開設

 「日本で暮らしたいので♪」

「でしたら送金に手数料がかかりますがw」

 「手数料・・・口座だけ作る事は可能でしょうか?」

「申し訳ございません」


 「分かりました、 こちらの支店口座を一つ♪

 そうですね500万ドルお預け致しますので開設をお願いいたします♪」


「500万ドル!! 少々お待ちください(汗)」


 何処から取り出したのか? 疑問にも感じず

ただ現金が大量にテーブル上に置かれ対応していた店員が驚き慌てていたw


 主人公が何故口座開設を行ったのか?

それはこの銀行が日本だけでなく米国などの戦勝国に支店があるらしいからだ


 上司らしい男が現金を預かり部下に何度も確認させている(汗)

そして・・・


「お待たせいたしました♪ お客様こちらの書類にご記入を」

 「・・・なるほど(焦)」


 名前や住所、保険ナンバー等々の記入が必要らしいので

全てを所持していない主人公は焦った

 「仕方ないですねw 魅了! 何とかなりませんか?」

「お任せください♪」


 上司の男に催眠魔法を掛けて懐柔

架空の住所そして名前で登録を!

 「あ! 名前は決めましょう・・・そうですね流人! 

 流人でお願いします」


「ミスター流人さまですね♪ 承知致しました」


 仮として登録後で忍び込みどうにでもなるので急いで次の国へ向かい

同様に地中海の帝王と呼ばれていたマフィアのボスから現金を奪い

更に南米の麻薬王と呼ばれていたカルテルからも現金を奪った♪♪


 そして日本に戻り

 「最初に身分証を制作しないとね(焦)」


 少々面倒だったが数百年は使用するつもりなので

基礎は確り定めないとっと思い米国人で日本に帰化したGb・流人と命名

苗字のGbとはGod Beloved=神の寵愛者と言う意味

ややゴリ押しで市役所を納得させ登録

そして住まいも都内に・・・調達♪


 「この場所が気に入っていたんでね♪」


 眠りから覚めて最初にこの国に降りた場所だが

今は未だ駐車場と廃墟しか無いw


 近くの銀行や不動産屋を尋ねてあの場所を買いたいと申し出て仲介をお願いし

新卒の給与が13000円だった時代に何と5億円と言うかなりのぼったくり価格w

それでもこの国は敗戦国!  1ドルが現地通貨で360円!(焦)w

手数料込みで150万ドルで買う事が出来たww


 住民票と戸籍謄本等々必要とされる物は全て用意した主人公こと流人

 「あ! 紙幣は変わるんですよねw 全部預金しておきましょう♪」


 空き地だった場所にビルを建て

その一角に店と住居を作りビルの管理を僕に任せる


 「2000年まで戻りますのであとはよろしくお願いしますね?」

「「「お任せください」」」


 上位魔族の三名にも名前と身分を与えて資産とビルの管理を託し

流人は再び現世に戻って来た・・・



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