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私の勉強

かわいいの塊

「もっとこの国のことも知りたいわ。それに、他の国の状況も」


私は、もう8歳になっていた。


読み書き計算などの基本的な勉強から、少しずつ商会の仕事に役立つことも学びたい。


お母様は、それよりも刺繍をと進めてくるから、一応刺繍もやってる。


おかげで、ほんっとに毎日が忙しい。


最近は、ヒルクと会う機会は週に1回くらいに減っている。


まあ、お互い忙しいんだから、無理に会う必要もない。


そう思っていたけれど。


しょっちゅう手紙が来る。


会えなくて寂しいとか、新しい何かを発見したんだとか。


適当な決まりきった文句で返信してる。


だって、週1で会うんだから、手紙書いても意味無いでしょ。


「おねーたまー」


それに、この子。


ジョセフが、すっかり私に懐いた。


「あら、ジョセフどうしたの?おやつかしら?」


ぎゅっと私の膝にしがみつく。


「おねーたま、だいしゅき」


か、か、かわいい、、、


私のような計算だけの人間とは違って、ジョセフは素で言ってるのだ。


「ジョセフー!私もジョセフが大好きよっ」


思わず抱き締める。


ちっちゃくて甘い香りのジョセフ。


かわいいの塊だ。


こうして、私の貴重な時間はジョセフへと貢がれる。


でも、もっと勉強したい。


家庭教師の時間を増やしてもらわなきゃ。


うーん、最近、疲れが溜まってるわー。

ジョセフ!

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