[SIX PATHS 015] 動画撮影も仕事のうち
# Filming Is Part of the Job:
この列島は、大陸東部に位置する大国と隣接している。
情勢の安定している現代だが、それでも空軍のある横須賀基地は国防の要だ。
日の高いうちは飛行訓練をする戦闘機やヘリが、爆音を上げて飛び交っていた。
無人の航空機は、条約で製造を禁止されているのだ。
だが、夜は静かなものだ。
軍人や軍属の人たちで賑わう繁華街では、眠ることのない街の光が眩く夜空を照らしているが、迷宮のある特別保護区は内陸側にあるので、街灯は少なく開いている店もあまりない。
俺はそういったことを、隣を歩くリリスに教えていた。
こちらを見上げる彼女の長い金糸の髪が、歩みに合わせてさらりと肩口から流れた。
透き通るような髪が、月の明かりを受けて光を返した。
リリスの眠そうな目元を彩るまつ毛が、俺の視線を惹き寄せる。
彼女が、小さな口を開いた。
「なるほど。たまに見るあの鉄の鳥は、戦闘機というのか。兵士が乗っているとは驚きだ。あんなもの、魔法で一撃ではないか。今のお前でも勝てるだろう」
「国際条約で探索者は軍への所属を禁止されてるんだ。だから、俺が戦うことはないよ。それに普通、魔法なんか当たらないだろ。お前なら余裕だろうけどさ」
「ふむ? そういえば、獣世界の探索者は魔法陣に依存しているようだったな。あれでは当たらぬ。当然だ。魔法陣は威力が高まるが、対象指定は雑になる。程度の低い魔法の編み方だ」
あまりなリリスの言いように、俺は苦言を返そうとした。
だが、そこでふと思った。
今の俺は、基本的に敵の魔法を走って避けている。
実体のある魔法なら、まだ刀で打ち払えるが、高位魔法や範囲魔法は無理だ。
もちろん重力剣を使えば、それすら斬り裂ける。
だが、剣術だけで同じ事はできない。
そして、鍛錬の際、俺はリリスの魔法を避けられない。
彼女の魔法は軌道を補正して追いかけてくるのだ。
もしや、深層の魔物や他世界人の魔法もなのだろうか。
水竜の魔法は、まさにそんな感じだった。
あのときは、俺の魔力の性質が異常だったことに加え、スターウェイが魔物のMPを削っていたおかげでなんとかなったが、術者が俺の保有魔力を上回ったらそれで詰みだ。
剣士として、ひとつステージを上るためには、愛莉のように魔法そのものを斬ることが必須なんじゃないだろうか。
俺は、そのことについて尋ねようと、師匠でありご主人様なリリスに視線を向けた。
なぜか、彼女の碧い瞳に、わくわくした輝きが宿っている。
「ソースケ、戦闘機とやらに乗ってみたい。買ってこい」
全然関係のない、そして無茶苦茶なことを言い出した。
買えるわけないだろ。
本当に乗り物が好きだな。
俺は苦笑を浮かべながら、答えた。
「戦闘機は無理だけど、他の飛行機なら乗れるぞ。同じような、空飛ぶ鉄の鳥だ。どっちにしても買うのは無理だ。電車よりも高いんだぞ」
「ふうむ。あれは騎士団専用だということか? では、その飛行機とやらで我慢しよう。乗るだけでよいぞ」
セミロングの黒い髪を揺らし、結衣が振り向いた。
俺たちの会話から単語を拾ったようだ。
「リリスさん、飛行機に乗りたいの? お兄ちゃん、じゃあ今度、沖縄に行こうよ!」
「沖縄かあ。あそこ、迷宮がひとつしかないからな。博多辺りでいいんじゃないか?」
口元に両手を添えた結衣が、にんまりした笑みを浮かべて言った。
「うふふ。沖縄なら、リリスさんの水着姿を見れるよ?」
「よし、行くか」
軽口を叩き合っている間に、俺たちは保護区へ辿り着いた。
鬱蒼と生い茂る樹木の向こうに、巨大な漆黒の門が聳え立っている。
監視ゲートの前で立ち止まり、腕を組んだ俺は、遠目に見える黒い門を見上げた。
今回の迷宮探索には、会社から命じられた任務があるのだ。
俺は、ほんの少しだけ緊張しながら、ゲートを潜った。
◇ ◇ ◇
魔法を奏でるリリスは、妖精のように美しい。
魔力の起こす風を受けて広がる長い金糸の髪から、光が零れ落ちた気がした。
リリスの纏う、タイトな黒い法衣の裾がふわりと舞い上がる。
両脇に深く入ったスリットから、強い色香を放つ太ももが覗く。
リリスが履いているのは、先日、三人で買い物に行ったとき手に入れた踵の高いブーツだ。
彼女の魔法が生み出した氷壁が、三十八階層の強靭な魔物を完全に封じ込めた。
リリスが、掲げていた右腕を下げた。
降ろす腕に押され、薄手の黒い布地に包まれた大きな胸が、ふるんっと弾んだ。
まぶたの半分落ちた目元のまま、リリスが結衣に視線を向けた。
「よし、ユイ。いいぞ」
「ありがとう、リリスさん。いくよ、お兄ちゃん」
結衣が、ほっそりした右腕を俺に向けた。
静謐さを感じる、水色を帯びた白い魔力がうっすらと漏れ出した。
つややかな黒い髪が光を返して輝く。
彼女の濃い赤のホットパンツから伸びる脚は、ここ最近、健康的な張りを帯び始めていた。
結衣が、時を操る歌を紡ぐ。
「――時の妖精よ。わたしの大切な彼の、時間を加速させて」
白い魔力が、魔法へ変わる。
実は、結衣の支援魔法にはとんでもないデメリットがあるが、俺には関係ない。
俺の身体のあらゆる速度が、大きく上昇した。
眉を上げたリリスが、結衣に胡乱げな視線を向けた。
「ユイ、なんだその詠唱は。やはりお前ら距離が近すぎんか」
「他になんて言っていいかわかんないんだもん! 兄妹なんだから大丈夫だよ、リリスさん。安心して」
「ふ、ふん。別になんとも思っておらん」
結衣は、リリスへにこりと微笑んだあと、鞄から取り出したスマホのカメラをこちらへ向けた。
俺と結衣の手元を交互に見比べるリリスの長いまつげが、碧い瞳を隠していた。
仏頂面で分かりにくいが、あれは興味を惹かれている表情だ。
スマホを構えた結衣が、立つ位置を少し調整したあと、カウントを始めた。
「この辺かな。よし、お兄ちゃんいくよ。……3、2、1」
結衣が開始の合図を口にした。
「スタート!」
俺は、背中に描かれたアルカディアのロゴが、結衣の構えたスマホの画角に大きく映るよう、黒いジャケットをわざとらしく翻した。
一瞬のあと、結衣がスマホから視線を外し、こちらを見た。
「あれ? お兄ちゃん、名乗りは?」
「……思ったより恥ずかしくてさ。まあ、あとで別撮りすればいいだろ」
「えー。わたしが編集するんでしょう? 今言ってくれればいいのに。面倒くさいなあ」
検閲を介さず、迷宮内の動画や写真を公開することは、法律で厳しく禁じられている。
軍事施設の映像並みの罰則が課されるのだ。どういった理由なのかは知らない。
個人勢は、国の機関を通すしかないが、大企業はなぜか会社単位での検閲が許可されている。
著名な探索者や迷宮情報の発信元が、企業勢に偏っているのはその影響だろう。
会社から命じられた任務は、戦闘の撮影だった。
俺自身のプロモーション用の動画を、自分で撮ってこいというわけだ。
俺が入社するにあたっていくつか出した条件に、メディア活動の不参加があったのだが、これは該当しないということだろう。
(まあ、なんでも拒否とはいかないよな。リリスに格好いいところを見せるいい機会だと考えよう)
階層主戦と同じような体たらくを、晒してはいけない。
俺は、戦士の意識へ切り替えた。
腰に帯びたホルスターから、二本の短剣を引き抜く。
新調した投擲用の短剣が、鈍い光を返した。
俺は、双手で短剣を握り、ちらりとリリスに視線を向けた。
リリスは声が動画に入らないよう、無言で頷いた。
彼女が、銀の杖を頭上へ掲げた。
迷宮の鍾乳洞じみた空間を分かつように、聳え立っていた氷の壁が消えていく。
撮影準備のために、リリスが氷壁に閉じ込めていた魔物が徐々に姿を見せた。
地を踏み込んだ二体の魔物が、苛立ちを浮かべた赤い瞳をこちらへ向けた。
獅子の胴に猿人のような頭蓋を持つマンティコアは、強靭な肉体と高度な魔法を操る魔物だ。
適正レベルは、俺たちの常識では70前後。
(……一体なら余裕だが、二体か)
結衣が、ゆっくりとスマホの画角を魔物に向けた。
マンティコアが唸りを上げ、蝙蝠のような巨大な翼を広げ、宙へ飛び上がった。
飛翔しはじめたマンティコアへ向かって、俺は走る。
探索者用の靴が、高い防滑機能を発揮し、グリップの効きにくい地面をしっかりと噛んだ。
魔物が、無数の氷の矢を生み出した。
俺は、身を捻りながら魔法を避けつつ、回避不可の軌道で迫る矢は、双手の短剣で斬り払う。
結衣の魔法が引き上げた俺の速度は凄まじく、すべての氷の矢を凌ぎきった。
だんっ、と宙へ跳び上がった俺は、振りかぶった右腕を振り抜いた。
短剣が回転しながら鋭く飛翔する。
「ガアア!?」
狙い通りに飛んだ短剣が、マンティコアの蝙蝠のような翼の付け根を切り裂く。
姿勢を崩したマンティコアが一体、地面へ落ちていく。
駄目押しに投げつけた左手の短剣が、魔物の片目に突き刺さった。
びりびりとした殺気を肌に感じた。
ちらりと、視線だけをそちらに向ける。
もう一体の中空に残ったほうのマンティコアが、吠えた。
そいつが生み出した氷の矢が降り注ぐ。
飛ぶように駆ける俺は、魔法の矢を置き去りにした。
俺は、さきほど地に落下したほうの魔物へ向かって、全力で奔った。
左手で黒塗りの鞘を握る。
右手で柄を握り、鯉口を切って刀を抜き放った。
撮影中だ。
重力剣を使うわけにはいかない。
地を蹴って舞い上がった俺は、左へ引き絞った刀を薙ぎ払う。
右へ奔った刀を、さらに手の中で返し逆へ振るった。
二度の斬撃が、マンティコアの顔面に奔る。
仰け反った魔物の眼前で俺は刀を振り上げた。
そして、鋭く振り下ろす。
縦に真っ直ぐ奔る剣閃が、魔物の頭蓋を断ち切った。
魔物が、血と脳髄を撒き散らし絶命した。
俺は視線を、宙を飛ぶマンティコアへ向けた。
魔物が怒りを乗せた咆哮を上げる。
「ガアアアア!!」
魔物から漏れ出した赤い魔力が、冷気を帯びた魔法へ変化していく。
凍てつく吹雪が襲いかかって来た。
迫る吹雪へ、真っ向から走り込む。
駆ける速度を乗せ、刀を握った右手を振りかぶった。
「おりゃああ!」
右腕を振り抜き、刀を投げつけた。
回転する鈍色の刃が、とんでもない速度で飛翔する。
円盤のように飛んだ刀が魔物の眉間に突き刺さり、魔法が止まった。
俺は両腕で吹雪から身体を庇いながら、跳び上がった。
凍てつく吹雪を突き抜け、中空へ舞い上がり、魔物の眉間に刺さった刀を両手で引き抜く。
手の中で刀を返し、身体ごと回転しながら左に剣閃を奔らせた。
魔物が真っ赤な血飛沫を上げた。
さらに中空で、両手に握る刀を肩越しに振り翳し、袈裟斬りを放った。
ずばあっ、と斬撃音を響かせ、鋭利なチタン合金製の刃がマンティコアを斜めに両断した。
最後の魔物を斬り殺した俺は、地面へ落下していく。
着地した俺と支援魔法をかけた結衣に、経験値の赤い光が流れ込んでいく。
結衣はその流れを隠すように、スマホを俺に向けていた。
あいつ、撮影が上手いな。
俺は、くるりと刀を返し鞘に収めた。
結衣の鈴を転がすような声が、耳に届いた。
「はい、おっけー! お兄ちゃん格好良かったよ。リリスさん、もう喋って大丈夫」
「ん。ソースケ、よくやった」
「いやあ、緊張した」
リリスが、魔物に突き刺さった短剣を拾い上げた。
こちらへ、てこてこ歩み寄る彼女は、うすい笑みを浮かべている。
あれは、とても機嫌がいいときの笑顔だ。
「立派な剣士になってきたぞ。褒めてやろう」
「お前のおかげだよ。短剣にも剣術スキルが効くんだな」
「うむ。とはいえ、普通はかなり精度が落ちる。お前は剣術全般に才があるようだ」
俺はリリスから短剣を受け取り、腰のホルスターへ仕舞った。
彼女が、いつも通り俺の身体を小さな手でぺたぺた触っている。
リリスの可愛いつむじと、ふるふる揺れる豊かな胸が視界に映った。
結衣に視線を向けると、我関せずとばかりに、荷物から飲み物を取り出して口をつけていた。
俺が見ていることに気がついた結衣が、にやにやした笑みを浮かべながら言った。
「ぷぷ。なあに? わたしのことは気にしないで、いちゃいちゃしてていいよ」
「む、ユイ。よいか、お前の兄は私の下僕なのだ。これはただの点検だ」
「はいはい。ごちそうさま。ねえ、それはどうでもいいからさ! 次は私も戦いたい!」
「どうでもいいとはなんだ。お前はわがままが過ぎる、ユイ。駄目だ。お前に、この辺りの階層はまだ早い」
結衣が、くりくりした目元でリリスを見上げて言った。
「ねえねえ! お願い、お姉ちゃん!」
「馬鹿者。そんな言い方をしても、駄目なものは駄目だ」
呆れた顔を浮かべたリリスが、銀の杖で結衣の額を軽く小突いた。
そのままリリスは後ろの荷物へ歩み寄り、猫の描かれた水筒を取り出し、こちらへ投げた。
くるくる回りながら飛んでくる水筒を、俺は右手で受け取った。
茶を蓋に注ぎながら、俺は口を開いた。
「今のままでも経験値が手に入るんだから、このままでいいだろ。結衣」
「いーやーだー。私のロール、支援職じゃないもん!」
俺は肩を竦めてリリスへ顔を向けた。
オレンジジュースの注がれた水筒の蓋に口をつけていたリリスが、大きく息を吐いた。
「はぁ……。ソースケ、お前は一週間ほど、ギルドの仕事があると言っていたな」
「ああ。サミット……祭典に参加しないといけなくてさ。時間の無駄だよな。けど、お前の存在を勘ぐられると面倒だからさ。ある程度は素直に指示を聞いておきたいんだ」
「ん。お前のレベルアップは予定よりもかなり早い。問題ない。ユイ、ではその間にお前の鍛錬を行なってやる。だから今回は我慢しろ。ここには入れなくなるゆえ、東京迷宮になる。ソースケもそれでよいな?」
茶を飲み終わった俺は、蓋を締めながら答えた。
「ああ、お前に任せる。けど、東京迷宮は汚染されてるんだよな? 大丈夫なのか?」
「うむ。浅層なら、私がいれば問題ない」
「わあ! リリスさんと二人で迷宮? じゃあ今日は我慢する! 楽しみだなあ。レベルも上がってるし、わたしのパンチ、きっと凄いよ!」
小さな拳を握った結衣が、しゅっしゅと空を突く。
彼女を眺める俺は苦笑しつつ、ステータス魔法を唱えた。
「――Open The Status」
網膜に浮かび上がった濃紺の窓に、俺は視線を奔らせた。
* * * * * *
- Player:
Name: Sosuke Shibuya
Class: Swordsman
Race: Undead
Element Vector: Spacetime
Element Level: 80
HP: 0 / 0
MP: 1260 / 1600
[Combat Skill] Katana Lv.1 / Sword Lv.1 / Throwing Lv.1
[Magic Attribute] Gravity Lv.1
[Achievement] N/A
- Party Member:
Name: Lilith Greenleaf
Class: Necromancer
Race: Elf
Element Vector: WorldTree
Element Level: 188
HP: 9400 / 9400
MP: 18200 / 18800
[Combat Skill] Mage Lv.3 / Magic_Control Lv.3 / Sword Lv.2 / Staff Lv.1 / Martial_Arts Lv.1 / Archery Lv.1
[Magic Attribute] Necromancy Lv.3 / Lightning Lv.2 / Ice Lv.2 / Moon Lv.2 / Labyrinth Lv.1
[Achievement] Animal Realm Labyrinth [1]
Name: Yui Shibuya
Class: Martial Artist
Race: Human
Element Vector: Spacetime
Element Level: 28
HP: 560 / 560
MP: 240 / 280
[Combat Skill] Mage Lv.1 / Magic_Control Lv.2 / Martial_Arts Lv.1
[Magic Attribute] Time Lv.1
[Achievement] N/A
* * * * * *
楽しそうにリリスと話す結衣に、俺は顔を向けた。
可愛い妹は、きっとおしとやかな支援職だろうと思っていたのだが、ごりごりの前衛職だった。
だが、魔法関連のスキルばかりが並んでいる。
ステータスのちぐはぐ具合が、まさに俺の妹といった感じだ。
結衣が、にこにことした笑みをリリスに向けた。
「わたしも、お兄ちゃんみたいに強くなるんだから! リリスさんは見てるだけでいいからね!」
眉を上げたリリスが、結衣に答えた。
「はあ? 何を言っている、ユイ。お前は私の召喚する死兵に支援魔法をかけておればよい。それでレベルは上がる」
「ええ!? それじゃ今と変わらないじゃない! 楽しくないから、嫌だよ!」
「い、いやしかしだな。ソースケのいないところで万が一、お前に何かあったらだな」
結衣の支援魔法のデメリットは、時間の加速であることそのものだ。
リリス曰く、術者以外にかけると、ぐんぐん寿命が減っていくらしい。
だが魔法の生み出す死兵なら問題はない。同類の俺もだ。もともと死んでいるからだ。
揉める二人を眺める俺は、最近、よく頭を掠めることについて考えを巡らせた。
俺は、剣士として強くなった。
レベル80なんて、この国の探索者では、かなりの上位層だ。
リリスが口にしていた、初めの手助けはもう終わっていると感じていた。
彼女が去っても、俺は結衣の運命を変えてみせる。
そして、妖精界へリリスに会いに行く。
でも……できれば、離れたくないな。
そう思う俺は、いつまで一緒にいてくれるのかなんて、口にすることはできなかった。
# SIX PATHS 015 END




