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鋼鉄英雄譚  作者: Negi
裏社会編
14/15

逃げて超逃げて

「おはよー!昨日のナイト観た?」

「観た観た!新ナイト『バード』、カッコよすぎたー!」

「なんでぇお前ら、小5にもなってまだ超戦士ナイトなんか観てんのか?ガキだなー。」

「毎度毎度うるっせえっての!」

「ナイトは子ども向けなだけじゃないんだぞ!」


まぁこいつとは結構ノリが合う。何やかんやいい奴なのはわかってるけど、ナイトを子ども向けって切り捨てるのはいただけない。


「いいか?超戦士ナイトってのは──」


「おい、あれって…!」

「なんだよ。そんなベタな──は?」

「1ヶ月くらい前、ニュースで見た...」


黒くてデカい…ロボットの飛行機!!


ズズバババリン!!!


「うわぁ!」


飛行機が黄色い光を出した。建物が崩れる音。


「こっちになんか来る…」

「に、逃げよう!」


黒いロボットが追いかけて来る!


──…

「早く早く!」

「いだっ!」

「コケてる場合かよ!」

「僕は運動苦手なんだ!5分もダッシュしてたらそりゃ転ぶよ!」

「良いから早く…ひぃっ!」


すぐうしろに黒いロボットが長い爪を振り上げて飛んでいる。

目の前は瓦礫。


もう…ダメだ…!


僕はぎゅっと目を瞑った。


ベキャッ!


「ひっ!」


金属がつぶれるような音。


「…あれ?僕、生きてる…?」

「君、小学生?これ!」


目の前には高校生くらいのきれいなお姉さんが立っていた。さっきのロボットは僕たちの足元に転がっている。

お姉さんは新品の消しゴムみたいな何かを僕たちに放って渡した。


「それがあれば君達がどこにいるか分かるから、すぐに保護して貰えるわ。君!立てる?」


よく見ると、お姉さんの腰あたりに銀色の飛行機みたいな()()()が被さってる。ゲームの当たり判定バグみたいだ。

そういえば、お父さんがあんな感じのキャラが出てくる漫画を読んでたような…。


「早く逃げなさい!」

「お姉さん、誰?」

「──『A.S.I.S』。あなた達を守る守護者(ガーディアン)よ。」


そう言うとお姉さんは銀色の光の軌跡だけを残して、飛行機から出てくるロボットに向かっていった。

Q.フレッチ・ダージェントでどうやって通常兵器が効かないチェルノボーグを撃墜するの?


A.オーラで身体の末端を強化して引っかけるor蹴り飛ばす。要するに轢き逃げ。

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