表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
カラーコート  作者: 真紗
41/77

ルール×暗記=何でも勉強は辛い

夜勤は少しでは有りますが過ごしやすくなってきてますね〜しかしまだまだ暑いので熱中症に気をつけて行きましょう。それではどうぞ。

文字の乱れはご容赦ください。

翌日、目を覚ました時、体が今までと少し違うことに気づいた。

(筋肉痛が来ていない……?)

そうだ、いつもなら多少は残るはずの脚の筋肉痛が全くないのだ。(慣れてきたけど、多少はやっぱり痛くなってたんだけどな)と思いつつリビングに向かうと、母さんが朝食の準備をしていた。

「おはよう、母さん」

「おはよう、晴翔。よく眠れた?」

「うん、ぐっすり!」

食卓にはフレンチトーストと鶏ハム、それにコンソメスープが用意されていた。毎日違う朝食を用意してくれる母さんには、感謝しかない。

「いただきます!」

僕は元気に言ってトーストにかぶりついた。外はカリカリ、中はトロトロで、いつ食べても絶品だ。

朝食を終え、朝のルーティンを全て終わらせた僕は、学校に行くためにランドセルを取りに自分の部屋に戻った。そこで、今日美桜に「何でもいいからノートを1冊持ってきて」と言われていたことを思い出す。僕はノートをランドセルに追加で入れ、玄関で「行ってきます」と声をかけて外に出た。

ちょうど健太と美桜も来たところだったようで、僕たちはそのまま学校へ向かう。

登校中、僕は今日筋肉痛がなかったことを二人に話した。

「慣れてきたか、晴翔が強くなったんだろ」

健太が自分のことのように嬉しそうに言う。

「それもあるけど、シューズを変えたから余計な力を入れなくてもよくなったのもあるかもね」

美桜が冷静に分析する。そして、僕の方を見て言った。

「そうだ晴翔。今日ドッジボールのルールをある程度教えるから、昼休みにノート用意して待っててね」

「わかった!」

僕は元気よく返事をして、あとは他愛のない話をしながら通学した。

昼休みになり、僕は机の上にノートを準備する。給食は唐揚げだったので、僕はご機嫌だ。そんな風に待っていると、給食当番の片付けが終わった二人が帰ってきた。

「おかえり!」

僕がそう言うと、美桜は早速ノートとペンを取り出し、ルールの説明を始めてくれた。

公式ドッジボールの主なルール

美桜は、まるで先生のように、一つひとつ丁寧に説明してくれる。その内容は、僕が思っていたよりもずっと複雑だった。

* チーム編成: 1チームの登録人数は20名以内。試合に出場する人数は12名(内野11名、外野1名)。試合開始時に12名いない場合は負け、もしくはその人数で試合開始となり、相手チームにアドバンテージなどはない。

* 試合開始: 主審によるジャンプボールで試合開始。内野のセンターライン上に両チームの代表者が立ち、主審がトスしたボールを奪い合う。

* アウト:

* 相手のノーバウンドの投球をキャッチできなかった場合。

* ノーバウンドの投球で、2名以上が連続して当たった場合は、最初の1名がアウト。

* 髪の毛にボールがかすった場合もアウト。

* セーフ:

* ノーバウンドの投球をキャッチできた場合。

* 相手の投球が頭や顔に当たった場合ヘッドアタック。この場合、当たった選手はセーフとなり、攻撃側のファールになる。

* 味方に一度当たったボールを、ノーバウンドでキャッチした場合。

* 相手の投球がコート内にバウンドした後、誰かに当たってもセーフ。

* ファール:

* ダブルパス: 内野同士、または外野同士のパスは禁止。パスが成立した時点で相手ボールとなる。

* ファイブパス: パスは4回までで、5回目に攻撃しなければならない。5回パスをした時点で相手ボールとなる。

* キープ・フォー・ファイブ(5秒ルール): ボールを持ってから5秒以内に投げなければならない。5秒を過ぎた時点で相手ボールとなる。

* オーバーライン: ボールを投げる際やボールを取る際に、ラインを踏んではいけない。踏んだ時点で相手ボールとなる。

* ホールディング: 相手コートに転がったボールをかき寄せてはいけない。

* 選手交代: セット中での交代は不可。負傷者が発生した場合は、審判の確認後に交代が認められる。

美桜は「これくらいを覚えておけばバッチリだよ」と言ったが、僕は既にパンク寸前だった。健太も同じようで、美桜が説明を続けている間に、二人でこっそりひそひそ話をしてノートを取るのをやめてしまった。

もちろん、美桜の雷が落ちたのは言うまでもない。

「もう!ちゃんと聞いてた!?話聞いてたの!?」

「あ、いや、えっと……」

「美桜さん、ちょっとだけ……」

僕と健太がしどろもどろになっていると、美桜はノートを「これ全部覚えるまで帰さないから!」と宣言した。

結局、その日の放課後、僕たちは美桜に監視されながら、僕の家でルールのノートを必死に書き写し、頭に叩き込むのであった。お母さんが「おやつよ~」と持ってきてくれたクッキーやチョコパイ等も、味がよくわからなくなるほど集中していた。

それでも、美桜が一つ一つ丁寧に質問に答えてくれたおかげで、僕と健太は少しずつルールを理解することができた。美桜は、ただ暗記させるだけでなく、「このルールは、こういう時に使うんだよ」と、実践的な例を挙げてくれた。例えば、「ファイブパス」のルールは、相手の守備を崩すための作戦を立てる時に重要になること。「ダブルパス」は、チーム内でパスの練習をする時に、自然と避けるように習慣づける必要があることなど。

(やっぱり、美桜はすごいな……)

僕は改めて美桜の頭の良さに感心した。そして、こんな頼もしい幼なじみが二人もいることに、心から感謝した。明日からは、新しいルールを意識しながら、練習に臨むことができる。次の練習試合が、ますます楽しみになってきた。

減量中にお腹が空いて甘いもの食べたい欲が出た時はプロテイン飲むと落ち着くのでオススメです、異論は認める。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ