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カラーコート  作者: 真紗
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友達×友達=隣に立つと言う事

何とか出来ました、用事がないから家でもっと書きたかったのに、夏休みキッズ達に早々に追い出されました。仕方ないね、夏休み親が居ない家でみんなでゲームするのは子供達の特権ですからね、今を大いに楽しめと思い外で書きました、短いですがどうぞ、文字の乱れはご容赦ください。

水分補給が終わり、いよいよ全体でのキャッチ練習が始まった。

だが、今日はいつもと少し様子が違う。いつもなら木村コーチやD1の5年生、陽太君や陸君が内外野に分かれてアタッカーをしてくれるんだけど、今日は琉惺君がアタッカーそしてなんと健太が外野を務めるらしい。

僕は健太に「木村コーチからいろいろ教えてもらってたけど、できそう?」と尋ねた。

すると健太は「バッチリ!とは言えないけど、やってみるさ。当ててやるからな!」とニヤリと笑ったので、僕も「じゃあ勝負だね」と笑い返した。

健太は僕達3人の中で一番運動神経がいいから、外野を担当するのは納得だ。

僕たちがそんなやりとりをしていると、山本監督が穏やかな笑顔で言った。

「そういう勝負はどんどんしていくといいよ。お互いに成長できる良い機会だ。思い切りやりなさい」

僕と健太は「はい!」と元気に返事をして、お互いのポジションについた。

僕は望月君、いや、モッ君(そう呼んでくれと言ってくれた)の隣につく。その隣は美桜だ。僕と健太の先ほどのやりとりを聞いていた美桜が、「任せて、相手が健太でも大丈夫」と言ってくれた。

本当に頼りになる幼なじみ達だ。

僕は改めて美桜によろしくねと言って、守備についた。


~side 美桜~

水分補給が終わり、また練習が再開される。

私は改めて晴翔に「任せて」と伝え、彼の隣に立つ。今日のアタッカーは琉惺君と健太だ。

琉惺君は大丈夫。彼はアタックとパスがはっきりしているタイプだから、新しいシューズを履いた晴翔なら、難なくキャッチできるはずだ。ただ、彼が投げる無回転のボールだけは少し運任せな部分もある。そこは仕方ないと晴翔にも伝えてあるから大丈夫だろう。

問題は健太の方だ。彼はとにかく視野が広い。そして他人の空気とでもいうのだろうか、人の機微に非常に敏感だ。味方にいれば心強いが、敵に回るとこれほど厄介なやつもいない。確実に私たちの“ズレ“を狙ってくるだろう。木村コーチにあれだけ熱心に教えてもらっていたんだ。いろいろなことを仕掛けてくると思っておいた方がいい。

練習とは言え、これは勝負だ。来週は私たちも試合に参加する。だからこそ真剣に、確実に、私は思考を巡らせ続ける。

晴翔や健太、琉惺君のような直接的な武器は、私にはない。だから、考える。身体能力で劣っているなら、思考でカバーするしかない。

(少し前の私からは考えられないことだな……)

そう自覚する。でも、私の隣には、誰よりも自分に自信がないのに、他人のためならどんなことだって頑張ってしまう優しい彼がいる。そんな彼が、今自分と向き合い、見つけてもらった才能を磨こうと必死で努力している。

私だって負けていられない。彼等の後ろに居たいのでは無い、私は彼等の隣に立ち、一緒に成長していきたい。

そのためにも、ウジウジなんてしていられない。できることを最大限やるだけだ。

私はそう決意して、ポジションについた。

嫁が追い出された俺に気づいてペイ送ってくれたのでメロンパン食べました。カロリー消費しないとな、さぁ明日の分も考えますか。いつもご覧になってくださる皆様改めてありがとうございます。

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