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カラーコート  作者: 真紗
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通学×悩み=それぞれの選択肢

今日から地元に帰省、さて、、、どれくらい書けるのやら、文字の乱れはご容赦ください。

翌朝、晴翔は昨日のドッジボールの疲れがまだ少し残っているものの、ひどい筋肉痛がないことに内心ホッとしていた。いつもなら絶対に来るはずなのに、何が違うんだろう?と、頭の隅で考えながら、迎えに来てくれた美桜と、元気いっぱいな健太と一緒に学校へ向かう。

「おはよう!」

「おはよー!」

僕達がいつもの通学路を歩いていると、少し先にゆっくりと歩く琉惺君の姿を見つけた。

「おっ、琉惺じゃん!おはよー!」

健太が駆け寄って声をかけると、琉惺君は片手を上げて応える。

「おはよう。もしかして、昨日の疲れでゆっくり歩いてんの?」

「いや、あの程度で筋肉痛になんかならないだろ…」

琉惺君のまさかの返事に、僕は「なん…だと…」と小さくつぶやき、ショックを隠せない。

その時、琉惺の隣にいる小柄な女の子に美桜が気づいた。

「あれ、米村さん?」

「ん」

美桜に米村さんと呼ばれたその女の子は、小さく片手を上げて応える。

「米村さんって、もしかして美桜がいつもテストでトップ争いしてるって言ってた子?」

晴翔が美桜に尋ねると、美桜は頷く。

「次こそ…勝つ…」

そんな美桜をじっと見つめてそう言った。その真剣な眼差しに、琉惺君は優しく米村さんの頭を撫でる。

「頑張るのはいいことだけど、無理するなよ」

米村さんは目を細め、気持ちよさそうにしている。その光景に、はっ?リア充かよ、爆ぜろ!!となぜか胸がざわつき、心の中に謎の言葉と共に何かが燃え上がる。そんな僕を、健太は呆れたように見つめていた。

「ケンタサァーン、ナニカイイタゲデスネェ?」

「お前が変な顔してるからだろ、後日本語忘れたか?」

「変な顔なんかしてない、忘れてない!」

そうやってじゃれ合っているうちに、学校に到着した僕達は、玄関で琉惺君達と別れ、それぞれの教室へ向かった。

昼休み。僕は、今日の給食で出た肉じゃががどれだけ美味しかったかを美桜と健太に熱弁しようとしていた。

「今日の肉じゃがは、じゃがいもも良かったけど、あの…」

「それはいいから、どうするんだ晴翔? ドッジボール部、正式に入るのか?」

健太? 僕は君に何かしてしまったのかい? 「それはいい」なんて、ボカァ君をどうにかしてしまいそうだよ、、、そんなくだらない事を考えた後、僕は話し始める。

「うーん…あと2、3回行ってから決めようかなって思ってる」

正直な気持ちを伝えると、健太は本当に楽しそうな表情で言った。

「俺は入る! 本当に楽しかったし、もっとドッジボールが上手くなりたい!」

その言葉に、美桜も少し考えるようにして口を開く。

「私ももう少しだけ考える」

「まあ、大事なことだからな」

健太はニッと笑い、僕の肩を軽く叩いた。

「後、俺今日、体育館用の靴を見に行ってくるから、どんなのがいいか見てくるよ!」

健太の言葉に、僕達は「ありがとう」と笑顔で応えた。

下校時間になり、3人でのんびりと家路を歩く。健太と美桜と別れて家に帰り、僕は「ただいまー!」と元気よく声を上げた。キッチンから漂ってくる香ばしい匂い、これはもしや!僕の期待は高まる。お母さんがミンチ肉をこねているのを見て、間違いない…ハンバーグだと確信した。

感謝するぜ、お前と出会えた、これまでの、全てに、

愛と感謝が心に溢れ出すのを感じながら思う。

僕は一体何をしてるんだろう? 今日は特に酷いな、、、

手を洗い、宿題を済ませて一息ついた時、改めてドッジボール部に入ることについて考え始めた。ボールをキャッチする才能があると皆は言ってくれる。皆と一緒にドッジボールをするのはすごく楽しい。でも、たった一つ僕の心に不安をよぎらせる事がある。それは、ボールをちゃんと“投げられる“ようになるのか、ということ。

せっかくドッジボールの面白さを知ったのに、もしボールをうまく投げられなくて、チームの役に立てなかったら…?

そんなネガティブな考えが頭をよぎる。すぐには切り替えられなかったが、「考えても仕方ない!」と無理やり結論づけた。

ちょうどその時、母親から「晴翔、お風呂出来たわよー!」と声がかかる。僕は考えるのをやめて、お風呂場へと向かった。

夕食は、僕の予想を裏切り、ピーマンの肉詰めだった。

「裏切ったな…! 子供純粋な期待を裏切ったなー!」

渇いた心の叫びが、夕食の食卓に響くのだった。


昼はそうめん、トレーニングは怠らない、お酒はたしなむ程度に。帰省3ヶ条、これさえ守れば何とかなる。

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