魔術ギルドの入学書類
「魔術ギルドの所属マギア、そしてちょっとの知り合いで済ませるようになると、逆にほかのところまで情報が流される必要がない。動きもはやい。その分『それぞれを100%把握してるか』は少し怪しくなるかもしれないけれど、そこは持ってる自分たちのシステマを信頼する」
「ふうん、
そして、『もともと全部把握できるか』を言うと、そんなの悪魔でもない以上できないと思うよ」
私は頷いた。
「そうだな。
魔術ギルドの今のその理屈も、言葉は綺麗だけど……正直何人の怪力の人がいないと成立できない、奇跡的に維持されていることだ。例えると、『本当に魔術ギルドが分けられる事態』だって、今の『4人の大魔術師』のような人たちが成立できてなかったら、完全にないとは断言できないのだ」
「まあ、それはそう。
あ、ちなみにミカエルさん、いるよ。ぴりぴりする」
「そうか」
彼に「最強の火の魔術」を学びたくて、まあ当てると「写の記憶の累の傾向」に充実にこの方向性を選んだルビーなので、ミケーレ・グエラのスフィアを感じているのがずいぶん嬉しそうだった。
「そう。いったん彼の様に『1人でもすべてのマギアを対敵できる』人がこっちにいるとか、彼と魔力は等しい他の属性の人もそれぞれいると言うのが今の均衡を保ててくれる。もしそうではなくて『俺もけっこう強いんだが』になったら、なんで中立的な牽制・統制しかしなきゃいけないのか?聖堂の武力としてマギアの方もだいぶ強い権力を発揮してもいいのではないか、等々……自分たちが『非凡使い』だということを、その意味も忘れて争うことになるから。
今はそれが大体遮断されてる。その理由はこれから知ることになるんだろうけど」
「うん。ちゃんと自分の目と耳で学ぶことだ。君たちはどうやらわたくしのような地獄耳やエーテル探知などは持ってないらしいから、人のようにね」
「わかりましたよ」
そう呟いていたら、教授さんが他の職員さんと共に戻ってきて、かっこいい文書を何枚持ってきた。
「お待たせしました。こちらが仮入学の書類です。これからも魔力の検査や登録などの過程がいっぱいありますが、いったんは普通の文書でいいです」
「おお、そうですか」
もちろんこれもマギアたち及び聖堂の非凡科がもってる非凡の効果があって、あとでその契約によって縛られるとか、ひどい目にあうとかの物騒なことができるから、それをちゃんと確認して対処する必要がある。
「読んで説明してね」
「はいはい」
そしてわたくしたちはルビーに改めてマギアとして魔術ギルド、アルティ・マギアに入ることの意味やそのお仕事に関して文書を読んでまとめた。
「……だから、火のマギアはただ傭兵さんのように派遣されるだけが仕事ではなくて、平凡の生活を手伝う事、非凡ハンターと協力すること、平凡の学文の中でアルティ全体に利得になるようなものを受け入れて魔術理論に合うようにまとめることなどが含まれる」
「勉強ね」
「ルビーくんは勉強はどうかな」
「好きな方!」
「そうなんだ」
聞くには生徒の立場ではその堂の教授はみんなせんせいで、追加に一部は担当の指導教授のカタチがあるらしい。だからか、今のせんせいも書類の処理などの以外は別にルビーと会うことがないかも知れないけれど、とても親切だった。
「わたくしもお仕事で稼いだ金を教養の本などを買うのに使うことが多いので、それを見てたからルビーも大分本好きの方になったのではないかと思われます」
「そうですか」
「魔術理論については本当に薄い噂とかしか知らないので、楽しみです」
「そうかいそうかい」
そして先も伝わった魔道具や教科書などの準備について。そして必要な単位等々。
「意外と一人前になるのに期間は自由の感じですな」
保護者、しかもエーテルのことを知ってる方として私はこのように自分の家の子がマギアとしてどのように生活していくのかだいぶ詳しく知れるようだった。それはギルドも生徒の管理や育成がこっちの方がより良いからこうしているのだと思われる。
秘密主義で子を任せてくださいと言っても、凄くあやしいだけだから。しかも戦争に出て死ぬかもしれないお仕事だ。
「ほ、そうです。
自分で仕事を開いて伸ばしたいものはもっと色々過程を増やすこともできるし、その分進行も早いのです。そして、もしエーテルの扱いが相対的に伸びなくて同じ講義をまた聞く必要があったり、本当の本当に生活費などが障害があっていったん止まることがあることも含めている制度なので、マギアには別に決めている年齢などはないのですよ」
「まあ、そうですね。土の頂点も10才のウリエル・モルテせんせいですもの」
「ああそうだ。お仕事で見た事があるんですよね。
だから自分のエーテルのスフィアというものと魔術理論の知識、そして熟練。それらが実際のマギアの『魔力』を意味していると言ってもいいです」
「なるほど!」
「ルビーは早く伸びたい方なのか」
私も聞いてみた。
「それはまあ、ミカエル学長に憧れを持ってるからどうぜん。でも、もしそんなに爆発的な天才ではなかったとしても、頑張りたいと思うよ」
「うむ」




