ぼくは思うんだ。その蛇の鱗はなんだったのか
「あ、ウリエル学長がなさった」
ギルド長のような行事は必要ないが、ただぼくたちの背が小さすぎるから、ぼくは空いた場に土台を作って、そこにガブリエル学長も慣れたぐせで立った。
ズドドドン!
「コホンコホン。改めてウリエル・モルテ学長だ。つい先に怪物との戦いの場の工事が全部終わって、ぼくたちのここのお仕事も完了したことを改めて宣言する」
ぱちぱちぱち……
「わたくしたちは、今回土の堂を除いて経験が少ないギルド員の中で参加者を集めました。それはギルドはいつもなにかのお仕事がたくさんで、それは何ヶ月、年単位に計画されるプロジェクトが多いため、昨年ずっと降りた『普通の流れ星』がエーテルを見て聞くことができない人にはわからない『非凡の流れ星』に化してから、この『祟り』の件が浮上したからです。急なプロジェクトだったんです」
「その流れ星に、祟りが、夜空のものが降りて、ここの奇怪巨木を作った。
ここの沼地の影響で問題になったのが大きく2つ。この地方の地力がよくなくなり、ここの毒草の化け物を作り出すために使われ、畑が使えるものにならなくて、水も土も汚染されて、変な植物が現れる。
このままなら今年の農事は終わりだ。パンがないと人間は生きれないから」
「もう一つは毒液ね。
異国の知識を得て破門された黒魔術師やほかほか。その毒草を採集して非凡の毒液を精製して、ただ人の命を止める恐ろしい魔法効果の毒薬を作って売った連中がいたのね。もし大きい組織として動いていたのなら、見つかるのが簡単だったんだろうけど、結局その集団は見つからず。
毒殺を検査及び浄化をするために、わたくしたちアクアの荷が重くなるだけで、ギルドの四の堂のチカラが削られるところだった。今も結構の有能なアクアはあっちこっちに派遣されているのに、その負担がどんどん重くなるのだから」
初めてはまあ、ギルド長も言ったんで……と呑気にいたマギアたちも、そう言えばめちゃくちゃな事件だったことを思い出したようだった。
「それとみんなで戦って勝ったきみたちは本当に強い。すごい戦果だ。ぼくたちデュラは戦いの場を人の住処に戻すために、平凡の技術者たちと協力ができるような人材を引いてここに来たのだが、ほか何年経ってない生徒もここの非凡の戦いの経験が稼げたから、これは今後の貴重な糧になるだろう」
「その割には『僕たちも非凡の戦いは初めてでした』と顔で言っているギルド員も多々いるけど。
そう、みんながやるのが初めてで、経験は少ない。少ないながらもちょっとの能力があるからってやりたいからってやることになるの」
デュラたちも頷いた。
「ぼくたちだって、奇怪巨木との戦いで意外なことも起きて、新しい発見もあった。それはそれぞれのギルド員も同じであるはずだ。四属性の色を発してマギアとして生きているが、魔術師の魔力はそれぞれで、その中一緒にチカラを合わせるものを扱うのがエーテルだからだ。
今回の参加者を、見習いの中で多く募集したのはその理由もあるから。帰ったら、今回の経験を自分の研鑽によく活用することを」
「「わかりました」」
「まあ、撤収よ撤収。司令部もまだ解体をして、平凡の技術者さんたちの機材も全部乗せたら出発。馬車は長いから、パンを食ってみんな寝ましょう」
「現場での大魔術はこれで終わりだ。たぶんギルドに戻るとまたなんかあると思うけど、魔力お仕事は本当の本当に終了」
「「お疲れ様でした」」
そしてマギアたちはパンを配って一個ずつ食べて……平凡の、ギルドの職員たちが馬車を準備して、御者さんの平凡の技術者さんたちが荷物を全部乗せて、
全力が戻ったアクアたちに浄化されて完全に健康体に戻ったフラマの子何人と共に、
くる時と同じ馬車にまた乗ったおれの名前はエンブリオだ。
それぞれの魔力、ね……
ここの何日、ギルドにアリアの先生たちが素早く行き来をして、工事が順調に進んでいることも確認ができて、補給が一回。完璧にもとの計画通り回ってるここの何日間、引率のせんせいは気が狂いそうになったようで、堂の2人に聞いて……訊いたんだろうな?みんなであやしい木を刈り取るぞ、と言った。おれの考えではドルイドさんが結構素材として欲しがりそうなものをここで見たことがない草木だって切って焼いた。
もちろんデュラの人たちと技術者たちが作業を進むことを邪魔してまでではないけれど、でも別にいいんじゃないかな……と思ったが、どうやら彼女には変な木を残すことが許せなかったらしい。
まあ、おれも奇怪巨木との戦いでまだ残った、そして後半、死の雨が降ってからは使うこともそんなにできなかったフラマの魔力素材がいっぱい残っていたので、残ってもどうせ物資に戻すから使っちまえとせんせいが言うから、結構稀なチャンスだと変なカタチの木だけを取ったんだけど……(火のマギアはそれくらいはできる)
やはりちょっと珍しいものだと思われたのは何個か、自分の荷物に入れて「やはりドルイドは神秘的なものが好きなんだろうね」とかを生徒たちに言われた。




