郷立高志地霊学園6話
15年かけて手に入れたもの。二度と手に入らないもの。また、得たこと。最後まで忘れることなく貫き通す。
幻想郷において上位、更には最強の妖怪などがいるが、無意識にのみ目を当てれば
最強である。
無意識を利用することにより、外の世界からここへ来ることは可能。
ここへ来たいならば無意識を追い求めるのも得策だ。
もちろん相応の危険と隣り合わせだが。
詳しい方法は理論上不可能なので言わない。その人次第でもあるから。
無意識を追い求めて無意識に感情が生まれたらできるさ。
3年間かけてやっとさとりたちに出会えたものだ。
どれだけ地霊殿に行ったものか。
さとりたちも何度も目にしてきた。
しかし1つだけ分からないことがある。
趣味とかそのようなことではない。
それはこいしの能力の程度だ。
程度次第では操る相手の自我崩壊をさせることもできる。
仮に生物が無意識を失った場合、大変なことになりかねない。
歩くことすら自然にできないのだ。
ものを見て学ぶこともできないだろう。
勝負においては特に大変である。
とっさの動きがなくなり、敵が視界から外れた場合対処ができない。
反応が鈍ったり、混乱したりすることは大変危険である。
全ての記憶を意識に頼らなければならないため、いずれ脳内の記憶量に限界が来て自我崩壊に至る。このことから無意識は生物の原点とも言える。まあそれだけではないが。
自我崩壊は記憶量の多い、つまり長生きしているものほど影響が大きい。
紫たちに付け入る隙はこれを利用するほかない。
おっと、これは今考える必要もないな。
そうこうしている内に地霊総会議が始まった。ちなみにお燐とお空は参加していない。
忙しいからな。
学園にも行ってないし。
「まあ分かっていると思うが、2学期はあれがあるからそれに向けて備えておいてほしい。
8年前のリベンジをしよう。
まあ、俺はリベンジにならないけど。そもそも俺は霊夢とかにはあまり知られてないか?」
「そうよ。だから私はあなたがB組に目をつけられないように忠告しておいたわ」
B組は避けておくか。




