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郷立高志地霊学園 本編 東方地底秘話  作者: 梨月心夢(地底の小石)
郷立高志地霊学園
9/60

郷立高志地霊学園7話

「あれ?サコにぃってほとんどなかったよね?」

「今は全部で16個あるぞ。複合も合わせてだが。まあ、それがなくても15だからな」

「ふーん。(良かった…無くなってなくて)」

「これで終わりとしましょうか」

「お兄ちゃん、遊ぼ!」

「何をするんだ?」

「大○闘スマッシュシスターズしよ!」

「いいけど、お前が勝つだろ」

「じゃあ勝つまですればいいじゃん」

「そういう問題じゃないだろ。ああいうの慣れないんだよ。RPGとかレースなら得意だけど」

「今日はこれがいいの!」

「じゃあ今度はレースな」

結局、半日を費やすことになった…。

夜だな、寝るか。

ーーーーーーーーーーー

ここはどこだ?地上か?

俺は夢の中でも地霊殿に行く。

これがいわゆるサコクオリティーというやつだ。

じゃああの空洞(?)を降りていけば地霊殿だな。

地霊殿♪地霊殿♪

「ねえ…」

ん?気のせいだよな。

「待って……」

…今度ははっきりと聞こえた。

「誰だ?」

「え…?私……は………よ。お願い…………いで。待……………サ………………コ…………………」

「え?ちょっとお前は……?」

ゴトン。

あーあ。夢オチかよ。

…嫌な朝だな。

なぜ名前を知っている?

あの声はさとりでもこいしでもフランでも姉様でもない。

夢の中にも関わらず姿すらわからなかった。

しかも4月2日に見た夢だから自分と無関係なはずがない。

とりあえずあまり深く考えないようにしよう。

能力上仕方ないことかもしれない。

ガチャ。

「おはよう。あら、もう起きてたのね。

支度をしましょう」

そうだった、学園に行かなければ。

その日の登校中のことだった。

「ねぇねぇ。サコにぃはここに来て何年なの?」

「3年じゃないかな」

「………そう…なんだ」

この時俺は気付くことができなかった。

こいしが悲しみの表情を浮かべていたことに。

そして誰にも聞こえない声でつぶやいた。

「忘れているんだね……。

自分のこともあの人のことも…」

この時から日常の歯車は狂っていった…。


プロローグ

未昔の4月2日

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