13.授業開始
授業のカリュキラムは、入学試験の科目、国語、数学、魔法理論、外国語、法律、貴族の常識、魔法実技、剣術実技は必須科目とのこと。選択科目は、薬学、魔法陣、領地経営、商業取引、地理、歴史、第二外国語、乗馬とのこと。
寮に帰って、同室の者と相談した。すると、選択科目は薬学、魔法陣、商業取引、第二外国語、乗馬となった。
この履修科目を次の日提出した。
今日から授業である。まだ履修科目の提出がまだの人もいるのでしばらく午前中は必須科目、午後は実技となる。
1限目の授業は国語、言語理解のスキルがるので、内容はほぼ完ぺきに理解できる。2限目は数学、昔は苦手だったはずなのに、祠に勉強方法を教わって、例題と解き方を丸暗記したら、問題を見ただけで解けるようなった。
そして、今回学院の教科書を見た時、まったく新しい問題のはずなのに、なぜか「易しい」と思ってしまった。そして、習ってもいないに回答が分かってしまった。不思議である。
午後は魔法実技。さてこれが問題である。私は生活魔法と言っているのであまり強い魔法は使えないことになっている。
込める魔力最小限、これが難しい。あれからも寝る前に魔力を使い切って寝る習慣を続づけてきた結果、私の魔力量はほぼ無尽蔵、でも私の魔力量を知られるわけにもいかず、脂汗を流しながら魔法を放った。
周りの生徒には、
「あれだけ必死になって、あの魔法、生活魔法は大変ね」
同情と蔑みが一緒になったような評価を受けた。
次の日の午前中は魔法理論と外国語。魔法理論は苦手教科、ただ聞いているだけであった。つぎの外国語は言語理解のスキルで完璧だった。午後は剣術の実技、男子は剣術が得意だが女子はあまり得意でない。私は女子ではかなりのレベルだと思った。
このようにして学院の授業が始まった。最初はついていけるかなと思ったが、始まってみると割とすんなりと付いて行ける。難しいのは魔法理論と法律と貴族の常識ぐらいで、みんなが苦労している数学は私としてなぜか問題なくわかる。むしろ先生の知らないことまでふっと頭に中に浮かんでくる。また、魔法陣も以前祠さんが言っていた「重ね合わせ」という考え方を用いると、すんなり理解できる。さらに分解した魔法陣に鑑定を掛ければ完璧に理解できる。
数学と魔法陣は周りの分からない子に私が教えるようになった。すると今まで貧乏貴族ということで相手にされなかった私だけれど、クラスでも割と重宝されるようになった。
今私が真剣に取り組んでいるのが薬学である。休日はあのおばあさんのポーション工房でバイトに明け暮れている。
私の魔力量は多いようで、普通だと、ポーションは1回錬成すると魔力切れらしいのだけれど、私は連続して何度でも錬成できる。だからかなりの金額をもらっている。
最近は出来たポーションを冒険者ギルドへ持っていくのは私の役目になった。朝からポーションを作って、出来たポーションを帰りにギルドへ持って行って納品という流れである。
しかし、これは潜り、今はおばあさんが作ったことになっている。私はその手伝いをしていることになっている。それで薬学を受講してポーション師の資格を取りたいと思っている。そうすれば私の名前で納品できる。




