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人生ついてない彼女の転生スローライフ  作者: 春人


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歴史の勉強



 朝起きてからのルーティーンができた。庭に行って水やりをすること。芽もまだ出てない花壇に話しかける。走って部屋に戻るとマリザとセシルが待ってくれてる。


「おはよう!ただいま!」


「おはようございます」


「おかえりなさいませ」


「「お嬢様」」


 2人で声をかけてくれる。朝起きて少し本を読んで走っていく。帰ってきてからも着替えて朝食まで本を読む。


「持ってきた本は魔法系のことばかり書いてある歴史の本でした」


「何千年も前の歴史書ですね」


「昨日読んだのも魔法が出てきました。魔法を使える方が排除されて行ったとあったんですが、貴族も魔法がもちろん使えてたんですよね?」


「そのはずです。むしろ高貴な方こそ魔法が使える人が多かったはずです」


「ギロチンにかけられた貴族名簿と名前を照らし合わせると何か出てきそうです」


「すぐわかりそうですか?」


 セシルが聞いてくれるけどわからない。

うーん......本当に繋がりがあるのか、書いてあるかわからない。


「全然わかんない」


「なら一生懸命調べて勉強しましょ」


 うん、勉強しないとダメだね。わからなくて悩むぐらいだったら聞きに行っちゃうかな。


「自分で調べるより、聞きに行った方が早いかな?」


「早いかもしれないですが、本を読むのがお好きなんですから読んでから聞きに行っていいと思います」


「そうかな?いつでも会えるってなってはいるんだよね?」


「はい。すぐ飛んできてくださると思います」


「だったら、自分でできるだけ頑張ろうかな」


 ご飯食べたらすぐ図書室行こ。


ーーーーー


「また本探してくれる?」


「はい。お任せください」


「飲み物とチョコ置いておきます」


 セシルは図書室にもミニ机持ってきてくれた。机にオレンジ水とチョコ、歴史本を3冊広げて読み進める幼児。何とも言えない光景だな。


 魔法に関してもわかったことはある。私も貴族なんだったらもしかしたら使えるかもしれない?可能性はあるよね?なんか身分高そうだし。だからお兄様は興味があるのかな。

ーーー考えても分からないな。寝る前に集中したり瞑想とかしてみようかな。


 この国の王様は血筋を何よりも大切にしてたみたい。"長子が必ず跡を継ぐ"これが絶対だったらしい。今もそうなのかな?優秀じゃない人が継いだら終わりに決まってるじゃん。5歳児でもわかる。勇者とか書いてあったけど、勇者は貴族じゃないみたいだし。もしかして大事にされてなかった?


「マリザ!」


「どうされました?」


「"長子が必ず跡を継ぐ"って今も?」


「そうですね.....必ず長子がという決まりはありません。長男が優秀なら、長男が継ぎます。次男が優秀でも。ただ、長男が優秀でない場合は次男でも三男でも女の子でも後継になれます」


「それはいつから?」


「私も詳しくは分からないんですが、革命後だと認識してます」


 マリザは平民だ。お兄様が通ってるような学園には通ってないらしい。

そうだよね。繋がりが必要なかったり、お城とかで働くなら違うけど、1日でも早く働けるならそれが良いと私も思う。


「お父様に聞こうかな」


「お取次しましょうか?」


 どうしようかな......


「もう少し調べてみます」


「かしこまりました。すぐにお取り次ぎいたしますのでいつでもおっしゃってください」


 マリザには本探しに戻ってもらって、歴史書を読む。



ーーーーー


 読んでわかったことは……色々よく分からなかった。ってこと。お兄様の教科書見せてもらおうかな。


「お嬢様。そろそろお部屋に戻りましょう」


「もう、そんな時間?早いね」


「集中してるとあっという間に時間が過ぎてしまうものです」


 確かにそうかも。時間が足りない。早く大人になりたいかも。


「マリザ」


「はい。お嬢様」


「お兄様に教科書、借りられるか聞いてほしい」


「教科書ですか?」


「教科書とかだと最近の歴史とか、重要なところだけ載ってたりするかなって思って」


「確かに、お借りする考えは良いかもしれないです。お願いしてみます」


 とりあえず気になることは解決できるかな。


「あと」


「はい」


「木登りがしたいの」


「...木登り?」


「はい。木登りがしたいんだけど、お庭の木ってどれに登ってもいい?」


「...奥様に聞いておきます。あとクマさんにも」


「お願いします」


 本読むのは楽しいけど、外にも出たい。木登りはできそうな気がする。湖とかに飛び込みたい。歴史の本を読んで冒険話を見たからか、外で遊びたい。


 部屋に戻るついでにお庭に寄る。水やりをして話しかけてから戻る。



「お嬢様、何飲まれますか?」


「ホットチョコお願いします」


「かしこまりました」


 寝る準備が終わったら、本を読みながら寝る時間まで過ごす。


「ホットチョコです」


「ありがとう!」


 甘くて温かいホットチョコが寝る前のお気に入り。虫歯になりそうだけど。


「お嬢様。今日も見つからなかったです。歴史関係の本もなかったです」


「やっぱりちゃんと仕分けされてるよね?」


「はい。3がないのを旦那様にお尋ねしてみようと思います」


「...お願いします」


 別に怒られるようなことじゃないし、お兄様にも教科書見せてもらうんだから大丈夫でしょ。


「木登りのこともちゃんと聞いてね」


「かしこまりました」


「もうそろそろお休みになりましょう」


 もうそんな時間か。時間経つの早いな~


「お休みなさい」


「「おやすみなさいませ」」


 毎日、一緒だな。



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